のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

オーラが足りない。

2008年12月30日 10時57分04秒 | 日常生活
年末なので、美容室に行って髪を切ってもらいました。
「痛んでいるところはばっさりと切ってください。」
と、オトコらしく注文し、後は任せるぜ!と持参した本を開くワタクシ。

「美容室で話し掛けられるのが苦手なんだよう」ということを
何度も周囲の人にこぼしていたところ、ある先輩が
「本を持っていって、読書しとけばいいやん。
 話し掛けないでオーラを出せばいいとって。」
というなんとも有益なアドバイスをくださったのです。

早速、実践♪実践♪
こういところは、割と素直なんです。

しかし。
本を読んでいても、美容師さんは負けちゃいないのです。
「読書好きなんですか?」
と明るく話し掛けてきます。

・・・はい。割と好きなほうじゃないかと思います。

「一年にどれぐらい読むんですか?」

・・・一年に100冊ぐらいじゃないかと。

「ひゃ、ひゃくさつ?!まじで?すごいっすねー。
 ひゃくさつも本を買うんですか?」

・・・いえ、そんなには買えないので、図書館で借りることが多いです。


見事な一問一答ぶり。会話、まったく広がってませんよね?
この会話、続けますか?
つーか、この広げている本はまったく意味なし?
「本、読んでますけど」オーラ、まったく放たれてない?

と会話の行く末を心配していると、
美容師さんがワタクシの広げている本に関心を持ってくださいました。

「そうなんですかー。ちなみに今日は何を読んでるんですか?」

・・・違うっ。
そういう関心じゃなくって!
この本は会話のネタに持ってきたわけではないんですってば。
数日前から久々に読み返している本で
むしろ会話のネタにならないっつーか、
マイナーすぎて、会話がとまるつーか。

・・・・『パットお嬢さん』ていう本なんですけど。

「え?パットおじょうさん?パット「おじょうさん」?
 パットのお嬢さん?ウケますねぇ。いや、ウケる!面白いっ!!」

・・・思いがけず、喜ばれました。
なんだか無理やり感が漂っている感がしないでもないけれど。
「赤毛のアンを書いた作家、モンゴメリの本なんですよ!」
という情報もあるけれど。
その情報で更に話が広がるものなのか
そもそも、男性陣にとって「赤毛のアン」が有名な本にあたるのか
そこが今ひとつ分からない・・・・。
オトコゴコロとも殿方の一般的な環境とも無縁ですから。

と、髪を切りに来ただけなのに
オトコゴコロについて、無力感にさいなまされるワタクシ。

いたたまれない気持ちを抱き始めていたワタクシに気付いたのか、
美容師さんが更ににこやかに話しかけてくださいました。
「大体、いつもはどんなジャンルの本を読んでるんですか?」

・・・ジャンル?
どんなジャンル?
推理小説?恋愛小説?スパイ小説・・・は、読まないな。
詩?エッセイ?純文学?
どれが一般的?どのジャンルが話題広がりそう?どれ?どれ?
軽く混乱に陥りかけたワタクシの回答。

「日本の本が好きです。外国の本はあまり読みません。」

顛末の一部始終を聞かせた妹の反応。
「サイテー!」
同じく、顛末を聞かせた友人の反応。
「ひどい。ひどすぎる!
 私、美容師でもなんでもないのに、泣きそうになった。」



・・・返す言葉がありません。

飽きられたオトコ

2008年12月30日 10時41分26秒 | 日常生活
先週の土曜日。
妹夫妻と義理の弟のご家族が我が家を訪ねてきました。
何でも九州北部には、嫁をもらったご家族が一年目の冬に
「素敵なお嫁様を頂きまして。」
とブリを持って、嫁の実家に挨拶をする風習があるんだそうです。
なぜブリを持ってくるかというと
「嫁ブリがいいですね。」という気持ちを表すため、だそうです。

・・・駄洒落かい。

そんなこんなで、のりぞう家で「嫁ブリの会」が催されました。
でっかいでっかいブリをいただき、
感激したり驚いたりした後は、8人ですきやきを楽しみました。
久しぶりの8人会食。
そういえば、初めてこの8人でお食事をしたのも
ちょうど一年前だったような。
まだ一年しか経っていないなんて、信じられないような馴染みっぷりで、
そんなふうに馴染めているなんて、ものすごくありがたいことだなぁ
こういうのをご縁と言うんだなぁとしみじみとかみ締めました。


・・・が、しょせんは飲み会。
最後はぐだぐだなのです。
楽しければ、それでおっけいなのです。

ぐだぐだ話しているうちに、話題がワタクシのブログへ。
義弟君のお兄さんが(って、ややこしいな。)
「そういえば、最近、お姉さんのブログにノブの話題は出とん?」
と、尋ねてきました。

そういえば。
最近は、義弟君のことをブログに登場させてないような。
会ってるけど、とりたてて書いてはいないような。
と思い返していると、義弟君があっけらかんと答えてくれました。

「うんや。最近は全然。もう俺、飽きられた。」




・・・人聞きが悪い言い方はヤメテクダサイ。

久しぶりの一言がそれですか。

2008年12月30日 10時28分04秒 | 日常生活
寒いので、帽子をかぶって出かけることの多い今日この頃。
家族三人で買出しに出かけていたところ、
帽子姿のワタクシを見て母親が
「あんたって、帽子かぶってるほうがかわいいみたい。」
と言いました。

・・・滅多に人のことを褒めない母親の一言。
素直に受け止めると、痛い目を見そうです。
きちんと真意を汲み取らねばっ。

「・・・帽子をかぶってると、顔が隠れるから?
 全部見えるより、隠れているぐらいがちょうどいいってこと?」
と尋ね返すと、
「そんなこと言ってないでしょ?!
 あんたって、本当にひねくれとうねぇ。」
と答える母親。

しかし。
母親のその言葉よりも早く、
隣にいた父親が「うん。」と力強く頷いたのです。


・・・・・!!
普段、父親から会話に入ってくることなんて皆無なのに!
こちらから話しかけても、問い詰めて問い詰めて
ようやく回答がもらえるぐらいなのに!
自分から会話に入ってきやがった!
こういう話題のときだけ?
ちょっと、どゆこと?!

憤るワタクシに、父が改めて話し掛けてきました。
久しぶりに聞く「うん」「うんや」以外の父の一言。
今年、聞き納めかもしれない父親の言葉です。

「あんた、性格だけやなくて、顔も悪くてかわいそうやね。」





・・・あなたの子ですからね。

到着!

2008年12月30日 10時04分17秒 | 日常生活
ようやく本棚が到着しました。
不備があったため、ついでにお詫びの気持ちもこめて
棚板をバージョンアップしてくださったとか。
なんて素敵!
年の瀬にハッピー気分となりました。

早速、ベッドの上に積まれていた本を移動。
一応、ワタクシなりに並べ方にこだわりがあって
詰めたり出したり、並べたり並べ替えたり、もう一回出したり。
・・・していたら、更に更に幸せ気分になりました。
本を読むのも大好きですが、
本棚に本を並べるのも
本棚に並んでいる本の背表紙を見つめるのも大好きなのです。
楽しーーーーーーーーっ。

・・・ワタクシってば、つくづく「ひとり満足」大好きだな、と。
ふと思った年の瀬。

ちなみに、この本棚は「absorb」さんでオーダーしました。
お好みで家具をオーダーしていただけますが
このお店に置いてある家具を買うこともできます。
サイト内の家具もお店においている家具もとっても素敵。
家具好きな方、目の保養にぜひご覧くださいませ。
このお店に置いている雑貨がこれまた素敵なのです。