半そでで歩ける暖かさ。(暑さ?)昨日は朝は5分ほど暖房を入れたのに。今日はどうやら聖火ランナーが湖北に向けて走るらしい。町は静かで関心が薄い。話題になるのは(高齢者には)ワクチン接種だ。もうすでに接種した方もいる。あまりあせることもないのだが、近所に主治医というほどのお医者さんもいないしアレルギーが気にもなる。
さすがにコロナ関連の(オリンピック開催も含めて)番組は見たくないので、あさドラの後もチャンネルをそのままにしておいた。朝ドラ「おかえりモネ」のサヤカさんこと夏木マリさんが出演されていた。話題の髪の毛の色もそうだが、今日は髪型が素晴らしかった。たぶん小顔なので似合うのだろう。でも、私は彼女の目元や額の「しわ」がうつくしいと思った。変に若々しく見せようとしわやらを隠す女優さんも多いのに、いいなぁ自然体でと思った。美人だけが勝負の今の女優さんには出せない味だ。「雰囲気のうつくしさ」を見習わないと。
「御里が知れる」という言葉があるが、ともすると差別用語に思われる。「御里」は実家を表す尊敬語・美化語だという。言動の端々に現れる生い立ちや経歴を表すらしい。若い時は諸々の要素がその育ち等を見えなくしているが、(若いというだけでうつくしいから)この年になると、そうはいかない。生い立ちもそうだしどう生きてきたかもが外に現れてくる。もはや、若さという特権がないと、しわはうつくしくもなり、ずるさにもなる。言葉もそうだ。滋賀の言葉なのかしれないが「あんたなぁ・・・」という言葉がある。どうも好きになれない。「あんた」がいけないのだろう。昔、草柳大蔵さんが「口元のうつくしい人が減っている」と言っていた。への字に曲がった口元の人が増えた。食事の箸の作法もそうだ。そんなことをいうとおばあさんだと言われるが、おばあさんがうつくしく見えるのはそんなことでしかないだろうな。
ばあさまも白髪、しわが増えても、やさしくうつくしいおばあさんでいたいと思った。
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