ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

   クリスマスは教会でお祝いしましょう !! 

2019年12月20日 | 自然 花 写真

     

      (     富士吉田教会の子供達から送られた クリスマスカード。  )

  

 

最近大きな殺人事件が2つ起こった。一人はアフガンの中村 哲さん、もう一人は元農水次官の息子さんだ。

アフガンは今も内戦中の国で 中村さんにもテロに遭う危険は伝えられていた。以前にも彼が属する 

『 ペシャワール会 』の若いメンバーが殺された。その時殆どの日本人は引き上げたが 中村さん一人 

アフガン人と共に井戸を掘り 用水路を造ってきた。『 戦争より食料の自給を 』を訴え 行動した。

まさに命をかけた国際貢献だった。

 

以前見たNHKの特集で 用水路を掘っている上空を アメリカ空軍の戦闘機が飛んでいた。9・11で

 怒りに狂ったアメリカはウサマ・ビン・ラディン殺害のためにアフガンを空爆 多くの無実の人々の命を奪った。

 中村さんはそのことを抗議していた。武力では何も解決しない。軍事力では平和は実現しないと。長く 医療支援に

取り組んできた中村医師が 2000年の干ばつで白衣を脱いで 農地の復興のために用水路を 作り始めた。絶望して

いた農民を説得し 高級な機械を使わず 修理可能な方法で用水路を造った。いつか彼が居なくなっても 用水路が

機能するようにとの考えだ。まさに人力で地元の人々と共に造りあげ 荒廃した土地は見事 様々な農産物を産む

1万5千ヘクタールもの緑地に変わった。『 忙しくしていれば 戦争などしないですむ。 平和に武器や軍隊は

必要ない。』と彼は語っていた。人々との信頼関係を築くことが何より大事だと語っていた。 

 

引きこもりがちだった息子を献身的に支えてきた父親、 東大卒 官僚として最高の地位まで上り詰めた

元 エリート官僚(76才)が何故同居を再開した直後に息子を殺さなくてはならなかったか ? 聞けば妻は

息子から長く暴行を受け 鬱病となり 娘は何度も結婚出来ず自殺 家族は崩壊して行く中で 自らも息子に

暴力を振るわれ 命の危険を感じ とっさに台所に走り 息子を刺して殺した。深く反省している様子が見える。

私も自首した父親と同じ年でもあり 同情もあり 願わくば執行猶予付きの判決を望んでいました。

 

けれども判決は厳しく 執行猶予無しの懲役6年の実刑。 76才という年齢では82才迄 刑務所生活。

私からみて 終身刑では・・と思える程。 『 被告の行動は短絡的で 社会に相談をするべきだとし 反射的

殺人にしては 30箇所以上の傷があり強固な殺意があった。』 と認定された。 実際はどうだったのか ? 

『 刺さなければ殺された。』 という思いも分かるし 妻や娘が受けた暴力への憤りもあったと思うが 

世の中はこの判決を支持しているように見える。『 罪を贖い 息子があの世で穏やかに過ごせるよう 

祈りを捧げる・・』 という言葉も嘘ではないと思う。そろそろ人生を終わろうとする年代に起こした事件、

 この人の人生は何だったのか・・? 熊沢被告は暗転する家族関係の中で自分を見失った ? それにしては

自ら自首した時以来 覚悟の行為だったと思われる程 落ち着いた態度を保ち続けている・・・。

 

中村氏はクリスチャンで 『 天はいつも彼と共にある。 』 と信じていた。突然の死をどう受け止めて

おられたのだろうか ? 何故自分が殺されなければならない・・という不条理への怒りはなかったのか? 

中村哲さんの葬儀では支援者達が彼が命をかけた事業の継続に全力を挙げると誓った とありました。 怒ったり 

嘆いたりして活動がストップすることを 中村さんはきっと望まないでしょう。アメリカのような報復を望む人は 

もっといないでしょう。 2つの事件を納得することは簡単ではありません。全く異なった事件ですが 人間が

起こした不条理な事件で 生命が失われたことだけは事実です。ただただ亡くなられた方々の冥福を祈るしかありません・・。

 

聖書にイエス様の言葉として 山上の教えがあります。『 悪い者に手向かってはいけません。あなたの右の頬を

打つような者には 左の頬を向けなさい。下着を取ろうとする者には 上着もやりなさい。自分の敵を愛し 

迫害する者の為に祈りなさい。』 ( マタイの福音書5章 ) そうしてこそ 天の父の子供になれると。

『 主は一人でも滅びることを望まず 全ての人が悔い改めに進むことを望んでおられる。 』  ( Ⅱペテロ3章 )

 

今年もクリスマスが近づきました。日曜日にクリスマス礼拝が行われる教会が多いと思います。人間の罪の 赦しの為に

この世に誕生されたイエス様に感謝し 平安と喜びが与えられる時となりますように 祈ります !!

 

   

高知西福音教会の 子供クリスマス会風景。

前日には 小学校の門の前で 案内のチラシをまきました。

  

子供達のゲーム。

15日 音楽伝道会が行われました。高知の専門学校リカレントセンターのメンバーが歌ってくれました。

スーパーなどでもクリスマスツリーが 飾られ 雰囲気が高まります。

 

このツリーは 今回お世話になる 高知医大の庭に飾られたクリスマスツリー。

頂いた シクラメン。

この花も頂いた カニサボテン。今年もきれいに咲き始めました。

公園で見たバラの花。 冬でも咲くのは もう常識ですね。

 

ささやかに 誕生祝いを兼ねて クリスマスを祝いました。

 

コメント (2)
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