ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  鏡川へ久し振りに行って見ました。 台風の跡も 秋の到来も 見ました・・。

2019年10月19日 | 自然 花 写真

  (  鏡川  秋のコスモスが咲き乱れる先には 先の豪雨で倒された アシの原が見えます。)

 

台風19号はやはり大きな爪痕を残しました。多くの河川が決壊し 氾濫 4万もの住宅が 浸水し 被害を

受けました。特に高齢者が逃げ遅れ 亡くなった人が多く出ました。多くの ゴミが積み上がっています。

ほとんど再び住めるかどうか分からない状態で 自宅の前でたたずむ  高齢者を見ました。本当にお気の毒です。

新幹線まで水に浸かり 使用できないとのこと。 大変な損害ですね。農業 漁業に与える影響も大きいと

思いますが まだ被害の全容は分かって いません・・。政府も色々対策を講じています。出来るだけの便宜を図って 

復興へ協力したい ですね。 多くの方が心に受けた傷は大きいです。立ち直る元気が与えられますように 

 

角さん、本多さんと行く予定だった岩手旅行も 三陸鉄道がズタズタで 国道もトンネルの崩落、 崖崩れなどで

通行出来なくなり 旅行社からキャンセルの連絡があったとのことです。被災者の 方々のことを思うと お見舞いの

言葉しか無いのですが ホテル レストラン バス会社など 旅行のキャンセルで 更に打撃を被っているかと思うと 

お気の毒でなりません・・・。全面復旧に は一ケ月以上かかるということです。箱根や軽井沢 河口湖も ホテルなどの

キャンセルが続いて いるようです。山梨なども物流に影響も出ているようです。自然の猛威の前に多くの方がただただ

立ち尽くすのみで 人間の力ではどう仕様もない自然の猛威です。 

 

政府は昨年の西日本豪雨を受け 『 国土強靭化 』に向けた施策を推進しているようですが 今回の 台風で 

インフラ整備の限界が露呈したと新聞にありました。地球温暖化に伴う降水量増加を見越して 治水政策を根本的に

転換しようという矢先 又想定を超える豪雨 強風が襲いました。全ての河川を 鉄筋コンクリートで覆うやり方で 

氾濫 決壊を防げるのでしょうか ? 限られた財源の中でどう対処するのか 堤防やダム 排水施設の強化などだが

全ての中小河川まで行う予算はとてもあり得ない訳で そんな人工化を望まない声もあり ハードによる整備の限界は

見えている・・。

日本列島を次々襲う巨大台風、又停電 断水 土砂崩れ 濁流 浸水・・・、今後気候変動を踏まえた対策に転換

しなければ洪水 停電 人的損害 物流ストップの危険性は確実に増す。でも・・・、気候変動が何故起こっているかを

突き詰めないと 空しい繰り返しになるばかりでは・・・。

人間の知恵や技術を超えた自然の力を今回も見せつけられた。浄い水は恵みでありながら 濁流は人の命を奪う。

空気が無くては生きられないが 強風になるとあらゆる物を破壊する。 私たちの知恵や知識では及ばない自然の力、

人間は特別だという意識を捨て 謙虚に 自然の悲鳴を受け止めなくては・・、自然も苦しんでいる・・、悲鳴を上げて

いる・・・。 地球温暖化は自然を苦しめ そこに生きる人間も苦しめる・・・。

 

夏場 青く勢いよく伸びていた 葦などが台風でなぎ倒されていました・・。 鏡川です。

やがて彼らも生き返るでしょう。 もう水は澄んでいました。

今コスモスが真っ盛り !

鏡川の土手には カンナの花。 以前はもっと多く咲いていましたが・・。

真っ赤な 千日紅(せんにちこう)

野鶏頭( のげいとう ) も勢いがあります。

秋ですね、 柿が実っていました。

背高泡立草(せいだかあわだちそう)も元気です。 この花も虫たちには密の花です。

家内は ムクゲの小さいのと言っていますが・・。 矢の根梵天花(やのねぼんてんか)でした。

日々草ですね。

秋の気配は 鏡川にも。 ウルシ系の紅葉。

鏡川にはサギが多くいます。 なつかしい感じもします。

 

コメント (2)
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