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ひとのこころをいやすもの

2020-11-06 17:55:37 | 日記

おだやかな日だった。風も心地よく、あたたかい。夕方はオレンジ色の夕焼けがうつくしい。午前中が陶芸教室で、2つほど作品の形を仕上げたので、疲れた。修正がきく段階の時はいいのだが、仕上げの削りなどは手の感触を響く音とで仕上げていく。修正がきかない。

昨日も感じたのだが、ひとが大自然を前にした時は脳が活性化するという。それは大自然に対する自分の小ささを感じることからだという。これを脳科学ではAwe(オウ)体験というそうで、自然の広大さを前に「自分を小さい」と感じるとき、人は非常に謙虚な気持ちになり、そして素直に感謝の気持ちを持ち、 その結果、前向きにもなり「世の中のため、誰かのために役立ちたい」という思いを強くするそうだ。

さまざまなものがひとのこころをいやす。それは絵であったり、音楽であったりもする。今、私は「釣鐘型」の癒しの陶灯を作っている。釣鐘の丸みの部分に触れるとホッとする。そこにやさしい色のさくらを映し出そうと思っている。これで4つ目になるが、だんだん難しくなる。前にできていたことが出来ない。おそらく、1年目の壁なのだろう。何事にも自分の無力さを感じる壁はくるようだ。

1つ目を完成させて、一区切りに掃除などし始めた。あら?いい香りがする。先生が自分の香炉で香を焚いていてくれた。桜を彫りこんだ香炉だ。香りもひとをいやすものになる。

もう少しでさくらの陶灯シリーズの3つ目が焼きあがってくる。謙虚で素直な気持ちを込めて作ったつもりだ。だれかのこころをいやすものになるといいと思う。


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