のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

母親譲り

2015年01月12日 10時55分46秒 | 日常生活
地元友達さんがインフルエンザで寝込んだため、妹さんたちと遊びに行くついでに(ついでって・・・ひどい。と自分でも思わないでもない。)お見舞いの品物を差し入れてきました。
「大丈夫かい?」などと症状をうかがっていると、すぐ近くで待っていた妹さんから電話が入りました。
一緒に待っていた甥っ子君が「うんちをしたい!」と騒ぎ出したんだとか。大変!
「とりあえず最寄りのコンビニに行こうと思うんだけど、この辺り(待ち合わせ場所周辺)ってコンビニないよねー?」
と確認する妹さんのところへ大急ぎで向かうと、甥っ子君が「ねえねー!」と笑顔で迎えてくれました。

・・・えっと?
差し迫ってたんじゃないの?
あれ?

「あれ?さっきまで大騒ぎだったんだけど・・・。」と妹さんも戸惑い気味。甥っ子君に向き直り、確認します。
「たろくん?うんちしたいんだよね?」
こくんと頷く甥っ子君。
「じゃあ、コンビニ探そうか。」
と動こうとすると、甥っ子君が小さい声で弱弱しく訴えてきました。
「たろくんね。ねえねの行ってたおうちでおトイレ借りたい。」

その訴えを聞き、「まさか!」と驚愕する妹さん。
「さっきからずっと『ねえねはどこ?ねえねの行ってるところに行きたい。』とは言ってたんよ!
 でもね。インフルエンザで寝込んでいる人のおうちには行けないんだよ。
 今、すごくきつい思いをしている人だから駄目だよ。って言い聞かせてたの。
 まさか『うんちしたい』ってよそさまのおうちに上り込むための口実?!たろくん!ホントにうんちしたいの?」

再度確認する妹さんに
「うん。したい。」
と殊勝に答える甥っ子君。
「じゃあ、スーパーに行こうか。」と言うと、ふるふる首をふる甥っ子君。
やはりどうやらスーパーのトイレに行くのは嫌な模様。

あのね。
地元友達さんがね、風邪で寝込んでるぐらいだったら、なんぼでも「おトイレ貸してー!」ってお願いしてあげるけど、今はインフルエンザでとってもきつい思いをしているの。
しかもウィルスがたろくんのところに来てもらっても困るの。
今日はね、何をどう考えても、地元友達さんにはおトイレ借りれません。
我慢して、近くのスーパーでうんちしようね。
と、言い聞かせると「わかった。」と非常にいい子のご挨拶をした甥っ子君。
どうやら納得した模様。

それっきり!
うんちの「う」の字も言い出さなくなりました。



やっぱり「うんち」は嘘だったのか!
よそ様の家に上り込むための口実だったのか!
3歳児のちびっこがどこでそんな知恵をつけて育ったかー!

と妹さんと驚愕し合った土曜日の昼下がり。
でも、よくよく考えてみると、妹さんも幼かりし頃は出かけて行った先々でトイレに行き、散歩中の犬のようにマーキングをしてまわるちびっこでした。
なるほどね。蛙の子は蛙ですな。と納得したのでした。