
一週間ほどになるかしら、ニューヨークで大雪が降っていろいろな機能がマヒしたということをうら覚えに覚えています。
新聞でこんな特派員便りを見つけました。
タイトルは「裏返しのパジャマ」です。
よく晴れた昼下がり、ニューヨーク市長が記者会見で「あすは雪のため公立学校を休校にします。」と発表したから驚いた。
雪どころか一滴の雨すら降りそうにない空模様だったからだ。
あくる朝目覚めると数年に一度あるかないかの大雪だった。
交通網は乱れ、転倒者は相次ぎ,市長の読みは大当たり!
昨冬まで市は、早朝5時台に臨時休校を決めていた
これが仕事を持つ父母には不評。
「当日いきなり休校と言われても託児先が探せない」。
今回は思い切って前日はやめの発表に切り替えたそうだ。
当たったのは気象衛星のおかげである。
なのに特派員の近所の小中学生は「僕たちのおかげだ」と妙なことをいう。
聞けば雪による休校を念じて、前夜、パジャマを裏がえしにきてねむるおまじないをみんなで敢行したという。
舐めたスプーンを枕の下に入れて眠るという儀式を加えて、祈りを倍加したと自慢するこもいた。
米国の積雪地帯の民間伝承の親から子へ受け継がれた言い伝えらしい。
まるで非科学的だが、信ずる者は救われる。
今度出社したくないときなど、裏返しのパジャマで眠ってみることにした。
という記事です。
ニューヨークは、去年私も行った日の朝、パジャマを裏返しにきたわけでないのに、すごい雪で、驚いたことがあります。

街中はほとんど車の通りもなく、きっと学校も休校だったと思います。
私は美術館と劇場めぐりでしたので、移動に少し困った程度でしたが・・
夜中の12時ごろ劇場帰りに、ブロードウエイをお巡りさんが馬でパトロールしてるのをみかけて、とってもおもしろかったです。
車ではだめでも、馬ならいいのですよね。

東京で最近 雪が多いのはだれかが裏返しのパジャマで念じている?
