宿の窓から昇る朝日を撮影しました。先日もお知らせしましたが、三重県の伊勢志摩国立公園の一部にもなっている大王崎に絵を描きにました。
絵描きの町としても知る人ぞ知る、絵になる風景に富み、リアス式海岸の断崖の上に立つ白い灯台は、いろいろな角度から見ても絵になります。
町が絵のコンクールを主宰していて、1等には100万円の賞金がいただけます。
その関係からか、町の人も絵に詳しく、描いているといつの間にやら、後に数人のお年寄りが・・・
散歩がてらに、絵の批評に。そのさまは玄人はだしです。(汗)
「そんなこわれそうな家では家主が怒るで」~といわれる人やらいろいろ~
何とかギャラリーを煙に巻いて、、、
午後に頑張って20号8割がた仕上げ暗くなる前、5時コロに宿に帰りました。
今回の宿は絵描きを専門に泊める灯台の下、湾沿いの、モロ正面海の宿屋です
ココのおかみさんは、孫もおありになるのですがとてもスリムなモダンな美人です。
夕食の時、珍しく興奮してして
「渡り哲也さんが明日来るんで~」
「家の前の海でな~8時から撮影があるの。
十津川警部のシリーズで、灯台の崖の上から 自殺に見せかけて殺人があるやて、そのとき殺される人ガナ。人形は放り込まれるンやけど~
検視を渡哲也して検視される死体役の人は、海にはいってぬれるから、、11時にお風呂はいりにくるんで、沸かしといてや~っていわれタンよ~」
女性陣は絵もほったらかしで、「渡さんの撮影を見る」と興奮しています。
高速道路は千円効果で伊勢あたりは渋滞が予想されるので、昼食食事を終えたらすぐに帰宅する予定何でそんな見物をしてる時間はないのですが、、。
あくる日朝 撮影隊は朝8時から、くるというのにというのにきません、
9時近くして、絵を描こうと陣取っていると、ロケ隊が来てココでロケをするから場所を開けてくれと。
しかたないです。ねえ。
大勢のスタッフやらいろいろな方が出番を待ったり、機材を持ち込んだりして、おまけに私たちには、音を拾うから本番中は静かにしろとか。
逆光になったりするので、私たちは、描く位置変更もできないし、、
しばらくして、渡さんはこないというニュースが入ってきました。
17日だそうです、死人役も飛び込まないんですって、雨で撮影が3日も遅れたからだそうです、
おかみさんは風呂を沸かして待っていたのにね~
女性陣は、渡さんがこないなら見ていても仕方ないとばかりに、真珠など買いにいってしまいました。
私は買い物は興味がないので、スケッチだけを違うアングルでとりました。
2時間位して、ようやくロケが終わったとか
中山忍さん、美穂さんの妹だそうです。 とってもかわくぃいお人形のような方が歩いていかれました。
やっと描く予定の場所が開き、それからせっこらと、皆、絵と格闘しました。
ディレクターーみたいな方、結構ハンサムな中年男性に方をとっつかまえてmicchanは、そのテレビの番組の題と放映期日を聞きました。
題は「伊勢志摩殺人迷宮事件」。放映期日は3月頃!だそうです。
「エ~いま撮影が紅葉の季節なのに3月に放映するの~」とみな驚きました。
大王の役場の方がきたり、、普段は干してない魚網を頼まれたからと、漁師さんたちが干してみたり、町民の皆さんのこの映画に協力する素朴な心が伝わってきていましたよ。
ちょっとした面白い経験でした。
まん中上の灯台から降りてきた右手が宿。赤いのが魚網.映っているのはお仲間です、