(彼岸花を追っかけている間に コスモスの季節になりました。秋桜と書きます。)
今人類が抱える様々な問題の内 地球温暖化に絞って考えると前回書きました。私も一人の人間として今この世に生きている訳
ですから ウクライナ戦争にも 最近多いように思う子供の行方不明事件にも関心はありますが とても限られた紙面?では
何でも議論する余裕も能力もありません。やはり『 自然ブログ 』ですから 環境問題に絞って考えて行きたいと思います。
以前も書きましたが 地球は今温暖期です。2万年以上続いています。お蔭で地球の生き物は大いに増殖し 繁栄しています。
日本の人口も鎌倉時代約1000万、江戸時代 約3000万、明治後半で5000万 現在1億2000万人です。人口が増えれば経済規模も
拡大します。温暖期は望ましく思えますが 急激だったり 極端だったりすると問題が生じます。よく例にあげますが 最近の
気温は産業革命前に比べ 1.2℃上昇、ここ20年でも世界の気温は0.22℃ 且つ北半球の方が温暖化が進んでいます。それも北半球の
高緯度地方で・・、人間活動の活発さがその原因です。
人間の影響によることは疑う余地がない と思います。でもトランプ元大統領のように それを認めない人々も多いのです。
そうするとパリ協定など意味が無いということになり 脱退してしまう訳です。今回の岸田首相の所信表明演説には 悲しい程
温暖化による気候危機のことについて 触れておりませんでした。色々問題が多いとも言えますが 私が世界で起こっている
様々な問題の中で 敢えて環境問題に絞ろうと思う姿勢とは 真逆です ?!
エネルギー不安から原子力発電には正面から取り組む意志はあっても 自然災害の真の原因である地球温暖化対策の視点が抜けて
います。 横文字が一杯使われているのにSDGs(エスディジーズ)については見つけることは出来ませんでした。前の菅政権
では 脱炭素社会の実現を目指すと宣言し 『 2030年度において 排出量を46%削減(2013年度比)更に50%に向けて
努力 』を約束しています。
今回の岸田総理の所信表明演説では2030年への決意は示されなかった・・。人類による自然破壊 地球の反撃とも言える自然災害。
持続可能な循環型社会実現への大転換など軍事力の増強の前にかき消されてしまった。 温暖化への危機感は全く感じられません。
この政権がどれ程続くか分かりませんが 環境問題に前向きになり 環境先進国となる意思は無いのだと・・と思いたくなります。
では日本の温暖化はどうでしょう? この100年で1.28℃上がっています。世界では0.73℃の上昇なので 日本が急なペースで
温暖化が進んでいます。明治維新以降急激に西洋化し 殖産興業 高度成長期へ変化していった影響かと思います。東京のこの
夏の猛暑日は16日間でしたね。30年前の日本は年間で2日以下がほとんどでした。しかし1994年(平成6年)以降は年6日
以上になり 2018年には40℃以上になった地域が5つありました。 高温を記録した2018年では9万5000人が熱中症で救急搬送
されたそうです。このまま温暖化が進めば 2100年には 酷暑と言われる40℃が40日間 東京を襲うと警告されています。
特に今年の夏は暑く もううんざりだと言う人が多かったようです。高知は湿度も高く 蒸し暑い日が続きました。『 救急車の
夏 』というイメージでした。そう思っているのは動植物も同じで 海も山も変化しています。 政府には期待出来なくても
草の根のSDGs(エスディジーズ)で 未来の地球を守っていく必要があります。地球の今を知る為に気候の仕組み 温暖化の
メカニズム 異常気象の内容 これから温暖化が私たちにもたらすものを しっかり学んでいきましよう。
コスモスが一斉に咲き出しました。
ポツポツ夏頃から咲いていました。 1年草ですが いつも同じ所に咲きます。
赤 ピンク 白とありますが この秋 チョコレートコスモスを見つけたいと思っています。
何故 秋桜と書くのか ? よく見ると桜の花に似ています。 少し大きいですが・・。
コスモスの葉は 線のように細い。風に揺れて折れそうな茎ですが 意外に根強い !?
右下に見えるのは 赤マンマです。 やはり色づいてきましたね・・。
つぼみが沢山見えます。12月中旬辺りまで 日々咲いてくれそうです。
コスモスの合間に 秋明菊(しゅうめいぎく) 菊とありますが キンポウゲ科。
コスモスはは一旦置いて 久し振りに時計草(とけいそう)に出会いました。
日々草(にちにちそう) 今多くの家庭の庭に 可愛く咲いています。
ヤマハギ ? 前回も悩みましたが 緑の多い野原に 小さなピンクの花を咲かせています。
布袋葵(ほていあおい) 珍しくきれいに咲いているのを見ました。