夏の花の女王「向日葵」を水彩画で

長雨のなかで,向日葵が所在なさげに咲き、やっと夏が来た、と思える昨日今日です。

夏は向日葵を描かねばなりません。

でも気の早い向日葵向日葵は終わってしまいました。

何とかお願いして,遅咲きの向日葵を掻きあつめて来ていただきました。



水彩で仕上げましたが。油絵に仕上げるので、油絵を意識したそういう描き方です。



いまから,これ等のひまわりが枯れるまでに、油絵に仕上げたり、水彩画風の向日葵も描きたいので大忙しです。



花の位置取りが若干こちらのほうがいい気がするのですが、、

向日葵というとゴッホの「花瓶にさした向日葵」というのを思い出します。7枚ほどあるらしいのですが、現存は６枚、一連の関連性があるらしいのですが今では散逸しています。

下の一枚の絵は、日本の戦前に、芦屋にあり、戦争で、消失したことは意外に知られていません。


５本の向日葵です。

当事1920年のお金で２万円の価格で、武者小路実篤らが購入にかかわったとか。

燃えてしまったなんてもったいないですよね。ちなみに、１９８７年安田火災海上が購入した価格は５８億円です。勿論貨幣価値が違いますが、、

ゴッホにとって南仏を連想させる色彩豊かな向日葵は理想郷を表していたとか。

頑張って向日葵の元気さをもらいましょう！

下はゴッホの故郷アムステルダムにある向日葵です。１５本あります。


私は下の写真の「１２本の向日葵」フィラデルフィア美術館所蔵が一番好きです。