ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

御坂峠から 富士山を見る。

2013年11月07日 | 自然 花 写真

        (雲の間から除く 富士山、 河口湖 御坂峠から)


河口湖から 甲府方面へ向かう137号線。 御坂トンネルを越えて

右に切れ いろは坂のような くねくね坂を登った所に 御坂峠がある。

ここに 知る人ぞ知る 『 天下茶屋 』 がある。 太宰治が 3ヶ月

滞在して 『 富嶽百景 』 を書いた所である。 

という私も 以前TVで 見た程度で 全く無知なのですが・・。  


『 甲府市からバスにゆられて一時間。 御坂峠(みさかたうげ)へたどりつく。

御坂峠、海抜千三百米メエトル。この峠の頂上に、天下茶屋といふ、小さい茶店が

あつて、井伏鱒二氏が初夏のころから、ここの二階に、こもつて仕事をして居られる。

私は、それを知つてここへ来た。井伏氏のお仕事の邪魔にならないやうなら、隣室でも

借りて、私も、しばらくそこで仙遊しようと思つてゐた。』 (青空文庫から)


どうも文章から思うと 富士山を愛でる気持ちでの 逗留ではなく たまたま

来たら 富士山があった ! という程度だったようだ。


私など 富士山愛好家から思えば 朝な夕な 河口湖の上に すそ野を広げる富士山を

見られる幸せを 思うのだが 文人というのは 皮肉屋で 素直に気持ちを現さない ?

ところがあるから 折角の景色も 『 風呂屋のペンキ画 』に 見えるらしい・・。



ここから見る富士山が とてもいいと 聞かされ 紅葉と合わせ 写真を撮りに行こう 

という気持ちが高まり 7日は雨という予報におされ 秋晴れの昨日 家を7時半に

出て 河口湖に向かいました。 勿論我が ベンリー110プロに 乗ってです。


残念ながら 富士山は 霞というか モヤがかかっていて そうスッキリ見える と

言うわけには いきませんでしたが 御坂峠への 御坂みちの 紅葉・黄葉は

とても 素晴らしかったです。 今日は その一端を ご覧頂こうと 思います。 






太宰治が見た 富士山。 


御坂山 ? の落葉樹も すっかり 紅葉。


太宰治の 碑。 有名な 『 富士には 月見草が よく似合ふ 』 


碑への道も 黄葉です。




天下茶屋の前にある サクラも紅葉していました。












落葉樹が多く 全山 紅葉をなす感じです。


途中 野生の猿が 何匹もいました。


仲々 美男子な 富士です・・・。


コメント (3)
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