ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

温室の花と 高齢者問題。

2017年01月07日 | 自然 花 写真

   ( 牧野植物園の温室に咲く ランの花。 今日の話題と全く無関係ですが・・。)


『高齢者、75才以上に』 という見出しが新聞に躍っていました。70代前後の年寄りは『社会の支え手』
として考えようという提言があったようです。将来を見据えて 明るく活力ある 高齢化社会を
つくっていこうとする考えのようです。昭和時代に較べ 身体の動き 知的能力が若返ったということでしょう。

反対もあるでしょう。でも 60、70代が元気なのは事実であり 60代を老人というには 現実がかけ離れて
いると思われます。 中には病気をかかえ 色々生活難をお持ちの方々もいるでしょうが 日本社会として
見てみると 少子化 人口減少が明らかな日本は 60代、70代の「高齢者」が 社会で頑張る必要があると
思われます。 年金、医療で国の世話になることばかり期待するのは 現実に合わないと思います・・。

曾野綾子さんが書いた 『 老いの才覚 』という本があります。『 高齢者も自分で出来ることはやりましょう、
高齢者だから 社会が面倒みてくれるのは当たり前という考え、甘えを捨てよう。』 と述べられています。
老いの基本は 自立と自律とも言われています。 過保護要求型でも 自己過信型でもない 晩年の知恵を
発揮すべきだと・・。自分を甘やかさず 又思い上がらず 死ぬまで働く、 社会への恩返しで 与える気持ちを
もって 自分を律したいという思いです。

私の尊敬する? 野村監督(出身が同じ京都・・)も 80才で 現役を謳歌する、『老いの可能性』という本を
書かれています。 『 今元気な老人が増えた。未だ第一線で活躍する人は多く 余人をもって代えがたい人がいる。
老いなどどうした? 』 という思いで 『 老いに学べば 則ち死して朽ちず 』 という言葉を添えられています。 

私も いつまでも 社会の働き手となるよう 意識すべきだと思います。若い世代に負担をかけさせないように 
ここは高齢者がもう一踏ん張りする必要があります。高齢者の甘えが 嫌老社会を生み 自分の首を絞める結果にも 
なりかねません。 高齢者は今まで生かされたことを感謝し 世の中にお返しする、与える生き方に変えるべきでは・・? 
と思っています。





















温室の外に出ると まだこんな鮮やかな紅葉が 残っています。  


ムサシアブミの実。 


実は南天のようにも 見えますが 葉が違いますね・・?


五台山の展望台から見た 鏡川。 左は時々行く 筆山(ひつざん)


五台山から見た 高知城。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする