のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

現状を見つめる

2005年12月20日 23時42分05秒 | 日常生活
人材開発研究会に出席し、異業種の方々と
今の仕事に対する情報や想いを交換。

メンバーのうち数名は、
入社当時からお世話になっている方々で
他社ではあるものの、自分の会社の先輩以上に
色々なことを話せる存在だ。

その大好きな先輩方から痛い指摘を受けた。
それも二名から。

入社五年目、惑いの季節。
新しい年が近づいている今だからこそ
来年のことについて、
ほんの少し先のことについて
真剣に考えていきたい。

5年後、10年後のことなんて想像もつかない。
ただ、来年の私が今の状態で
過ごすことだけは避けたい。
それならば、今の私から一歩足を踏み出すこと。
足踏みでもいいからもがき続けること。
それを忘れてはいけないと思った。

ついつい楽な方向に流されがちの
怠け者体質の私だからこそ
先輩方の愛情あふれる助言を心にとどめておこう。

日々感謝、そしてできれば日々成長。
そんな自分でありたい。

ワルのポケット

2005年12月20日 23時34分08秒 | 読書歴
■ストーリ
 デパートで万引きを繰り返し、学校では毎日乱暴ばかりで
 「手に負えないワル」という烙印を押されている
 セイゾウたち六年生八人組。彼らの行動の裏に隠された
 本当の理由とは?愛すべきワルたちの誇り高き日常を描き
 爽やかな感動をよぶ名作。

■感想 ☆☆☆
 灰谷作品との出会いは高校生のとき。
 「太陽の子」で衝撃的な出会いを果たした。
 それ以来、彼の作品は数多く読み続けている。

 彼の作品は徹底的に子供たちの目線に寄り添い
 「教える」教育ではなく「学びあう」教育を訴えている。
 その姿勢はときに極端に偏りすぎていて
 批判を受けることも多い。
 この作品もちびっこ8人組が万引きをするという設定に
 発表当時は批判が相次いだようである。

 だが、作者は決して「万引き」を奨励はしていない。
 「万引き」という行為を頭ごなしにしかりつける
 大人たちを批判的に描いているが、
 「万引き」をする主人公たちのやりきれない思い、
 自分たちが悪いことをしているという自覚も
 きちんと描かれている。

 それでも万引きをしてしまう主人公たちの家庭状況
 社会の不公平さは、今なお存在している問題で
 まったくもって古さを感じさせない。

 私は子供たちにここまで寄り添うことはできない。
 子供たちに寄り添いたいと願ってはいるものの
 今は、ついつい叱ってしまう中途半端な大人だと思う。
 「教育」は難しいし、覚悟が必要だ。
 今の学校にこの本に登場する先生のような
 覚悟を持った人がどれだけ存在しているのだろう。

 そう考えると恐ろしい。

野ブタ。をプロデュース

2005年12月20日 23時16分40秒 | テレビ鑑賞
■のりぞう的2005年秋クール2位
■土曜夜21時放送
■出演:山下智久、亀梨和也、堀北真希
    戸田恵梨香、夏木マリ、忌野清志郎

■ストーリ
 着ぐるみに身を包むよう自分自身を演出し、人気者として
 君臨する2年B組・桐谷修二。周囲をうまく盛り上げる
 クラスのリーダー。そんな修二の唯一苦手な人物が、
 同じクラスの草野 彰。彰は優柔不断でおっちょこちょい。
 ちょっとピントがずれていてクラスでも浮いた存在の生徒。
 そんなある日、修二の通う隅田川高校に転校生がやってきた。
 転校生の名は小谷信子。外見に無頓着で自身を飾ることをしない
 暗い印象を持つ、修二とは正反対の少女だった。
 ひょんなことから修二は信子を人気者にするプロデュースを
 引き受けることになる。

■感想
 裏で「踊る大捜査線」が二週にわたって
 放映されていたため、初回も第二回も
 まったく見てませんでした。
 日テレさんも、ちゃんと危機感を抱いていたようで
 第3回放映日の昼に一挙再放送。

 たまたま家でのんびりしていたため
 だらだらと見ていたら、はまっちゃいましたとも。

 もともと好きな脚本家さんだったので
 「うーん。」と迷ってたんですけれど
 なにせジャニーズだし。。。と
 変な偏見があって敬遠してたのです。

 けれども、ジャニーズ臭はあまり漂うことなく
 どちらかというと脚本家さんのテイストが
 しっかりと漂ったほんわか不思議な作品でした。

 確かに「青春ドラマ」で
 思春期特有の悩みを抱えた主人公が描かれているのに
 その描かれ方が飄々としていて
 まったく肩に力がはいっておらず。
 そして、子供たちを囲む大人たちが
 どこまでも優しく暖かく「正しく」
 まっとうに子供たちを愛して見守っていて。
 適切な距離感でさりげなく
 悩んでいる主人公たちにアドバイスする姿勢が
 本当に素敵なドラマでした。

 また、主要人物三人が本当にいい子たちばかりで
 真剣に友達になりたい!と思わせてくれる子ばかり。

 自分にとって大切なものを見失うことなく
 クラスで「うざいやつ」と思われていても
 動じることのない彰。

 自分が辛い状況になっても
 傷つけた人のことを思いやれる優しさを持ち
 優しすぎるが為に傷ついて傷ついて
 人に対して臆病になっていた野ブタ。

 「人気者の自分」を守るため、と偽悪的な自分を
 装いつつも、結局は「誰かの為」に動き続けている修二。

 不器用で優しい三人が少しずつ心を通わせていき、
 互いになくてはならない「仲間」になっていく。

 しみじみと考えさせられる場面あり
 くすりと笑える場面あり
 ファンタジックな展開あり
 と盛りだくさんの内容でひたすら楽しみました。

 ・・・告白すると
 修二と彰にはもうメロメロだったのよーん。

花より男子

2005年12月20日 22時58分43秒 | テレビ鑑賞
■のりぞう的2005年秋クール4位
■木曜夜22時放送
■出演:井上真央、松本潤、小栗旬
    松田 翔太、阿部力

■ストーリ
 超金持ち名門高校に通う主人公の貧乏少女が、学園を
 牛耳る御曹司4人組とぶつかり合い、様々なトラブルに
 巻き込まれながらも、持ち前の明るさと雑草魂で
 たくましく生きていく姿を描いた痛快青春ラブストーリー。

■感想
リアルに原作を楽しんでいた世代なので
配役やストーリーについて、
友人たちと文句を言ったり吟味したりして
楽しんだ3ヶ月間でした。

当初はそれぞれのキャラクターに違和感を感じつつも
原作を大切にしたストーリー展開には大満足。
いつのまにか妹と一緒にはまってみてました。

主人公つくしちゃんは、原作よりも
かわいらしさがアップして
心の底から応援したくなる女の子になってました。
原作はもっとがさつ、というか
庶民的な部分が目に付いたような。
類と道明寺のどちらにも惹かれている女の子
憧れと恋の区別がつかない女の子を
上手に演じてるなぁ、と感心しながら鑑賞。

道明寺も原作より切なさを前面に出して
オトメ度あっぷの設定でございました。
妹は真剣に
「道明寺、かっこよすぎ!」
と身もだえしておりました。
マツジュン自体はちっとも好みではないのに
彼の役や演じ方は好きで、
ドラマ中は常にきゅんきゅんさせられているような。

そして、何より椿姉ちゃん!
主役ではなく、そして毎回出るわけでもないのに
見事に主役級のインパクトでございました。
本当にかっこよかった。そして美しかった。
つくしちゃんは「かわいい」。
でも椿姉ちゃんはやはり「美しい」なのです。

とにかくテンポ良く楽しめた作品でした。
絶対に第二弾があるはず!
何せ、原作はとにかく長いですからね。
第二弾があったら、やっぱり見てしまうだろうな。