ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

   約2週間 2万人が集まって話し合った COP26会議 !

2021年11月15日 | 自然 花 写真

(    もう旧聞に属しますが 11月11日は1が並ぶ日、更に11時11分 おまけに11℃でした !!)

 

急に寒さが増して来た感じです。特に朝方高知でも6℃。部屋の中でも20℃でした。夏場は29℃も有りましたが 今はストーブの

お世話になっています。高知の紅葉・黄葉も山中の渓谷では美しくなっているようです。私も水曜日に 高知県土佐郡にある奥吉野の

紅葉を見に行く予定です。そこは大川村と言って 日本で最も人口の少ない自治体の一つで373人です。2003年には521人でした

から 18年間で約3割減少です。人々が少なくなる地域で 美しい紅葉・黄葉が見られるというのは 少し残念な気がします。

 

COP26の会議が終わりました。参加国で相当議論があり 『 世界の平均気温の上昇を1.5℃に抑える努力をし 火力発電を

段階的に削減 !』という内容で採択が行われたようです。『 日本 脱石炭で世界に逆行 』という厳しい見出しが高知新聞にありま

した。欧州やアジア46ヶ国が合意した石炭火力を段階的に廃止する共同声明に日本は同意せず 今後も石炭火力を利用し続ける方針に

留まるようです・・。日本は新たな石炭火力の建設計画もあり 世界の流れに逆行しています。自国の経済メリットを優先させ 世界の

流れに逆らい 二酸化炭素を排出し続けるのは 如何なものかと思います。・・。 今回COP26で『 脱石炭 』が最重要課題と

位置づけた議長国イギリスの要請に 韓国 インドネシア ヴェトナムなどは参加しました。インドネシアやヴェトナムは日本が 石炭

火力発電を輸出しようとしてきた国でもあります。 

 

世界がこの世紀末に 平均気温を産業革命時より1.5℃の上昇に留め 温暖化を止めようと必死になっている時 自国のエネルギー政策の

遅れを理由に 2030年19%の石炭火力を維持しようとしている。イギリスは産業革命発祥の国であり 石炭火力を持って大英帝国を作り

あげた国ですが 地球温暖化が人類の未来に大きな損失を与えるとして 再生可能エネルギーに大きく転換をしようとし これから成長

しようとする国々もそれに従おうとしている、これが今世界の趨勢ですが 二酸化炭素排出量の多い 中国 アメリカ 日本などがこの

流れに組みしていない。過去にこだわるというか 現状に甘んじるというか 化石燃料廃止に政治決断が出来ない政府は 今後 経済でも

遅れをとるのでは・・? 世界的な気候危機を前に 不名誉な『 化石賞 』など受け取らず エネルギー政策を根本的に見直す時期に来て

います。

 

今回のCOP26で注目されたのはメタンガスです。メタンは大気中の温室効果ガスの中で二酸化炭素76%に次いで16%を占め 且つ

CO²の25倍の温室効果があると言われます。北極圏などの永久凍土が温暖化で溶け出すと そこに内包されていた温室効果ガスが大気中に

放出されます。北半球の1/4を占める永久凍土から その量数十億トンと言われるCO²とメタンが放出される危険があり その量は大気中

の炭素のほぼ2倍と言われる 大変な量です。永久凍土の溶解による温室効果ガスの放出はパリ協定で定められた1.5℃に抑える努力目標を

危うくする。このままでは今世紀末迄に永久凍土の30%が失われるとされる。悪循環に落ちこんでしまう前に排出を止めないと グレタ・

トゥンベリさんが言うように   手の付けられない暴走状態になる・・。

 

 

ひさし振りの皇帝ダリア。

これまたひさし振りの 白粉花(おしろいばな)

赤と黄が混じった 変異種 ?

そのそばにあったランタナ。 相変わらず鮮やかですが 6月から11月まで。

これも久し振り。 牡丹臭木(ぼたんくさぎ) 家の近くのは もうすっかり萎れています。

山茶花(さざんか)はこれから 来年2月まで咲きます。

一見 ツバキのようですが さすがにツバキは未だでしょう・・。

クロガネモチ。 実の赤色が鮮やかです。

高知商業高校の土手に咲いていた ツワブキ。

葉がふきのようなので 葉に艶があるので 当初つやぶきと呼ばれていたとか・・。

もう晩秋 秋の終わりを感じさせる 秋桜(コスモス)

最近 高知新聞に 田植え一回の二期作が話題になっていました。 ひこばえです。

葉が落ちてしまい 柿だけの木は どこかうら寂しい。 

 

 

 

コメント
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