教会、夏の恒例行事、デイキャンプに、長男坊と幼馴染の長男坊、そして私の三人で参加しました。
場所はいつもの山田緑地。
今回は「歌、音」をテーマに午前中は山田緑地を散歩して、聞こえてくれるいろんな音を探しました。
鳥のさえずり、セミの鳴き声、せせらぎを流れる水の音、大人やちびっこの足音に虫の鳴き声、いろんな音にみんなで耳を澄まし、聞こえた音をメモ帳に採取。
もっとも聞こえる音はどれもこれも、いざ自分で表現しようとすると、どう表現してよいかが分からず、戸惑うこともしばしば。
確かに聞こえているのに、自分ではまったく再現できない音ばかりで、周りに溢れる音の多彩さ、奥深さに改めて感嘆した午前中でした。
我が家の長男坊は音探しそっちのけでだんご虫探しに余念がなく、しゃがみこんで地面を見ては
「だんごむし、おらん・・・。」
と呟いていました。先輩お母さんいわく、だんご虫はコンクリートが好物なので、こういった自然豊かなところよりは、アスファルトが豊富な我が家近くのほうに多く住んでいるんだそうです。
とはいえ、地面をのぞき込めば、だんご虫以外にもいろんな虫さんがいて、地面をのぞき込まずとも周囲には蝶やトンボが飛び回っていて、終始テンション高く走り回っておりました。
テンション高く走り回った結果、雨上がりで濡れた地面に足を取られ、三度ほどすってんころりんし、泥だらけに。そして、その格好で「だっこ・・・・!」と近づいてい来るため、私も泥んこに。親子で自然豊かな山田緑地を堪能しました。
お昼ご飯は山田緑地内にある施設で、みんな輪になって。
普段は大人用のお弁当しか作っていない上に面倒くさがり屋、かつ超絶不器用な私は、近年主流のキャラ弁など作れるわけもなく、それでもちびっこたちに喜んでもらえるお弁当にしたいな、と奮起してキャラクターがついているミニフォークやおかずを入れるカップを購入。なおかつちびっこふたりが喧嘩しないようにひとつのお弁当箱に「ふたりぶん」と分かるよう対象で同じおかずを配置して、と朝から頑張ったのです。お弁当のおかずも大人用のしぶいおかずだけでなく(きんぴらやピーマンのお浸しは入れました。子供好みの野菜料理がレパートリーにないもので。)チキンナゲットやミートボールも用意。プチトマトも食べやすく切って。
・・・という力作のお弁当だったのに、間違えて夫さん用に作ったおかずを持ってきてしまったのでした。まっ茶色のちびっこが喜ぶ要素が1ミリもないお弁当!開けた瞬間にへなへなと力が抜けたのでした。頑張ったのに!あのお弁当でちびっこたちが喜ぶ顔が見たかったーーーーーーーーーーーーーー!!
とはいえ、ちびっこふたりは本日、超絶よい子で、大人用の茶色いお弁当を文句ひとつ言わず、パクパクと食べてくれました。ええ子たちや・・・。
そして迎えに来てくれた夫さんは「お弁当、がんばっとった!!」と笑いながら褒めてくれました。くぅ・・・。9月に行われる保育園の遠足でリベンジです。
お弁当の後は朝から楽しみにしていたおやつタイムで、ふたりとも仲良くきゃっきゃ笑いながらはしゃぎまわりながら完食。
同い年がふたりいると大変なことも多いけれど、いいこともたくさんだなぁ、とはしゃぎまわっているふたりの姿を見てしみじみ思いました。我が家でひとりで遊んでいるときにこの笑顔は出てこないもんなぁ。
そのあとは水遊び。
生憎の曇り空でしたが、それでも前日の大雨を思えば、百点満点の曇天で、ちびっこは大喜びで水に入っていき、ちゃぷちゃぷばしゃばしゃ楽しみました。
最初は浅いところでぱちゃぱちゃぴしゃんぴしゃんするだけで十分楽しそうだったのに、中盤からはお兄ちゃんたちがいる少し深いところにも足を伸ばし、おにいちゃんたちの水かけっこ遊びにも果敢に参加。テンションクライマックスで遊びまわっていました。その後、お兄ちゃんたちからの本気の水かけっこに「ふ、ふえーん。」と泣き出し、戦線離脱して浅いところに避難しましたが、やっぱり楽しそうなお兄ちゃんたちの様子が気になり、再度、参戦。最後の最後まではしゃぎまわり、みんなが上がった後も「まだおわらん!」と水から出ることを拒否していました。(戦線離脱した際、最初は浅瀬で水をぱしゃぱしゃしながら、「おにいちゃんたち、やっつけた!」と嘯いていましたが、最終的に「おにいちゃんたちにやられちゃった・・・。」と悲しそうに告白していました。かわいいじゃないか。←親ばか。)
ちなみに幼馴染の息子君は、一度、水に入ったものの、静かに首を振り、水遊びを拒否。
おねえちゃんと室内に戻り、そちらでおとなしくお留守番していました。
自分の好きなもの、嫌いなものがちゃんとわかっていて、なおかつ自分の気持ちを静かに(これ大事!うちの子は常に意思表示がうるさいのです。)表明できるおりこうさんです。
午後は自分たちが集めた音をグループごとに発表し、共有。
そのあとは拍手で雨音を作ったり、みんなでオオカミの遠吠えを再現し、呼び掛けあったり、人間に戻って「おーい!」と呼び掛けあったり、音をめぐるセッションを楽しみました。
正直なところ、私は「呼び掛けあう」ということがとても苦手のようで(自分のことながら、自分でもセッションをするまで気付かなかったので、どこか他人事です。でも、まだちょっと自分でも自分の気持ちがつかめておらず、あやふやなのです。)雨音の再現はとても楽しかったのに、オオカミの遠吠えでの呼び掛けあいも、人間に戻っての「おーい!」という声での呼び掛けあいも、どちらも少し「こわい」という気持ちが先立ってしまいました。呼び掛けあっているのだから、怖い、なんてことないはずなのに。
けれど、たくさんの声がホールいっぱいに響いていて、大きくなりすぎて怖かったのです。その声が「呼び掛け合い」であって、攻撃的でないことはわかっているのに。多くのが重なり合ってわんわん響く様子がとても怖かった。そのたくさんの声が重なれば重なるほど、「呼び掛けあい」というよりは「声を向けられている」「声をぶつけられている」ように感じてしまって、「こわい」と思ってしまいました。
それはきっと。
ここ数日のニュースによって、私の気持ちがひどく疲れていたからなのかな、と後になって、少し気持ちが落ち着いてから思い至りました。
多分、今の私にとっては「たくさんの声が響く」ことが怖かった。セッションの時には気付けず、私一人が「怖い」なんて変な方向性の感想を抱いていることにちょっと落ち込みましたが(みんな、とても楽しそうでした。特にオオカミの遠吠えはとってもとっても好評でした。)自分の気持ちをうまくつかみ取ることができて、ちょっとすっきりしました。
とにもかくにも楽しい楽しい一日でした。
ちびっこふたりも楽しんでくれて、はしゃぎまわっている様子を見て、「私、今、とても幸せだなぁ。」と実感できた一日でした。
場所はいつもの山田緑地。
今回は「歌、音」をテーマに午前中は山田緑地を散歩して、聞こえてくれるいろんな音を探しました。
鳥のさえずり、セミの鳴き声、せせらぎを流れる水の音、大人やちびっこの足音に虫の鳴き声、いろんな音にみんなで耳を澄まし、聞こえた音をメモ帳に採取。
もっとも聞こえる音はどれもこれも、いざ自分で表現しようとすると、どう表現してよいかが分からず、戸惑うこともしばしば。
確かに聞こえているのに、自分ではまったく再現できない音ばかりで、周りに溢れる音の多彩さ、奥深さに改めて感嘆した午前中でした。
我が家の長男坊は音探しそっちのけでだんご虫探しに余念がなく、しゃがみこんで地面を見ては
「だんごむし、おらん・・・。」
と呟いていました。先輩お母さんいわく、だんご虫はコンクリートが好物なので、こういった自然豊かなところよりは、アスファルトが豊富な我が家近くのほうに多く住んでいるんだそうです。
とはいえ、地面をのぞき込めば、だんご虫以外にもいろんな虫さんがいて、地面をのぞき込まずとも周囲には蝶やトンボが飛び回っていて、終始テンション高く走り回っておりました。
テンション高く走り回った結果、雨上がりで濡れた地面に足を取られ、三度ほどすってんころりんし、泥だらけに。そして、その格好で「だっこ・・・・!」と近づいてい来るため、私も泥んこに。親子で自然豊かな山田緑地を堪能しました。
お昼ご飯は山田緑地内にある施設で、みんな輪になって。
普段は大人用のお弁当しか作っていない上に面倒くさがり屋、かつ超絶不器用な私は、近年主流のキャラ弁など作れるわけもなく、それでもちびっこたちに喜んでもらえるお弁当にしたいな、と奮起してキャラクターがついているミニフォークやおかずを入れるカップを購入。なおかつちびっこふたりが喧嘩しないようにひとつのお弁当箱に「ふたりぶん」と分かるよう対象で同じおかずを配置して、と朝から頑張ったのです。お弁当のおかずも大人用のしぶいおかずだけでなく(きんぴらやピーマンのお浸しは入れました。子供好みの野菜料理がレパートリーにないもので。)チキンナゲットやミートボールも用意。プチトマトも食べやすく切って。
・・・という力作のお弁当だったのに、間違えて夫さん用に作ったおかずを持ってきてしまったのでした。まっ茶色のちびっこが喜ぶ要素が1ミリもないお弁当!開けた瞬間にへなへなと力が抜けたのでした。頑張ったのに!あのお弁当でちびっこたちが喜ぶ顔が見たかったーーーーーーーーーーーーーー!!
とはいえ、ちびっこふたりは本日、超絶よい子で、大人用の茶色いお弁当を文句ひとつ言わず、パクパクと食べてくれました。ええ子たちや・・・。
そして迎えに来てくれた夫さんは「お弁当、がんばっとった!!」と笑いながら褒めてくれました。くぅ・・・。9月に行われる保育園の遠足でリベンジです。
お弁当の後は朝から楽しみにしていたおやつタイムで、ふたりとも仲良くきゃっきゃ笑いながらはしゃぎまわりながら完食。
同い年がふたりいると大変なことも多いけれど、いいこともたくさんだなぁ、とはしゃぎまわっているふたりの姿を見てしみじみ思いました。我が家でひとりで遊んでいるときにこの笑顔は出てこないもんなぁ。
そのあとは水遊び。
生憎の曇り空でしたが、それでも前日の大雨を思えば、百点満点の曇天で、ちびっこは大喜びで水に入っていき、ちゃぷちゃぷばしゃばしゃ楽しみました。
最初は浅いところでぱちゃぱちゃぴしゃんぴしゃんするだけで十分楽しそうだったのに、中盤からはお兄ちゃんたちがいる少し深いところにも足を伸ばし、おにいちゃんたちの水かけっこ遊びにも果敢に参加。テンションクライマックスで遊びまわっていました。その後、お兄ちゃんたちからの本気の水かけっこに「ふ、ふえーん。」と泣き出し、戦線離脱して浅いところに避難しましたが、やっぱり楽しそうなお兄ちゃんたちの様子が気になり、再度、参戦。最後の最後まではしゃぎまわり、みんなが上がった後も「まだおわらん!」と水から出ることを拒否していました。(戦線離脱した際、最初は浅瀬で水をぱしゃぱしゃしながら、「おにいちゃんたち、やっつけた!」と嘯いていましたが、最終的に「おにいちゃんたちにやられちゃった・・・。」と悲しそうに告白していました。かわいいじゃないか。←親ばか。)
ちなみに幼馴染の息子君は、一度、水に入ったものの、静かに首を振り、水遊びを拒否。
おねえちゃんと室内に戻り、そちらでおとなしくお留守番していました。
自分の好きなもの、嫌いなものがちゃんとわかっていて、なおかつ自分の気持ちを静かに(これ大事!うちの子は常に意思表示がうるさいのです。)表明できるおりこうさんです。
午後は自分たちが集めた音をグループごとに発表し、共有。
そのあとは拍手で雨音を作ったり、みんなでオオカミの遠吠えを再現し、呼び掛けあったり、人間に戻って「おーい!」と呼び掛けあったり、音をめぐるセッションを楽しみました。
正直なところ、私は「呼び掛けあう」ということがとても苦手のようで(自分のことながら、自分でもセッションをするまで気付かなかったので、どこか他人事です。でも、まだちょっと自分でも自分の気持ちがつかめておらず、あやふやなのです。)雨音の再現はとても楽しかったのに、オオカミの遠吠えでの呼び掛けあいも、人間に戻っての「おーい!」という声での呼び掛けあいも、どちらも少し「こわい」という気持ちが先立ってしまいました。呼び掛けあっているのだから、怖い、なんてことないはずなのに。
けれど、たくさんの声がホールいっぱいに響いていて、大きくなりすぎて怖かったのです。その声が「呼び掛け合い」であって、攻撃的でないことはわかっているのに。多くのが重なり合ってわんわん響く様子がとても怖かった。そのたくさんの声が重なれば重なるほど、「呼び掛けあい」というよりは「声を向けられている」「声をぶつけられている」ように感じてしまって、「こわい」と思ってしまいました。
それはきっと。
ここ数日のニュースによって、私の気持ちがひどく疲れていたからなのかな、と後になって、少し気持ちが落ち着いてから思い至りました。
多分、今の私にとっては「たくさんの声が響く」ことが怖かった。セッションの時には気付けず、私一人が「怖い」なんて変な方向性の感想を抱いていることにちょっと落ち込みましたが(みんな、とても楽しそうでした。特にオオカミの遠吠えはとってもとっても好評でした。)自分の気持ちをうまくつかみ取ることができて、ちょっとすっきりしました。
とにもかくにも楽しい楽しい一日でした。
ちびっこふたりも楽しんでくれて、はしゃぎまわっている様子を見て、「私、今、とても幸せだなぁ。」と実感できた一日でした。