( 朴(ほお)の木。 以前山中湖村の図書館の敷地で 同じ木を見たことがあります。)
最近ゴミについて気になることが幾つかあった。中国のロケットの残骸が地球のどこかに墜落するかもというニュース。
今地球の周りを50万個の宇宙ゴミが周り続けている。新しく船長になった星出飛行士の乗る国際宇宙ステーションは
年に1度くらい 宇宙ゴミとの衝突を避ける為 進路を大きく変えるとか。宇宙ゴミは小さな弾丸と言われ ライフル銃の
100倍の衝撃だという。今回の落下も最初地中海と言われ 最後はインド洋で 幸い事故は無かったようですが これが
大都市に落ちていたら 大変なことになっていたと思う。
今度は身近な話しですが 先日医療センターへ行き 定期検査を受けました。 その際血液検査をして 看護士さんが1人1人に
ゴム手袋を替え 勿論注射器も代えていました。前の人の分は捨てるんですか と敢えて聞きましたが そうです との答えでした。
今行われているワクチン接種も一回一回針を代えるようですが 思えば 2億個捨てられる計算で 医療ゴミが大量に出ることに
なります。あの防護服も1日 何回も代えるそうです。衛生の面では必要でしょうが 勿体ない? 何とか再利用出来ないの ?
と思った次第です。当然そういう余裕も無い国があります。一時マスクが無い 消毒液が無い 防護服が無いと騒ぎになった
ことを思い出します。
よく私は生物多様性と言います。この地球に多くの種類の生物がいるからです。別の言い方をすると 人間は 他の生物である
植物 昆虫 魚 鳥 獣 微生物などのお蔭で生きています。生かされていると言っていいのです。私たちが食べる 米 野菜
肉 魚も全て生き物です。地球上の生き物は互いにつながり 色々な役目をしています。沢山の生き物がいて それらがつながり
合っていることを 生物多様性と言います。その生物多様性から様々な恵みを貰っています。
人間は頭が良く 便利な生活を求めて自然を自分の都合の良いように変えてきました。元の自然を壊して来たと言っても
いいのです。その結果 他の生き物の生活環境を壊して 多くの生物種を絶滅に追い込んできました。今地球温暖化で多くの
生物は生活環境を失っています。それらを食料とする人間も困っています。現代の温暖化の原因は人間です。 熱帯雨林を切り
開いたり 干潟を埋め立てたりして 姿を消した生き物も数多いのです。人間が生存ピラミッドの頂点に立ったと言えますが
それは結局 人間の住む環境の足元を 自ら壊していることになります。
以前東日本大震災で人間が住むことが出来なくなった山間地で 自然が息を吹き返し 多くの野生動物が主人公のように道路を
闊歩していると伝えました。コロナ禍で観光客が訪れなくなった水の都ヴェニスで海水がとてもきれいになったという事件?も
ありました。これはある意味不幸なことです。人間が『不要な物扱い』されているのです。 人間も生き物の1種です。多くの
生物と共存 共生させて貰ってこそ 人間も生きていくことが出来ます。 生態系で動植物 微生物が命の循環をしています。
人間も その循環に入れて貰わないと 生きていけません。 自然から離れて生きることは 出来ません・・・。
最後に最近読んだ本に こんな詩がありました。
森には 何一つ無駄が無い。 植物も 動物も 微生物も みんな連なっている。
1種の生き物が 森を支配することのないように 神の定めた調和の世界だ。
森には 美もあり 愛もある。激しい闘いもある だがウソがない。 『 森の世界 』 から
トビカズラ。 熱帯性のつる性植物。 伝説の霊花 うどんげ とも呼ばれる。
巨大な花房をつける 如何にも熱帯風の花です。
ウクナ・バードウッディアナ 難しそうな名前。 豆科で上の トビカズラと仲間です。
ガンゼキラン と言います。絶滅危惧種の一つですが 牧野植物園では群落となって咲いています。
ケシの花。 ケシは栽培が禁じられている種類があります。 実から汁を取るようです。
フウロにも見えますが ムギセンノーの園芸品種。 別名 ムギナデシコ とも。
その色違いです。 今こんこん山の斜面に 咲き誇っています。
コガクウツギ ということで 空木の一種。 のりうつぎにも 似ています。
山あじさい。 又紫陽花の季節になってきました。 額紫陽花に似ています。少し花が小さい。
久し振りの感じです。 カルミア。 街の中でも見ることはありますが・・。
これはピンク系。 咲く前は 金平糖のようです。
これも難しい オルラヤグランディフロラ とか。 以前行った時も咲いていました。
アスチルベ。 ピンク色もあります。 普通は園芸品種ですが これは野生です。
大手毬(おおでまり) 紫陽花に似ている感じですが 一回り小さい。