のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

D50 SHADOWZ Live!!

2008年06月23日 21時32分03秒 | 音楽鑑賞
先月に続いて、今月もD50 SHADOWZ さんのライブを
楽しむべく、姪浜駅北口近くの「オールマン」さんへ。
ワタクシにしては珍しく、4月から怒涛の勢いで
音楽と親しんでいます。音楽に浸りきっています。

今回のライブは所用を済ませてから向かったため
途中参加となってしまいました。
生憎の大雨で、朝から大丈夫かなぁと心配していましたが
案ずることもなく、屋根完備のライブハウスでは
大雨が影響することもなく。
お客様も前回以上に多く感じられるほど。
D50 SHADOWZさんたちも梅雨のジメジメを吹き飛ばすような
熱いライブを繰り広げていらっしゃいました。

途中から入ったワタクシは
若干、乗り遅れてしまったような感じがして
少しおたおたしてしまったほど、お客さんとメンバーさんの
距離が近いライブが繰り広げられていました。

幸いにも友人が一番前の席を陣取ってくれていたため
遅れて行ったにも関わらず、休憩時間に一番前をゲット。
ありがとー!純一君!

やっぱりライブは素敵!
音と近くて、音楽に包み込まれるような感覚が気持ちいい。
ボーカルさんの暖かい歌声も好き。
楽しそうに音を奏でるメンバーさんも好き。
何よりメンバーを包み込むような笑顔で
ドラムを叩く鬼平さんがとっても素敵。
鬼平さんのフリートークにも温かい人柄がにじみ出ていました。
暖かいけれど、厳しい。
音楽を愛するものとして、一バンドメンバとして、
音を聞かせようとしている他のバンドの方々の技術力には
「人に聞かせる以上は」という厳しい目線も注いでいて、
音楽への愛情を感じました。
きっと、その厳しい目線の裏には、
自分たちのバンドや奏でる音楽や自分たちの技術に対して
誇りがあるからこそ、なんだろう、と思うのです。

先月に続いてのライブ鑑賞で
少しずつ耳なじみのある曲も増えてきて、より一層、楽しめました。
とは言え、まだまだ「好きな曲」と「曲のタイトル」が
一致しないへなちょこっぷりが目立つ観客ですが。

そんなワタクシにとって、今月から始まったと思われる
ミニペーパーのサービスは大変嬉しいものでした。
A4用紙の右半分には、 D50 SHADOWZ さんのオリジナル曲の
タイトルと歌詞、左半分にはその曲のイメージで書かれた
オリジナルショートストーリが印刷されたもの。
曲に込めた思いが歌詞からもショートストーリからも伝わってきて
ライブの後も楽しむことができました。

嵐ライブ!

2008年06月21日 00時20分35秒 | 音楽鑑賞
会社の先輩から「嵐のライブ、行く?」と誘われて、反射的に
「行く!」と答えてしまい、一昨日、ドームに行ってまいりました。
予定がない限り、お誘いを受ければ、反射神経で
「はい!」とか「行きます!」とかノリノリで答えてしまうので
本当に「うっかり」行くことになったわけですが。

・・・嵐の曲って知らないかも。
ワタクシ、小さい頃からものすごく勤勉に働かれている
ジャニーズの方々はもれなく尊敬しているので
ジャニーズ勢のことは、ついつい温かい目で見守ってしまうのです。
だって、年間の休日が3日とか4日ですってよ?
そんな生活、耐えられないっ。
なのに、いつも笑顔。
ちょっとビミョウな衣装だって、躊躇なく着こなしてるし。

と、こんなにも暖かい目線で見守っているだけあって
メンバーはかなり知っている方だと思うのです。
なんなら、どのお方も、割と「好き」かもしれない。
小さい頃から見守りすぎて、親戚のおばちゃん目線で好きかもしれない。

でも、親戚のおばちゃん目線だから
歌なんて注目してない。聴いてない。
聴いてるかもしれないけど、意識に残ってない。
どうしよう。
合いの手とか多分入れられない。
丁度いいタイミングでジャンプなんてできない。
つーか、メロディについていけるかどうかもわかんない。
だって、嵐ってラップみたいな曲だった気がするし。
ワタクシ、リズム感のなさはかなり自慢できるほうだし。

と、ライブが近づくにつれておたおたしていたのですが。
同期から
「大丈夫!ジャニーズのライブはエンターテイメントだから!
 サーカスとか舞台とか見に行く感じで楽しめるから!」
と太鼓判を押されてドームに向かいました。

すごかった!
楽しかった!!
本当に行く前の心配はまったくの杞憂でした。
反射神経で「行く」って答えてよかった。
行く前の不安に負けて
「急に出張に行くことになっていけなくなりました。」
なんて連絡しなくてよかった。
(本気で悩んでました。)

ジャニーズの「お客を楽しませる姿勢」のすばらしさに
最初から最後まで感心しっぱなしの3時間でした。
すごいわ、あのプロ根性。
そして、すごいわ。あの人心掌握の術。
幹部社員研修の一環として、このライブを
幹部社員の方々に見てもらってもいいんじゃない?
というぐらい、ドームいっぱいの観客の心を掴んでおりました。

最もすごいなぁ、と思ったのは
広い広いドームで端の端の端にいる観客に
「遠い。」と感じさせない技術、工夫、そして努力。
ステージの配置を工夫して、可能な限り
観客の近くに行ける様にし、更にはそのステージさえからも
飛び出せるように、デパートの屋上にありそうな乗り物を用意して
観客の近くに行こうとしていることを分かりやすくアピール。

「ステージより近くに来てくれている」
この事実だけで、お客様の満足度一割り増し。
実際にはまったく近くないけれど
それでも「努力してくれているんだ」っていう嬉しさを味わえます。

ただ、どんなに努力をしても、ドームだと
奥の奥の奥のほうは、やはり遠いのです。
それも頻繁な声かけと細かい目配りでカバー。
「奥の子たち、見えてる?」とか
「そっち、大丈夫ー?」とか「わざわざ」の声かけをしてくれたり
観客席を指差しで指定してから手をふってくれたり
「あ!今、私たちのゾーンにかまってくれてるんだ!」
ということが分かるように行動してくれるのです。

すんごくナチュラルに、
ドームいっぱいの人々の注意をそらさず
思いっきり、楽しませていました。
ワタクシもすんごいナチュラルに
「へい!」とか言いながら片腕あげてました。
嵐のメンバーが合図してくれたところでジャンプしてました。
・・・でも、ラップにはのれませんでした。
勢いで、のれるかも!と思ったけれど、勘違いでした。

でも、楽しかった。
大野君、大好きになっちゃいました。
この勢いだと、間違いなく7月からの新ドラマ「魔王」を
見ちゃいそうな勢いで好きになりました。
歌もダンスもうまいのに、フリートークのコーナーでは
ほとんど喋らないところとか、メンバーに
「そこの不幸そうな人」と呼ばれて
素直に近寄っていくところとか。
どこまでも「控えめ」な感じがものすごく面白くて
中盤以降、ひたすら大野君を目で追ってました。

先輩に「大野君のかっこよさに気付きました。」と訴えたところ
「あぁ・・・。そっちに行っちゃったか。」
と、ため息をつかれましたけど。
妹にも大野君のかっこよさを熱く語って、断固拒否されましたけど。

とにかく3時間、思う存分、楽しめたライブでした。
あ。正確には、思う存分楽しめたのは、2時間40分ぐらい。
先輩方は大分から来ていたため、2時間40分を過ぎた頃
「これ以上、おったら、バスがなくなるけん!
 じゃあね!のりぞうちゃんは最後まで楽しんで!!」
と、バタバタと帰っていかれたのです。

ぽつんと取り残されました。たったひとり。
横には空席が3つ。

・・・・空席3つって、かなりドキドキするんですけど。
4人の空間にひとりって、割りと目立つ感じなんですけど。
満員のライブでは特に。
見通しがよいだけに、アンコールのときは
ワタクシのひとりジャンプがものすごく目立ちました。
ひとりで行ったわけでもないのに、
ものすごい孤独感を味わえました。

本田雅人With矢野沙織

2008年05月18日 20時55分20秒 | 音楽鑑賞
会社の先輩に誘われて本田雅人With矢野沙織のライブに行ってきた。
はっきり言って、音楽もJazzも詳しくはない。
本田さんのことも矢野さんのこともごくごく一般的にしか知らない。
それでも十分に楽しめる迫力のライブだった。
それだけしか知らない私でさえ、一曲聴いただけで
本田さんのすごさが分かったライブだった。

とにかく本田さんの音が美しい。
ふたりアルトサックス奏者がいるからこそ、音の違いが際立つ。
勿論、ふたりの経歴を考えると、
比較するほうが間違っているのだと思う。
なにせ、矢野沙織さんはまだまだ21歳。
彼女の父親と本田さんが同い年なのだという。
その年齢(経験)の違いを見せ付けてくれる演奏だった。
ものすごいスピードで演奏をする
本田さんの指に目が釘付け。
そして、そのスピードにも関わらず、
流れ出る音の柔らかさ、美しさに
魔法を見ているような気分を味わった。

まったく音楽に詳しくないのに
彼のすごさが分かってしまうことが
すごさの証拠になるのだと思う。

そして、演奏時のみんなの楽しそうな顔。
音楽をする人たちの楽しそうな顔が大好きだ。
お互いに認め合い、音を楽しんでいる姿が大好きだ。

帰宅後、改めてT-Sqareの曲を聴き直し、
高校時代を思い出して少し切なくなった。

D50 SHADOWZ Live!!

2008年05月15日 20時11分39秒 | 音楽鑑賞
昨年、友人に誘われて行ったライブで
思う存分、楽しませてくれたコメッツさん。

実はその後、一部、メンバーが入れ変わり、
バンド名も「D50 SHADOWZ」と新しくなって
再始動しておりました。
再三、誘われていたにも関わらず、
色々と用事が重なっていけなかったライブに
先週末、ようやくようやくようやく行ってきました。
場所は前回と同じく姪浜にあるオールマンです。

ベースの臼杵さんとドラムの鬼平さんが新しく加入し
声が好きだなぁとほれぼれ聴いていたギター&ボーカルの
行徳さんとカットビさんは残留です。
「すっごくよくなったんだよ!
 ちょう!!かっこいいから!!」
と宣伝されていた新生コメッツ、改めD50 SHADOWZ。
宣伝どおり、ものすごくかっこいいライブでした。
そして、ライブをしているメンバーひとりひとりが
心から音楽を楽しんでいることが伝わってくる
ものすごく楽しそうなライブでした。

私は勿論、音楽を楽しむためにライブに行っているわけですが
音楽を楽しんでいるメンバーさんの幸せそうな顔を見るのが大好きで
思いっきり笑顔で歌ったりギターを弾いたり
ドラムを叩いたりしている人たちの幸せそのものの顔を見たくて
ライブに行くのかなぁ、と思いながらライブを楽しんでいました。

思わず、そう思ってしまうほど、
メンバー全員が楽しそうでした。
でも、見ていて一番、幸せをおすそ分けしていただいたのは
ドラムの鬼平さんでしょうか。
難しそうなドラムテクになればなるほど、
笑顔になっていく鬼平さんに胸キュンでした。
でもって、リズム感のない私には到底無理!なあのテクニック。
テクニックだけではない迫力。
今回、初めて、一番前の席でライブを楽しんだけれど
一番前はやはり音の迫力が格段に違っていてすばらしい!
音の迫力がすごすぎて、途中から胸が弾んで楽しくなって
不可解にも「ワハハハハ!!」と笑い通しでした。
ライブを見ながら、大声で笑う女性客。

・・・都市伝説になりそうな怖さです。ちと反省。

さてさて、D50 SHADOWZは精力的に活動を行っている模様。
6月21日には、またもオールマンでライブがあるそうですので
お近くの方は是非♪

東京スカパラダイスオーケストラLive!

2008年04月30日 19時05分44秒 | 音楽鑑賞
3度目の東京スカパラライブ!
今回は、誘ってくれた方の
「少しずつレベルアップしなきゃね!」という言葉により
初めて行ったライブでは敬遠した1階席です。

1階席オールスタンディング!
非常に若者ちっくで会場についてからもどきどきです。
「オールスタンディングってどこにいてもいいってこと?」
「どうします?この辺りにいます?」
「あんまり前に行き過ぎて、押しつぶされるのもこわいもんね。」
怯えまくり。

しかし、始まってからは前回同様
何もかも忘れて、音楽を心から楽しみました。
思いっきりジャンプ!音楽にあわせて自由に体を動かします。
音と動きが合ってないことなんて気にしない、気にしない。
要は自分が楽しけりゃいいんでしょ?てなもんです。
開き直りです。
というよりも、音が頭の中いっぱいに鳴り響いて
頭だけでなく、体もも心も独占。
メンバーの茂木さんの言葉
「今日は心を空っぽにして楽しんで。」
を計らずも実践してしまいました。

今回のスカパラさんのライブは照明のかっこよさが
非常に印象に残りました。
少しアダルティな感じの赤のライティングで始まり
ゴージャスな金色の光や赤、紫のカラーを多く用い
「オトナの渋み」を前面に押し出した感じ。

来年で結成20年。
自分の好きなことを信念を持って貫いてきたグループだからこその
自信と誇りがこちらにも伝わってくるかっこいいライブでした。
うん。無条件でかっこいい。
それは彼らの日頃の努力の積み重ねのもとにあるライブだってことが
ダイレクトに伝わってくるからだと思うのです。

1階席だけあって、メンバー全員が非常に近かったのも
大満足の理由のひとつ。メンバーの表情もしっかり見えました。
みんなすごく楽しそうに、幸せそうに、満足そうに
終始笑顔で演奏してました。メンバーの幸せそうな顔と力が
観客に元気と幸せと笑顔を与えてくれる。
こういうのをタレント(能力)って言うんだろうな。

ライブが最高潮に達したのは
ゲストボーカル伊藤ふみおさんが登場した「Pride Of Lions」。
ワタクシ、伊藤さんについての認識が今ひとつでしたが
会場のみなさんは大喜びでした。伊藤さんも大喜びでした。
ワタクシも初めて生伊藤さんを見てすっかり虜となりました。
ゲストボーカルなのに、ゲストと感じさせないぐらい
スカパラに馴染んで、スカパラの音楽を楽しんでいる姿が
すっごくかっこよかった!とってもまぶしかった!
華麗なジャンプとステップは今も目に焼きついています。

今回のアルバム「PerfectFutures」にはスカパラのメンバたちの
「狂い始めた世界でも確かな言葉(音楽)を聴いて欲しい」
という願いが込められているそうです。
つまるところ、ワタクシは彼らの音楽だけでなく
生き様が大好きなのです。

ワルツを踊れ/くるり

2008年03月30日 23時19分52秒 | 音楽鑑賞
昨日、行ったカラオケで久々に聴いたくるりの曲が
あまりに素敵だったため、くるり熱再燃。
帰宅して「くるり聴くぞー!!」とアルバムを録音していた
MD(!!)を探したのですが、見つからず。
そういえば、MDプレイヤーも壊れ気味だし
もういっそ、アルバムを買おう!!と思い立ち、
CDショップに急ぎました。

ふとした瞬間に、普段は隠しこんでいる「行動力」が
湧き出てくる模様。
というか、それぐらい久しぶりに聴いた「ブレーメン」に
心を鷲掴みにされたのです。
思わず、カラオケのラストで、
「もっかい歌って!」とリクエストしちゃいました。

でもって、本日、エンドレスリピート中。
岸田さんの優しい歌声とオーケストラの壮大な音の広がりが
見事に調和していて、聴いていると、心をぐぐぐっと動かされます。
アルバムの中では「ブレーメン」が最も好きですが
「ハヴェルカ」「スロウダンス」「スラヴ」などなど
それ以外にも素敵な曲がてんこもり。
聴いているうちにどんどんくるり熱が高まっています。
穏やかな優しい気持ちになります。

ジャケットの帯に書かれていた言葉があまりにも
このアルバムにぴったりで、思わず何度も読み返しました。

 「今、僕たちには喜びに溢れた音楽が必要だ。」

LINDBERG BEST

2007年10月20日 22時13分04秒 | 音楽鑑賞
カラオケで同期が歌ってくれたリンドバーグさんの曲
「every little thing every precious thing」を久々に聴いて
「この曲、やっぱりいいねぇ!!!」と大興奮してたところ
同期がベスト盤を貸してくれました。
1988年から1998年という、のりぞうが
どんぴしゃで「懐かしい!!」と興奮してしまう時代の曲たちです。

実のところ、当時はリンドバーグさんのことが苦手でした。
この元気いっぱいでいつも飛び跳ねてる感じが。
特に「今すぐKissMe」や「恋をしようよ Yeah!Yeah!」なんて
売れすぎてて、若干食傷気味だったこともあって
「もういいよ。そんなに流さないでおくれよ。」
と想ってたぐらいなのです。

しかし、更に10年も経つと、すべての曲が懐かしい。
最初から最後まですべてが
「聞いたことある!ていうか、この曲が売れてたときは
 のりぞうってば・・・・。」と当時の自分の思い出まで蘇ってきて
「あの頃」に浸れる曲ばかりとなってます。
曲も音も声も歌詞も歌い方もすべてが時代を感じさせるもので
あの頃はちっともそんなこと思ってなかったけれど
やはり売れる曲は、時代を象徴する何かが詰め込まれてるんだなぁ
としみじみと想いにふけっております。

全体的に元気な曲が多めです。
はじけるような歌声によくあった楽曲ばかり。
バラード曲も、渡瀬さんの声にパワーがあるせいか
しっとりとはしておらず、「元気」を感じさせます。

なのに、懐かしさのあまり、聴いているだけで切なくなってきます。
懐かしいという感情は寂しさと隣りあわせで
季節が秋だからでしょうか。妙に泣けて困ります。

新居昭乃「RGB」

2007年09月29日 15時35分35秒 | 音楽鑑賞
1. 昼の月            2. さかさまの虹
3. Little Wing         4. 黒い種
5. 月の家            6. ばらの茂み
7. 星の木馬           8. 叶えて
9. 祝祭の前(RGBmix)   10. 花のかたち
11. フォロー・ミー      12. きれいな感情
13. 空の青さ         14. 白昼夢

サンボマスターから久々に離れてみました。
というか、サンボマスターのもう一枚のアルバムを聴こうと
カバーを開けたら、このアルバムが入ってました。
・・・片付け方が大雑把ですみません。
サンボのアルバムは一体、どこにあるのやら。。。

久々に聴く新居作品。
相変わらず、透明感あふれる歌声で、心に深く深く染み込みます。
ワタクシ、音楽を聴くときについつい歌詞に注目してしまう傾向にあり
そのせいか、文章を書くときは音楽を聴けないでいるのですが
この方の作品は別。
歌詞より透き通るような声、幻想的なメロディが印象的で
むしろ、歌詞にまったく注目できてません。
聴いているだけで、体中から余計な力が抜けてく感じ。
昼下がりにまったりしながら聴くのもいいけれど
秋の夜長、月を眺めながら聴くと、アンニュイな雰囲気を楽しめそうです。

彼女の曲、キャラメルボックスさんの舞台でも使われてます。
そこにあるものを邪魔せず、でも、その場の雰囲気を神秘的、幻想的に
変えてくれるこの曲はキャラメルのファンタジー作品の雰囲気にぴったり、
と本日、聞き返しながら改めて思いました。

コチラで彼女の声をほんの少し、視聴できます。

僕と君の全てをロックンロールと呼べ/サンボマスター

2007年09月03日 01時01分29秒 | 音楽鑑賞
まさか自分がここまでサンボマスターにはまると思っていませんでした。
以前から、歌詞に気になるものを感じてはいたものの
叫んでばかりで歌詞を台無しにしている印象があって
近づくことすらしていなかったグループです。

本当に「ご縁」でライブに行き、生で数々の曲を聴き
そのパワーに圧倒されて、熱に浮かされるようにして
アルバム2枚を購入したのがつい一ヶ月前の出来事です。

今では、歌詞だけではなく、メロディラインも
かすれるような歌声も、全体の雰囲気も、
歌に対するスタンスもすべてが好きです。
サンボマスターは力いっぱい、限界いっぱいいっぱいで
こちら側に語りかけてくれます。妥協は一切しません。
「このくらいのパワーで」ではなく
「自分の持ってる物をすべてさらけだして」
ぶつかってきてくれている。

歌う、というよりは語る。
語る、というよりは叫ぶ。
それがサンボマスターです。

なのに、聴いてると、訳もなく、泣きたくなるような
胸がかきむしられるような衝動に襲われます。
心の中に「哀愁」が押し寄せてきます。

とは言え、やはり山口さんの歌声にしっかり耳を傾けられる
7曲目「戦争と僕」がこのアルバムの中では一番好みです。

「明日僕は 名も知らぬ街で名も知らぬ人を傷つけちまうのさ
 明日僕は 君を守るためと自分に言い聞かせて
                人を撃っちまうのさ」

サンボマスターの曲には
「言わずにはいられない思い」
「作らずにはいられない衝動」
がたくさんつまってる気がします。

LOVIBE/BROWN SUGAR

2007年08月19日 23時39分43秒 | 音楽鑑賞
1.INTRO                   2.BS
3.I'll be there 4 U feat.DIGITAL_Z   4.Dancehōo
5.CJMK -SKIT-              6.スペシャルデイ
7.PULI PULI feat.KING-K
8.ROCK DA AREA feat.Natural Radio Station
9.IRIE TIME              10.GO AWAY
11.Idren -SKIT-            12.WARNING
13.Future For Children        14.MIC SISTA -SKIT-
15.WANNA DO             16.LAST SUMMER
17.SHININ' STAR            18.Look at me soldier

■感想  ☆☆☆☆☆
 夏だからでしょうか?
 アップテンポの曲を聞くと、それだけでご機嫌な気持ちになれます。
 待ち合わせまでの30分に入ったCDショップで
 たまたま視聴したインディーズアルバムを聞いた瞬間
 「買おう!」と即決しました。

 オフィシャルサイトにて、視聴できます。
 コチラからどうぞ。

 とにかくかっこいい!
 女性にしては少し低めのドスをきかせた感じの声が特にかっこよさに
 拍車をかけてます。耳に心地いい声。

 たたみかけるような音の塊。
 夏なんだもの!汗をかいてなんぼよ!
 というような勢いでとにかく音がふってきます。
 さあ、音に合わせて、どんどん体動かして!
 音に乗って!乗って!がんがん踊ろうよ!
 そんなふうに誘われてる感じ。

 ぜひライブハウスで体全体でこの音を受け止めてみたい。
 かっこよさにしびれてみたい。
 聞き終わった後に耳がしびれるぐらいの大音量で
 がんがん体動かしながら、この音を楽しみたい。
 そんなふうに思われてくれる音です。
 聞いてると元気になります。
 夏を満喫するよー!!と叫びたくなります。

 どれぐらいかっこいいか、歌詞を眺めていただければ一目瞭然です。
 「パッと咲いて パッと散る それが女の生きる道よ
  ちまちまやってもしょうがない」
 「待たせたな よう兄弟 見せてやろう やればできるってこと」

 かと思えば、メッセージソングも。これまたかっこいい。
 「大人になれない親が子を殺し 富と名誉のため人は争う
  光と影の交差点で 今何を考えて生きるのか。」

 ま、かっこいいを連発してますが、彼女たち、私よりはるか年下です。
 私も年相応に「かっこよく」生きなければ。

 今年の夏は彼女たちとサンボマスターを交互に聞いてます。
 どうやら体は元気な音、熱い音楽を求めているよう。