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今日の新聞の「歌の旅人」の記事はこの歌です。
私はイムジン河がどこにあるかもしらない小さいときのこの歌を聴きました。
なんてせつない、かなしい歌なんだろうと思っていました。
この記事によると これはフォーククルセダースというグループが歌って、1968年帰ってきた酔っぱらいで200万枚突破記念パーティーの翌日、発売直前に発売中止になり、世紀末まで日の目を見なかった歌なんだそうです。
原曲は57年に北朝鮮で作られた歌だそうです。
フォーククルセダースのブレイン的存在の松山猛さんが偶然聞きおぼえた曲を譜面にし、彼らに歌うように勧めたそうです。
フォークルの2番と3番の歌詞は、郷土を引き裂かれ、最愛の人と引きはがされた人々の悲嘆を思い描いて、松山さんが作詞したのだそうです。
だがレコードは封印され、禁忌の曲となった。
「それでも歌い継がれてきたのは、実は不幸なことです。僕は、この曲が歌われ案くなる日をひたすら待ち望んできたのに」だがいまだに不合理で非情なこの地上世界は「イムジン河」を手放すことができないのだ。と結んでいます。
去年夏、新宿で、「イムジン河」コンサートがあり、過去を振り返ることが嫌いな、加藤和彦さんが初めて、参加し、それが見納めであったという。
その終幕の間際加藤さんが心情を語りだしたという。そしてそのとき引用したのが、拉致被害者で、2002に帰国した蓮池薫さんの著書「半島へ、ふたたび」だったという。
その中で、蓮池さんは1978年に拉致されてから、生き延びるためにあえて「帰国」の2文字を消し去っていた。
01年と02年、立て続けに北朝鮮でソロコンサートをしたキム・ヨンジャさんの切々と歌い上げる彼女の歌に、蓮池さんは落涙したという。
「この歌は僕に鳥の帰巣本能にも似た郷愁の思いを呼び起こさせた」と。
この歌をギターで弾きながら、日本海を越境した帰郷を夢想していたのだ、と。
いろいろな思いを乗せた歌ですね、でもこの古い映像が残っているのは驚きです。
加藤さんも素敵に駆け抜けていったかたですよね、
イムジン河 imuzin ザ・フォーク・クルセダーズ ???
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