今日もお別れしないでいい日になった。夕方からは「やらずの雨」のようだ。ぶろぐにも書いた「相合傘」を思い出した。なんで高校時代のことをそんなに覚えているのか。作られた記憶かもしれないが、長いまつ毛の先に光っていた雨と濡れた白いYシャツが印象的だった。
昨夜、親友と長電話をした。明日、神奈川で会えるはずだったがコロナウイルスで中止になった。母のしてくれた刺繍の話をしたら、そんなことに気が付く私を素敵だといってくれた。そうしたら気が付くことがあまりにも多く出てきた。それは母のことが多かった。母の娘に対する期待からしてくれたことの多さに気が付いた。自慢の娘だったのだなぁと。
そっと愛情を持っていてくれたのだなぁ と気が付くことも多い。祖父母に両親に親せきに大事、大事に育てられた私は、「すなお」というプレゼントをたくさんもらった。だから、いつも周りの人に愛されていた。気が付かないことが多かった。自分に自信がなかったからだろうし、自分のことしか考えていなかった。
許されないような想いをそっと大事にしてくれた人もいた。年齢の差は関係なく想いを寄せてくれた人もいた。今は、「ああ、愚かにも気が付かなかった」ではなく、ただその気持を受け入れている。そして、その時にその人をいとしく思い出す。
その想いに包まれて幸せを感じている。そして、いまひとつ大事にできる想いがあることが私を支えている。
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