(青空と白い雲が広がる 南国の高知。 それでも気温は早朝マイナスになることも・・。)
NHK『2030 未来への分岐点』 というTV番組があった。ご覧になった方もあると思うが 未来の2100年
温暖化が放置された東京はすっかり変わり果てた姿だった・・。番組は現在の2021年に戻り これからの10年の
私たちの活動で 未来が決まってくるという話しがテーマとなっていた。少し思い込みが強い感じもしたが 私たちの環境に
危機が迫っていることを感じさせる内容だった。
世界が抱える最大の問題の一つは 地球温暖化である。既に異常気象 山火事 氷河の融解 メタンなど温室効果ガスの
地上からの放出が各地で報告され 地球は 人類を脅かす新しいフェーズ(局面)を迎えている。コロナ禍で医療体制が
逼迫し 自宅療養が増え 感染の経路追及が出来なくなっているのも コロナ禍の新しいフエーズだが 温暖化もこのまま
突き進むと 1930年以降 暗黒の未来(局面)が待っている と警告している。
この危機を回避出来るかがどうかが 持続可能な社会につながる重要な10年なのだ。 未来を変えるこの10年間に
私たち人類の正しい選択が必要になっている・・。そして既にその10年は始まっている。 日本も遅ればせながら
2050年迄に脱炭素(炭素ゼロ)社会を作ると宣言。 しかし2030年迄の行程は まだ定かでない。
子供、孫の世代の将来について考えられるのは 人間のみの英知ですが 既に少子高齢化(年金や社会保険)問題、
赤字が膨大になっている国家財政など手遅れの問題もある!? コロナ禍にしても第一波が収束の目処がついた時点で
感染症専門の病床を各県に確保することも出来た筈だ。 結局今できることは自粛しかなく 自宅治療、命の選別という
最悪の状況になっている。 環境問題には未だ10年の時間がある!?。未来を考える行動を 始めていきたいと思う。
一昔前人々は地球は無限の回復力を持っていると考えていた。大きな『ゆりかご』で人類という赤ん坊をいくらでも養って
くれる と・・。しかし地球には限界があり 今壊れかかっていることが明らかになっている。 産業革命以降 世界の気温は
1.2℃上昇した。二百数十年でたったそれだけなら大したことでないと思われるかも知れない。しかし今世紀に入って毎年
私たちは猛暑を体験し 大型台風 山火事 洪水等 異常気象を経験するようになった。コロナウイルスの大感染の原因も
明らかになってきた。動物由来の感染症が広がるのは 人間が自然を損ない 生態系のバランスを崩したからと国連は言って
いる。一昨年の台風19号は気温上昇で水蒸気が発生 降水量が10%増加 千曲川など堤防が決壊して大きな被害が出た。
復興は道半ばで 未だ多くの住民は戻って来れず コミュニティーが失われたままだ・・。 (続く)
私の家のそばを流れる鏡川。 その河口で浦戸湾から太平洋へと流れる。
これが歌にうたわれる 浦戸湾。遠くに太平洋が見えます。
紅葉・黄葉する近くの山々。
残念ながら 何の実か分かりません。 冬は紅い実を付ける樹木は多いですね。
これは さねかずら。秋は緑だった実も 冬場には紅くなります。もう少し赤い色もあります。
万両の実。 他に千両 百両 十両まであります。 正月の縁起物に使われます。
山茶花(さざんか)だと思います。中国では椿を 山茶花と呼ぶそうで 混同するのも当然 !?
沼杉(らくうしょう)も紅葉から 少し散り気味です。
牧野植物園も こんなユーモラスなこともします。周りの木は恐竜の時代に生きていたかも・・?
葦の原もすっかり穂が白くなった。冬の日だまりの風景です。
市内を流れる鏡川の中州に生えるアシの原。紅い橋は 潮江天満宮(うしおえてんまんぐう)の天神大橋。
サギが小魚を求めて 堰(せき)に集まっています。
潮江天満宮の白梅 わずかに一輪ですが 咲き出しました。
弱々しいですが ピンクの梅も咲き出しています。 お城の梅は未だ先です・・。