ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

   ほぼ皆既月食 ! 大川村は森と滝の村。 

2021年11月22日 | 自然 花 写真

( 金曜日の夜は ほぼ皆既月食でした。 マンションからも眺めることが出来ました !)

 

先日行った大川村は名前の通り 吉野川という大きな川のある村だ。村と言えば『忍野村』を思い出すが あそこは人口約一万の

大きな村、それに比べ400人を下回る小さな村。それでも『 大川 』になっているのは四国の大河 吉野川源流が近くにあるせい

だろう。

大川村にはコンビニは無く スーパーもありません。信号機は村にたった一つです。そのかわり山の恵みがあります。なんと森林率94%

高知県は日本有数の森林県で84%ですが それを上回る山間にある村です。その分 平地は僅かですね。米は余りとれず余所の村から

買っています。 多くの滝があり 今回は1日ツアーで多くの滝を見せて貰いました。滝があれば湧き水も豊富で 村内の水道は全て

湧き水です。森と水に恵まれた村です。勿論紅葉・黄葉はきれいです。空気は澄み 海抜も高く夜は満天の星です。おまけに四国の水瓶と

言われる早明浦(さめうら)ダム湖があります。春には桜 芝桜がきれいだそうで 私ももう一度 その時期に訪ねたいと思います。

出来れば一泊して 天の川の星々を眺めたいですね。高知から76km離れているので 行くのに楽ではありませんが 高知県が森の県

だというのが実感出来ました。

 

現地のガイドさん 実は『 結いの里 』の代表?が案内をしてくれました。地元でも観光に力を入れています。大川黒牛と土佐はちきん

地鶏は有名で 今回もBBQで美味しく頂きました。年間出荷がわずか50頭前後という希少価値で 県民が何年越しでも食べたい ? 

という霜降りの味を頂きました。地鶏の方は年間50万羽以上を出荷しています。毎年『 大川村謝肉祭 』が行われ 人口400人の村に

1500人が集うそうです。焼き肉のタレ 『 謝肉祭 』もお土産の一つです。この村も 財源確保に 『 ふるさと納税 』に力を

入れています。黒牛やはちきん地鶏など大川村特産品が貰えます。

 

ガイドさんの話しでは 今年は雨が少なく 紅葉・黄葉がイマイチだったとか・・? 私などには結構綺麗に見えましたが・・。木材と

しての需要が少なく 林業経営が成り立たないそうで 森は荒れる一方とか・・? 94%の森林も 木に保水力が無くなり 土砂崩れの

原因にもなる。私達が行った時も崩落で 道路を迂回せざるを得なかった・・。 木に地衣類のような苔がつき 樹勢が衰退するとか 又

外国産の蔦(つた)がどんどん広がり 幹や枝を締めつけ 葉が邪魔して光合成を難しくしている?  キチンと間伐をすればいいので

しょうが 何処も人手が足りません・・。ドングリは多いが猿などの餌になる。 今や人口より猿の数の方が多いとか・・。

『 森が変わって来た・・!? 』 という声を聞き その深刻な状況を思いました・・。

 

 

時間が少しさかのぼるお月様。 太陽と月の間に地球が入り ほとんど月が見えなくなります。

これは6時過ぎになって 満月に戻りつつある月の姿。

そして完全に 満月に戻ったお月様です。 ホント天体ショーでしたね・・。

      

       前回に続き 大川村の滝 これは名も無き滝です・・。

吉野川の源流近くの流れ。四国の水瓶と言われ 高知から徳島を流れ194kmあります。

いろはもみじでしょうか ? きれいです。

これから赤くなるモミジのグラデーションです。

山間にある 白い細い水の流れ・・。 小金滝です。

少し近づいた小金滝。落差100m以上あり四国最大の滝。今年は雨が少なく 少し細いです。

ひのきでしょうか? 真っ直ぐな幹が空に向かって伸びています。

岩を掘り抜いて 道路を通したそうです。 今は使われていない・・?

お昼のBBQの小屋。 テーブルに炭の入ったコンロがあり お昼を頂きます。

霜降りの土佐黒牛とはちきん地鶏の焼き肉。年間僅かしか出荷しない 貴重品だそうです。

結いの里と呼ばれる 道の駅。 大川村のマスコット人形たち。地鶏とお茶 カリントなどが名物。

 

 

 

コメント
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