ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

    10月の花火と 11月の紅葉・黄葉。

2021年11月08日 | 自然 花 写真

( 10月30日 近くの鏡川で花火大会がありました。ベランダから見られるので 最高でした! )

 

現在イギリスでCOP26という会議が世界のリーダー達(130ヶ国)を集めて2週間の予定で行われています。日本から岸田総理が

1日だけ参加しました。飛行機で片道12時間かかる移動をしてトンボ帰り?は大変だったと思いますが 敢えて言えば総理がこの期間に

総選挙をぶっつけたとも言えます。COP26に向けて総理の出席の考えは2転3転しました。最終的にはイギリスジョンソン首相の電話で

 首脳会議にだけ参加したと聞いています。

 

COP26は何故大切なのでしょう。 地球温暖化を食い止める為に温室効果ガスの削減目標を更に引き上げるのが今回の目的です。

2015年にパリ協定が採択されました。新興国を含む全ての国に温室効果ガスの削減を義務づけました。それは1997年京都で

開かれたCOP3で先進国だけに温室効果ガスの削減を義務づけたことに始まります。しかし中国やインドなどでも温室効果ガスの排出が

進み 温暖化は約200年前の産業革命時に比べ 1.1℃上昇 海面上昇や山火事、豪雨といった異常気象となって現れています。21世紀に

入っても人命が大きく失われ 災害による損害額が大きくなりました。今後このままであれば熱波や豪雨といった極端な現象が数倍の頻度で

起こると想定されます。

 

パリ協定で今世紀末世界の気温を2℃未満に保つとともに 1.5度に抑える努力をすることを決めましたが 最近の発表では 現在の各国の

目標では 2.7℃まで上昇する危険が明らかになりました。全ての国が一層の温暖化対策(温室効果ガスの削減)をしないと深刻な影響が

避けられないとされます。今や世界の最大の関心事となっている地球温暖化対策を討議する為 6年振りの首脳会議が イギリスの

グラスゴーで行われた訳です。 

 

『 カーボンニュートラル 』という言葉を最近聞くことが多くなりました。10年先 30年先の目標にも聞こえますが 脱炭素社会への

取り組みは世界が抱える緊急の課題です。実はコロナ禍でこの会議も1年延期になっていました。その間にも異常気象が各地で起こり 

新興国、途上国の二酸化炭素排出量は増え続けています。コロナ対策のように今ウイルス感染を防がないと多くの人々が感染し死者が

どんどん出るという差し迫った問題ではないかも知れません。でも科学が異常気象の原因を温暖化であるとし 温室効果ガスを実質ゼロに

すれば 今どんどん上昇している気温を1.5℃に抑え 未来の人々が生きていける環境を維持出来るという期待です。世界を見るとデンマ

ークなど北欧の国々は再生可能エネルギーを大きく利用することで CO²排出量を大幅に減らしています。ただコロナ禍と同様 先進国

だけが減少しても全ての国のワクチン接種が行き渡る迄終息しないと同様 温暖化もストップしないのです。

 

私たちの努力の結果が証明されるのは数年先 数十年先かも知れませんが 人類の英知で結核やエイズが治る病気になったように 今対策を

強化することで未来の人々を救うことになるのです。

 

遅々とした動きに見えますが 私たちが変われば世界が変わる ! という偉大な実験だと思います。国によってその対策はまちまちです。

経済を制限する恐れがあると反対する動きもあります。石炭産業 電力業界の根強い反対もあります。それでも脱炭素社会に向けて各国が

共同歩調を取りつつあることも事実です。あと1週間ほどで各国が議論を重ねた結果が出るでしょう。その後は具体化と行動です。私たちは

SDGs(エスディジーズ)に示されるように 成長一本槍の経済ではなく 環境や資源 格差 貧困 人権 幸福などを考えた持続可能な

循環型社会を造ろうとしています。 まさに世界中の人々が取り組む壮大なプロジェクトです。

 

久し振りに花火を見ました。 コロナ禍では無かった記憶です。 大きな音でした。

川向こうのマンションも少し写っています。仲々ナイスショットは難しい・・です。

高知でも ささやかながら 紅葉が始まっています。

ハゼの木の種類ではないかと思います。

これは南京ハゼ ?

台湾楓(たいわんふう) としておきます。

ヤシの木の隣りの台湾楓。上の方から紅葉・黄葉してくるようです。

実が黄色くなってきた せんだん。

紅葉と白い種が見えます。 

黒鉄黐(クロガネモチ)。 

小さな看板に ゆりの木 とありました。

ススキもすっかり白くなって もうじき風で飛んで行きますね。

 

 

コメント
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