ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  寒さの中でも 春の便り !   NHK『2030 未来への分岐点』 続き

2021年01月18日 | 自然 花 写真

菅原道真を祭る 潮江天満宮(うしおえてんまんぐう)の梅が 咲き出しています。

 

2021年に入ってこれからの10年が人類の未来を左右する10年 決定的な10年となる。今後の10年の私たちの

活動如何で 希望の道か 暗黒の道に進むか 決まってくる・・とNHKの番組2030 未来への分岐点で言っています。

これから10年 現状を続けると 地球の気温は1.5℃になる。この数字が地球の限界点と言われている。未来を決める分岐点 

2021年  これから10年の私たちの選択で 今世紀末2℃に抑えられるか否かが 決まる・・!

 

グリーンランドの氷が毎年減少 2019年は5320億トンが水となった。東京都の面積で換算すると スカイツリーを

超える深さ800mの水量となる。シベリアも同様で 永久凍土が融け 地中にあったメタンを放出する。温室効果ガスと

しては二酸化炭素の25倍の濃度である。(もっと恐ろしいのは融けた永久凍土の中から 未知のウイルスが見つかったこと。

ウイルスが細胞内に入ると12時間で1000倍に増殖したそうだ。)

 

南極でも気温上昇で氷が融け出している。 約1m海水面が上昇する。暖められた海水で台風の大型化は避けられない。

昨年も異常気象が相次いだ。乾燥と高温でカリフォルニアの山火事、オーストラリアの山火事がひどかった。燃えた

森林面積は63万平方キロで日本の1.7倍になる。コアラやカンガルーなどの野生動物が30億匹死んだ。アマゾンの

熱帯雨林は草原のサバンナに変わり 二酸化炭素は吸収出来ず 逆に放出される。温暖化は更に増していく。 

 

今日本政府も脱炭素政策に転換したようにも見える。世界は2050年迄に『炭素ゼロ』を目標としている。しかしこの

コロナ禍で経済が停滞しても 二酸化炭素排出量は7%減に留まる(2019年)。かつもし 排出ゼロになっても気温上昇は続く。

地球の大気に溜まった温室効果ガスが 地球の熱を逃さないからだ。しかしこのまま温室効果ガスの排出を止めなければ

2100年には気温が4℃上昇する。そうなるともう地球の暴走は止められない。東京は40℃を超える日が年47日となり 

近海で獲れる魚が居なくなり 江戸前寿司は消滅する。オリンピックはアジアのモンゴルでしか開けなくなる。屋外の労働や

子どもの遊びは禁じられ 熱中症患者が増え 救急車は年44万回出動する。今と同じ 医療体制崩壊につながる。

 

  世界2.0運動が始まっている。21世紀末気温を2℃上昇に抑えようという運動。それには2030年に気温を1.5℃にしては

いけない。1.5℃という限界点を超えればもう温暖化は止められない 地球暴走のシナリオを変えられるか否か 最後の

チャンスが今年から10年の私たちの行動にかかる。 コロナ禍の今 如何に感染を防ぐかが最重要事項であることは

間違いないが 温暖化の流れも今止めないと人類の未来がない・・!?  決定的な10年のスタートは今年2021年、 

今すぐ行動を ! (続く)

 

 

昨年はお城の早咲きの梅は 1月5日に開花した。 今年は未だ未だの中で うれしい一輪。

メジロも梅の密をまっているかのように 姿を見せているが・・? 

雨のしずくを残す 高知城の梅。 今週中には咲き出すでしょう・・。

そんな中での かんつばき。 

紅葉も散って紅い絨毯のよう・・。遠くに笹の葉の緑で 色合いがいいですね・・。

三寒四温というのか マイナス4℃になる日もあり 18℃になる日もあります。

結構厚い氷が張っていた日も・・。 

穏やかな日は 水鳥の日向ぼっこ・・。

     

       我が家のベランダは 春の装い ! ラベンダーもあります。

プリムラ・ポリアンサ。園芸植物です。

スノーポール。 自然の花が少ない時を補ってくれます。寒さにも強いですね。

城西公園の梅の花。ここも今週中の開花は 間違いない・・!

石垣をバックに咲き出す時が 楽しみです。

お城の枝垂れ梅は まだまだ冬の様相・・。だけど何時か必ず咲きます ! 春が来ます !

 

コメント (1)
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