ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  牧野植物園 『 恐竜時代の植物 』 

2015年11月09日 | 自然 花 写真

       ( 特別展 恐竜時代の植物  の恐竜の卵 )


牧野植物園で 『恐竜時代の植物』と銘打った展示がありました。
牧野富太郎博士がガイド役?になって 植物の歴史が分かり安く
描いてありました。
 
地球は46億年前に誕生。生命は40億年前 それは海の中でした。
最初の生命であるバクテリアが 光合成をして空中に酸素を放出
オゾン層を作って紫外線を防いだので 陸上に植物が進出出来る
ようになり(4億7千年前)コケ類が上陸、その後シダ植物が増え 
巨木となり3億年後の今日 石炭となって産業革命に役立ちました。

巨木の森が出来 巨木の葉を食べる恐竜も巨大化して 30mを
超える草食恐竜が栄えました。胞子で広がったシダ類から突然変異で
種を持つ裸子植物が生まれ 種は乾燥にも強く 世界に広がりました。

そして私たちに馴染みのある花を咲かせる被子植物が誕生したのが
Ⅰ億3000年前です。 植物の歴史では私たちが当たり前に見る花の
誕生は 実は最近のことです。白亜紀と呼ばれる時代に 昆虫などを
使って広がる花の時代を迎えます。それでも人類はまだ生まれていません。

何しろ多めに見て700万年前ですから 花や昆虫の方が遙かに長い
歴史を持っています。銀杏などは恐竜時代の植物ですから ずっと
先輩です。現代人種であるクロマニヨン人の登場は 25万年前です。

何故花の時代が広がったか 種子が半年間かかった受精期間が わずか
1日以内と短くなり 圧倒的に拡大生産出来るようになったからでしょう。
まぁそんなわけで コケやシダ 銀杏など今も現存しますが 数の上では
花で広がる植物が圧倒的に増えたのです。植物も進化の過程をたどりつつ
動物と共存 共生の環境をつくりあげました。

少しはしょったので 分かりにくいと思いますが 植物にも歴史あり と
いうことです・・。 



牧野博士と恐竜。展示会場の入り口で。


こんな漫画が随所にあり 分かり安く説明してくれます。


外へ出ると 秋のバラ




りんどうも咲いています。 


石蕗(つわぶき) が今園内に満開! 実はこの花を見に行ったのです。




だるまギク


撫子(なでしこ)


温室のラン


ヨメナの種類


紅葉が 園内に広がっていました。



コメント (1)
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