gooブログはじめました!

あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

埋め込まれた運命のチップ

2021-05-27 17:50:07 | 日記

昨夜はスーパームーンを見ることができなかった。満月は南中するのが真夜中だから、高度が低いこともあったが雲が多い。ネットで見ていたが、なにか物足りずにやめてしまった。同じ月を見たかっのに残念。今日は朝から冷たい雨が降り続いている。さすがに出かける気にはなれない。先日の陶芸展の写真をプリントすることにした。YouTubeで音楽でも聞きながら作業しようと思った。画面に出てきた「過ぎし日のセレナーデ」をまた聞こうと思ったのが間違いだった。音楽だけでなくハイライトシーンが流れている。上品で美しい高橋惠子(志津子)が、田村正和(榊孝之)のもとに「今行かなくては、後悔するから」と走っていく。これで調子が崩れた。今日はのんびりしよう。

そういえば、遠い記憶の中から思い出したことがあった。田村正和さんの奥さまのことだ。叔母がOL生活に疲れて、住み込みのお手伝いさんになったのが、田村正和さんの奥さまの実家だった。まだ、ご結婚前だったと思う。素敵な女性だったのだろう、大スターのKさんともお付き合いがあったとか。今考えると、田村正和さんとの結婚の方がしあわせだったような気がするが・・・。

高校時代のお友達たちは、大学卒業後2,3年すると結婚する人が多かった。その一人の新居へ遊びに行った。ご主人はある電機メーカーのエリートだった。ピカピカの電気製品はもちろんそのメーカのものだったのを覚えている。びっくりしたのは、ご主人が彼女が高校時代に憧れていた先輩にそっくりだったことだ。帰り道、みんなで「好みは変わらないのね」と話した。私の一番の親友はお父さまが東大出の小児科の開業医だった。お兄さんがいて、五浪くらいしてある私大に入った。彼女は銀行に勤務して、高卒の男の人を好きになったがお父さんに大反対されて、諦めた。お父さんまは東大以外は大学ではないという人だった。それへの反抗か彼女はなかなか結婚しなかった。最終的に、結婚したのは東大でのエリートだった。

なにかそういう運命のようなチップが体に埋め込まれているのだろうか。この年齢になって、なにが幸か不幸かわからないが、その選択がよかったのだろうなぁと思う。結婚とはそういうものなのではないだろうか。山があって谷があっても一緒にやっていくものだろう。

どうにもならない運命のチップがあるのだろうな。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 普通の暮らしの大切さ | トップ | 御里が知れる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事