のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

私も知りたい。そこんところ。

2012年10月22日 23時48分59秒 | 日常生活
部門の活動方針検討会で現在、取り組んでいる業務について
発表とデモをすることになりました。
どちらもてんで自信がない。
けど、やるからには笑いが取りたい。

努力をする能力にかける私が
「笑いを取りたい」というただその一念のためだけに
珍しく事前準備を重ねた今回。
事前準備の甲斐あって、そして事前準備を重ねたにも関わらず
当日、本番に襲った予想外のハプニングによって
なんとか発表の間に複数回、笑いを取ることができました。

やった!やったよー!
笑ってもらえたよー!

仕事に対してとんとやる気を見せたことのない私が
そして、準備というものにとんと縁のない私が
今年一番の(そして、今年最後の)がんばりを見せたのです。
10月も末のこの季節に。ようやっと。

大満足!
達成感とか充実感ってこんな感じ?!
と「クララが立った!」並の喜びを感じながら終えた活動方針検討会。
そのあとの懇親会では俄然、お酒がすすみました。
美味しくて美味しくて。
なにせ、翌日は最後の夏休みも取っていたのです。
心おきなく、楽しく、美味しくお酒をあおりました。
勿論、二次会にも参加。
だって、翌日は休みなのです。
お仕事も無事に終わったのです。
も、今日は飲んじゃうもんね!



・・・と、前のめりで二次会に参加し、赤ワインを
2杯飲んだところから記憶がまったくありません。
記憶が復活するのは翌日の朝。
つかず離れずの関係が心地よい後輩の自宅で目が覚めたときでした。

つかず離れずの関係が心地よい後輩ゆえに
後輩の家に足を踏み入れたのもその日が初めてで。
(お酒が抜けず)朦朧とした状態で
「まさかこんな形で初めてお邪魔することになろうとは。」
と、後輩に頭を下げると、
朝が苦手な後輩はまだ睡眠から醒めきらずに朦朧とした状態で
「いえいえ。まさかこんな形で先輩を迎えることになろうとは。
 なんのお構いもしませんで。」
と頭を下げ返してくれました。

・・・できた後輩だわ。
その淡々とした対応に込められた
後輩の優しさとかぬくもりとかあったかさとか
その他諸々をしみじみと噛みしめながら帰路につき、
後輩の家の近くのバス停にてようやく
昨夜からの記憶がまったくないことに思い当りました。

・・・全然、なんにも、これっぽっちも。それっぽっちさえも。
オボエテナイヨウ。(←棒読み)

そんなこんなで落ち込みに落ち込んで過ごした三日間。
教会友達に「やらかしてしまったのよう。」と訴えてまわり
「明日、会社に行きたくないよう」と駄々をこね
「明日、休んでもいいと思う?」と(精一杯)かわいく聞いてみましたが
どこからも「休んでいいよ。」などと返事が返ってくるわけもなく。

本日は出社早々、お詫びしてお詫びして、お詫びして一日が終わりました。
(お世話になったと思われる)先輩方は、優しさの塊でできているのか
「実は、俺もあんまり記憶がないんよねー。」とか
「のりちゃんの本音が聞けて嬉しかったー。」などと言ってくれる始末。
実にしっかり者の後輩君からは
「ストレスたまってるんですねぇ。実は。」
と生暖かい笑顔を投げかけられました。

それにしても気になるのは、
「いっつも本音を話さんで、何考えとうかよくわからんのりちゃんが
 あんだけ本音を話してくれてうれしかった。」
という先輩の感想。

・・・私も覚えていない私の本音。
ぜひ私が(むしろ、私こそが)聞きたかった!
誰か録音してくれていればよかったのに。

皆様の優しさに支えられ。
こんな強がりが言えるぐらいまで、復活を果たしました。