( すっかり秋の空 富士五湖周辺は昼間でも20℃ 夜は10℃くらいに下がります。 )
最近 地震が多いですね。9月以降でも 震度4以上の地震が熊本や北海道胆振地方 愛知県東部
千葉県東方沖 茨城県南部等各地で起こっています。 地震は台風や豪雨と違い 発生は非常に
偶然性を帯び 地球のプレートのひずみが原因であり 人間の行いとは関係なく 私たちの力で
地震を止めることができません。富士山などの噴火もそうです。予知も難しいです。起こった時に
どう避難するか? という対策中心で 私もあまり真剣に考えることがありませんでした。
ただ最近余りに多いし その被害は深刻だし 地震のメカニズムを知り 対策もしっかりしなくては
ならないなー と遅ればせながら考えているところです。私の住む忍野村は過去の富士山噴火による
溶岩が下り落ちる経路に当たっています。もし噴火すれば 同じ道を溶岩が落ちてくる危険は大です。
四国では 南海トラフ地震が懸念されています。 近い将来 確実に起こると考えられており
もし東海・東南海地震と連動すれば 四国沿岸は大津波に襲われる 津波高は最大で34mに
達すると予測されています。高知の太平洋岸には黒潮ラインという観光道路があり それに
沿って防潮堤が建設されている。無粋なコンクリートの塊で 美しい海岸を見えなくさせて
私には評判が悪いですが・・? その高さは10~15m。もし30mを超える津波が来れば
これだって何の役にも立たない・・? ある町では 美しい海岸線を壊して 風景を台無しに
する防潮堤に頼らず 人々の協力で全員が避難する対策と訓練に力を注いでいるそうです。
30年以内に発生する確率は60%と言われ その大きさはM8.4程度。どの地域よりも激震です。
3・11東日本大震災がM9.0でしたが それに次ぐ大きさ 甚大な被害が予想されます。四国エリアは
今のところ 他のどの地域よりも地殻変動が少ない地域 それだけ余計に不安がつのります・・。
東日本大震災では多くの死者が津波による溺死でした。岩手 宮城 福島3県の死者16000人の90%が
溺死で 死者の内高齢者方が65%を占めています。当時宮城県大船渡漁港で16mの津波だったと
いうことです。岩手県はリアス式海岸で有名ですが 津波が内陸深く侵入して南三陸町では三階建ての
庁舎は屋上まで水没 死者が565人でました。大きな漁船が陸地に打ち上げられ 漁船被害は全国で3万
隻近くになりました。海岸付近にあった福島第一原発は地震と津波で全電源が失われ 建屋が大破
大量の放射能が周囲に撒き散らされました。 未だ故郷に多くの人々は帰ることが出来ません・・。
人知をはるかに超えた自然の力 フクシマの悪夢は もう絶対に起こしてはならないのです。
富士山も秋の装い、 背の高いのは 葦(アシ)でしょうか ?
色はあおいですが カリンのようです。 カリンはのどの薬として有名。
台風などで倒れた稲を刈るのは機械では難しく・・、 昔ながらの手で刈っています。
突然ですが カメムシが又増えて来ました。 夏場以外に少なかったのですが・・。
赤トンボ どうやらつがいのようです。 2匹でも うまく飛ぶものです・・。
いちいの実。緑の葉に 赤い実。 きれいです。
紅葉・黄葉が始まりました。
どうだんつつじは 一足早く 紅葉します。
この木は サクラ ?
最後にもう一度 秋の富士山。 手前は忍野の高原キャベツ。
次回の予告 !? 悪名高き トリカブト。 森の中を歩いて ようやく発見 !!