ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  河口湖へ行きました ! 不思議な富士山の姿を見ました。

2018年10月28日 | 自然 花 写真

 

      (     笠雲は雨を呼ぶ・・と言われますが 夕方までよい天気でした。 )

 

10月も終わりに近づきました。非常に強い台風26号が発生し 沖縄地方に来る
可能性もあるとのこと。 今年の台風の締めくくりになるような 大型台風です。

今年 『 大気不安定 』 という言葉が多く使われた。地表付近の暖かい空気と
上空の冷たい空気が絡み合う為に起こる いわばねじれ現象だ。地表の暖かい空気は
軽く 大量の水蒸気を含んでいるので 上昇気流が生じ 積乱雲を発生させる。それが
冷やされ 激しい雨となる。今年猛暑日が多く 空気も暖められ ゲリラ豪雨となる。
海上でも暖かくなると海水が熱せられ 水蒸気を多く含む大気が台風を増産していく。

特に今年は 積乱雲が数珠つなぎに起こり 同じ場所で 長時間の雨をもたらした。
報道を聞いていても観測史上初めてとか 数十年に一度とか ゲリラ豪雨とか異常と
思われる表現が多かった。もはや異常気象が当たり前の気候になりつつある感じで 
来年も又・・と悪い想像をしてしまう。 多くの高齢者が『参った !?』 という
実感を持っている。 

私が高知にいることを知っている人々は 今年の台風大変でしたね・・と言って
くれる。私は7月から高知にいなかったので 『そう被害は無かったです・・ と
話しを濁していますが ?  

今年7月の西日本豪雨(正式には平成30年7月豪雨)は九州から岐阜県にかけて
広範囲に同時多発的に観測史上かつてない雨量があり 15府県225名の死者、
避難者は1万人を超えた。 特に瀬戸内海地域の被害は大きかった。 気象庁が
大雨特別警報を11府県に発令 広範囲の想定外の事態が広がり 河川の氾濫、
土砂崩れが相次ぎ 過去の想定をはるかに超えるものだった。

特別警報は数十年に一度レベルの大災害の恐れある場合に警戒を呼びかけるもので
『 どうにかして逃げて ! 』 という最後の手段で出される警報であり もう
その時に避難行動をとるのでは 既に遅いことが分かってきた。激甚災害に向けた
危機管理のあり方も問題にされた。5日、既に気象庁が記録的大雨を予測 15万人
もの国民に避難を勧告していた事態で TVニュースはアナウンサーが必死の思いで 
早めの避難を呼びかけていた・・。地方自体が必死に被害把握や救助活動に追われて
いたその夜 総理始め自民党幹部は赤坂で 和気あいあいの宴会を行っており 政府の
対策本部が出来たのは 3日遅れの8日であり 国民の生命と財産を守ると常々言って
いる政権に危機意識が余りに薄く 政府の対応は後手後手にまわり 初動の遅れあり ! 
とされた。  気の緩みがなかったか ? 想定外への備えが 問われるところだ。

 

河口湖の紅葉です。 

 

今頃でもギンナンがついています。

異常気象の結果? 秋にサクラの花が 咲いていました ?

河口湖でのんびり 釣りをする。 太公望ですね・・。

河口湖のシンボル 六角堂。 今年は水量も充分。

いつ見ても 堂々とした富士山。

二重 三重の笠雲。 本当に自然は神秘です。

 

 

コメント (1)
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