( 入道雲も発達しているようで 高知は既に梅雨明け ?!)
線状降水帯が各地で発生 九州北部から北陸 東北にかけて大雨が 続き 秋田県など河川の氾濫が伝えられました。
四国は余り取り上げられませんが 雨は連日のように降っています。真夏日も続いていました。『 世界各地でも熱波 』
という新聞見出しがあり 7月に入り地球の平均気温は連日観測史上例の無い高さを記録しているそうです。6月もやはり
最高記録だったそうです。 梅雨明けすると 各地で想定外の熱波が発生するかと思われます。ご自愛下さい。
梅雨明け近くなって急にセミの鳴き声が盛んになってきました。トンボも池の上など元気に泳いでいます。高知県には
トンボ王国という自然公園があります。周辺のトンボ生息地は荒廃の一途の中で ここでは2005年以来ずっと60種以上の
トンボの生息を維持しています。全国各地にトンボが飛び交う 自然環境を再生する活動を トンボ王国は進めています。
環境省のレッドリスト(絶滅の恐れがある野生生物のリスト) には日本で記録されている203種のトンボの内 25%
余りが絶滅危惧種とされています。減少の要因は都市圏の拡大や河川整備の開発 温暖化に伴う干ばつなどの進行です。
里山の荒廃が昆虫達の生息地を壊していることもあります。農薬の使用などもあって ミツバチと共に赤トンボ(アキアカネ)
が激減しています。赤トンボは童謡にあるように 日本古来のトンボで昔から農業害虫を補食する益虫として 大切にされて
きました。
多くの昆虫は気温30℃以上で活動を止め 35℃以上での活動は死に至るとあります。昆虫は8割の植物の受粉を行い
鳥や魚などの食料にもなっています。(食物連鎖)陸上生物の3分の2を占める昆虫類の減少は 他の生物をも減少させ
ひいては私たちの食生活にも影響を与えます。環境省の調査でここ10年ツバメの数が10分の1に減ったという記事があり
ました。農地や虫の減少 地方の過疎化 気候変動が原因かも ? 原因は一つでないが ツバメも虫も暮らしにくく
なっているのではないでしょうか ?
世界の昆虫類の40%が減少傾向にあります。温暖化の進行で最も懸念されるのは人々の暮らしを支える生態系(多くの生物と
それらが住む環境)の崩壊です。経済競争に明け暮れするだけでなく 温暖化を止めるにも野生生物にも目を向け その
保全を私たちの活動に取り入れ 生態系を守ることではないでしょうか?
セミがどこにいるか 分かりますか ?真ん中のちょっと上。 声はすれども・・仲々見つかりません。
今度はヒント無しです。 具合のいいことに カメラの向ける方向に飛んで来てくれました。
マンションの床に転がっていました。まだ生きているようですが セミの寿命は短い・・。
梅雨明けを期待していたら もう稲が穂を付けていました。 この間植えたばかりと思っていたのに・・。
ヒマワリもこの暑さに耐えかねているようです。私も熱中症に気を付けながら撮影中・・。
檜扇(ヒオウギ)。昔ヒオウギという扇子があって それに似ていることから。
コマツナギ属であることは分かりますが・・。 マメ科の植物。
ツバキにしっかりボール状の実がなっています。固いです。
エノコロ草 猫じゃらしとも。金色に光る頃は秋深しの時期 ?
市内の住宅のお庭に ピンクの芙蓉(フヨウ)が咲き出しました。 突然で驚きました。
普段鏡川沿いで見るフヨウと少し感じが違いますが・・。
こんな街中で 最初にお目にかかるとは 思っていなかった・・。