(土筆(つくし) 懐かしい言葉の響きです。杉菜の子。正確には杉菜の胞子茎(ほうしけい)です。
コロナ禍以来 マスク 手洗いと共に 消毒も欠かさずやってきました。スーパーでも図書館でも入り口で必ず消毒液を
シューとやります。昔小学校など衛生室で消毒液の入ったボウルルに手を浸したことを思い出します。私はやっていながら
疑問に思うのは 消毒そのものに問題はないのかなー ? 手が荒れるとか傷口から液が入るとか カブレルとか副作用的な
ことがないのか・・? という疑問でした。同時に世界中の人々が使って捨てられている 汚染はないのかなー ?
そんな中 五木寛之さんの本を読んでいて 『 花粉症患者が多くなったのは 様々な菌や寄生虫と共生して様々な免疫を
持っていた人間が 清潔になることで免疫力が十分で無くなったからではないか? 』 という文章でした。清潔になることで
免疫力を失い 花粉に過剰反応を引き起こす・・、 余りに清潔にしすぎて 免疫力が落ちるのは 逆に問題ではないのか
つまり人間は多数の寄生生物と共存するのが自然な生き方 調和のとれた生き方なのに 共生を壊していくことで 問題が
起きないのか・・? と 五木さんは言っています。 私も去年辺りから 花粉症的な症状が出始めていたので この文章に
ひっかかってしまった。偶然かも知れないし 証拠(エビデンス) はありませんが・・?
前回までウイルスとの共存 共生について考えて来ました。 五木さんも地球と地球に生きる生き物も共生関係で生きていると
書いています。 地球は一つの生命体だとも書いています。人間は大きな生命体の体表(地上)で 他の生物と共に生きて来た
寄生生物です。 最初地球は遅れてやって来た人類に寛容だった。しかし人間は知恵と知識 技術を駆使して 科学 技術を信じ
人類文明を発展させた。それは地球に負荷を与えることになった。開発が進み 地下資源を奪い 他の生き物を圧倒し 人口を
増大させ 地球の支配者として振る舞うようになり 地球との緊張関係が強まった。
英国のロビンフッドのように 人類は森に住み 樹木を切り倒し 道を作り 家を建て 村を造った。農業中心の村から 商業
経済の街に変わり 政治権力の国家に発展した。更に国を超えて グローバルな世界へと拡大。産業革命以来19世紀頃から
そのスピードを増し 人口増大 資源確保の時代となり 地球との軋轢を生むようになった。スモッグの街ロンドンのように
公害が広まり 地球を汚していった。更に開発が進み 他の生物への影響も深刻になり 傷ついた地球は公然と反抗を始めた。
思えば世界大戦やスペイン風邪で多く の死者が出たのも 地球の拒絶反応のなせる業だったかも知れない。 20世紀後半
からの公害 温暖化 異常気象・・など環境問題はグローバルな世界の問題となってきた。プラスチックゴミは海の生き物に
深刻な影響を与えつつある。生態系がしぼんできたという話しもある。生きる環境が失われてきた。未来には信じられない環境
悪化が待っている・・。
コロナ禍で喘いでいる私たちに追い打ちをかけるような話しで申し訳ないが 私たちの生活を見直す時が来ている。特に先進国に
住む私たち日本人にも大きな責任がある。自粛を要請され マスク 消毒が要請され 新しい生活様式と言われるが 会話も
出来ないような食事が良い生活の筈がない。今は仕方なく我慢している。言わば非常事態だから・・。今目先のワクチンに目が
向くが 私たちの生活様式 生活習慣に目を向け 持続可能なシステムに変えない限り 人間は生き残れない そういう暗い
未来が既に始まり 10年後更にひどくなり 世紀末 火星への移住がマジに政治テーマにならないように ガスマスクが
普通の生活様式にならないように 温室のような無菌室暮らし にならないように願うばかりです。
菜の花 たんぽぽと同じように春を感じさせる 一つの指標ですね・・。
野原の草たちも 緑を勢いよく伸ばしています。 春が来ているなーという実感です。
そして菜の花 ! 何処でも見ることが出来ます。 田に植える農家もあるようですが・・。
やはり黄色い 黄梅(おうばい)です。 大分花が揃ってきました・・。
しばらく載せませんでしたが 水仙。 相変わらずきれいに咲いています。
そしてこれまた ポピュラーな椿です。こんなに花が揃っているのは珍しい。
木瓜(ぼけ)の花も 長く咲いています。今が盛りですね・・。
寒緋桜(かんひざくら) 色が鹿児島紅のように鮮やかなので 載せました。
高知では梅の季節は過ぎて 中旬過ぎの桜を待っている時ですが 早咲きの桜です。
一転 真っ白です。 名前は雪柳(ゆきやなぎ) この真っ白な満開を待っていました !
まるで白い枝が 暴れるように 咲き誇っています。
一方火曜日の大雨で すっかり濡れそぼった野鳩。 羽根に付く雨粒を振り払っているようでrす。
電線で 雨が過ぎるのを 待っているようです。 サギなどは河原の葦の蔭にいます。
そして雨が止んで ようやく野鳩が 空を大きく飛び回っていました・・。