( 昨日四国のほぼど真ん中 高知県の大川村へ 紅葉を見に行ってきました。 )
藤井四冠が誕生した。同姓ということもあるが 親近感を持っていた。最近羽生さんを破った時は ある意味負けて 羽生さんに
王将戦へのチャンスを持って欲しいなーと思ったが 令和の覇者は全く外野席を問題にせず 今回も天敵と言われた豊島竜王に4連勝
してしまった。情け容赦もないと言えば 論外だろうが 恐ろしい程強いな~という印象。お蔭で私も棋譜の説明を得ながら 将棋への
関心を高めることが出来た。聞けば物欲も少なく タイトルへの執着もなく ただ強くなりたい という一念で精進しているように
思える。あと一ヶ月という卒業を前にして高校を中退した時も驚いた。AIを超える頭脳とも言われる。人間としては拍手を送りたい所。
やはり若さは心身とも最高の状態かも知れない・・。 グレタ・トゥンベリさんもそうだが 若さが物事の本質を捉えられる・・のかも
知れない。そうなると高齢者もいつまでも情熱をもって 挑戦することで 彼らのような能力を得られるかな・・と考えたりもする・・。
ともあれ目出たい !!
『 石炭火力廃止 』の表現が弱まって 『 削減 』となったが 『 1.5℃に抑える努力 』は採択文書に明記された。約2週間世界の
首脳 専門家が集まって 地球温暖化防止の為に努力を続けた。この大人の努力は評価したい。『 COP26は失敗だ !』という声も
若者にはある。ただ200ヶ国にも及ぶ世界の国々が パリ協定を採択し更にCO²排出量を減らし 地球を未来につなぐ努力をした。外交に
長けたイギリスに期待する気持ちもあった。これが人類の現況である。来年末に向けて 特に排出量の多い日本を含む大国が世界をリード
する前向きな対策を打ち出してほしい。『 もう待ったなし! 』の状況だと世界の人々が認識すれば その生活を変え エネルギー消費を
効率的にし 持続可能な循環型システムに転換し 世界の人々が安心して生きていける社会が出来るように 願わざるを得ない。
新型コロナ禍で Stay Home 巣ごもり生活を要請されたこの2年間 二酸化炭素の排出量は約5%減った。更に毎年5%減らせれば
2030年は 50%削減出来る。ただ経済が回復すればCO²の排出量も増える。 先日グレート・リセットについて書いた。人口は
ますます増加し 途上国の豊かさを求める活動が増加する中で 先進国は我慢を要求される。今回の協議難航も途上国の不満が大きかった。
先進国の生活が贅沢が過ぎ 無駄が多すぎた。その結果 海も陸もその豊かさを失いつつある。巨大なエネルギーの消費で 四季のある
温暖な気候が 亜熱帯に変わりつつある。
異常気象が増え 農業も漁業も変更を余儀なくされている。世界では乾燥 山火事 台風の巨大化 熱中症で亡くなる人々も増えている。
安心して飲める水も失われ 教育 医療も大きな課題を抱えている。 SDGs( 持続可能な開発の為の2030ゴール )が示す
私たちのゴールを実現する時だ。世界の全ての人々が心を一つにしなくてはならない。今回のCOP26の採択文書を参加国が受け入れた
と解したい。 緩い採択であっても決裂してバラバラになるよりマシだ。このように世界が一致することは本当に難しい。人類の努力は
失われていない。2030年に向けて日本も 日本国民も努力する。この気候危機をパリ協定で乗り越えていくことは 第二次世界大戦後
『 国際連合 』 が出来たことと同様 意義がある。
そこは清流吉野川が流れ 多くの滝があります。これは 弁天様のお釜と言ったと思います。
澄んだグリーンというのか 美しいブルーというのか 自然の清らかさを感じます。
銚子滝と言ったと思います。余りに多くの滝を見たので 分からなくなっています・・?
名前の付いていない滝もあります。 それでも十分に美しいです。
添乗員が寒い 寒いというので 防寒具を用意しましたが 20℃を超える暖かさ・・。
木と石のドルメン。埋葬地を囲うように石を並べるお墓のようにも見える。
深い山間の中に置かれた石の姿は独特で とても印象に残りました・・。
大川村は94%が山であり 森林です。そのせいか2020年まで日本一人口の少ない村でした。
今回予定した道路が土砂崩れで迂回しましたが 後方の山も土地が崩落した跡が見えます。
滝が河となって流れますが それを覆うように 紅葉が鮮やかです。
名前の無い滝も多いそうで 突然滝となって水がほとしばることもあるとか?
今年は雨が少なく 一様に滝は細っているとか・・。 ガイドさんが丁寧に見せてくれました。
これは堰堤。 まるで白い絹のカーテンのように美しい水の流れです。
この黄葉は 台湾楓(たいわんふう) 又モミジとは違う美しさです。