HOTなおちゃタイム

保護猫八匹、21歳のリンをはじめとした楽しい日記をお読みくださいね。

映画「アマルフィー女神の報酬」をみて。

2009-08-01 15:18:04 | 映画
予告編を見て、サラ・ブライトンの音楽に惹かれて、みました。

ココのところイタリアを舞台にした映画をよくみます。
「天使と悪魔」もそうですし、少し前は、007「慰めの報酬」を。
私は邦画を余り見ません、でもこれは私がの邦画の物足りないと思っているとこを感じさせない映画でした。
全部がイタリアロケということも遠因でしょうか!

<風景の描き方は、やはり日本のこの映画が一番美しい。>カメラマンの力量がすばらしいのでしょう!
見せ所を心得ています。特にアマルフィーの景色これだけでも大画面で見る価値はあります。


アマルフィーそれは愛する妖精の死をアキレスが嘆き、世界で一番美しい場所に埋葬した。それがアマルフィー



納得です。

ココからはオフィシャルサイトの広告です。


映画「アマルフィ 女神の報酬」の舞台・イタリアを巡るローマ、カゼルタ、アマルフィ… 邦画初のオールイタリアロケで
描かれたサスペンス超大作とともに、美しき世界遺産を訪ねる
フジテレビ開局50周年記念作品として、日本映画の常識を超える壮大なスケールで制作された「アマルフィ 女神の報酬」。
ローマ歴史地区、カゼルタ宮殿、アマルフィ海岸と、全編を通じて世界遺産が舞台ともいえるこの作品では、映し出されるイタリアの情景も見所となっている。ここでは、実際に撮影が行われたそれらのスポットを、使用シーンの内容や撮影エピソードを織り交ぜながら紹介、映画の世界へ誘う。


という広告に尽きます。

<2番目の魅力は織田裕二さん、>
私はフアンでもなんでもないのですが、渋い陰のある少し疲れた(苦労があるということ?)感情を抑えた役がぴったり!こんな素敵な役者なんだと見直した!

でも彼が寒いであろう女性にコートをかけるのはきざったらしくて、きまってない。(韓国ドラマのラブシーンと同じ違和感!)


<もう一つ、サラ・ブライアンのカゼル宮殿におけるコンサート。など。>彼女の歌声とマッチしてこの映画を甘くドラマティックにもりあげています。
イタリアの魅力、情熱、すばらしさを音楽で表現したといえると思います。
これに釣られて私はこの映画を見たのですから。


<ただ違和感が少しあったのは、天海祐希さんの役柄です。>
スレンダーで格好良く、日常を引きずらない彼女の個性は、数々の世界遺産のイタリアを舞台にしても
あせることはありません!とっても素敵で。

彼女が女神?とさえおもえます。

ただ、彼女は夫に先立たれ、母子家庭で、性格が変わるくらい苦労をしてる看護師という設定です。


姪っ子かんなかとい一緒に旅行してるイメージがぴったり!
子供と歩いても少し違う、親はアアは歩かないよ~と思ってしまう。親は知らず知らずに子供を守り子供のぺーすで歩くのが体から感じられます。彼女は宝塚歩き~とおもってしまいます。
彼女が子供が誘拐されたと取り乱して、熱演しても、ちっとも共感できないのです。

極めつけは綺麗に磨かれて伸ばしたマニュキュア!
看護師で、つめを伸ばした方を見たことがない。
私の偏見かもしれないが、、

この役をだれがやればよかったか少しかんがえました。

私はあまり芸能人を知らないのですが、、

黒木 瞳さん、彼女ならイタリアに負けない非日常性と、母子家庭の生活感と自分を捨てても子供を救うという、なり振り乱した演技にぴったりではないでしょうか。

天海さんが身代金を要求されて、「お金がない」といっても少しもぴんと来なかったのは私だけでしょうか?

一つだけ、上手いと思ったせりふがありました。

最後に、海岸で別れのシーンにになるわけですが、



「お世話になったから、東京にこられた時に御礼をしたい」と天海さんが言うのです。
いつかえるか分からないみたいな織田さんの返事に

「そうくると思った!」といってニャりと笑う。これは彼女でないとこうはできんよ~と思いました。


ストーリーとしては、小話が多すぎるし、エンディングもおまけが多すぎる。恋愛ものでないのなら、それなりに結末が見えるくらいで終わったほうが垢抜けていると思うのですが、、

ここらは原作によるのかも、読んでみたいと思う映画でした。
コメント
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