( 春の花 菜の花 やはり菜の花を見るのは うれしいですね。 )
『 変な音が聞こえる・・? 』 世界の「経済成長号」というボートに乗っている人類は今でも
必死に経済成長の為 舟を漕いでいる。一方温暖化(高温化)による異常気象にも気付き始め
『 おかしいぞ ? このままいけば何か危ういぞ ? 』と言い始めてはいるが 経済成長を
止める考えはない。原発や化石燃料以外の持続可能な循環型システムによって経済成長を目指す
国々が増えても 相変わらず 石炭 石油に依存する国もある。それどころか他の国が温暖化対策に
予算を使っている間に 自国の経済を成長させ 経済競争を有利にしようと自国ファーストを
目論む国もある。
温暖化と異常気象の関係は タバコと肺ガンの関係に、或いはアルコールと肝ガンの関係にも
似ている。多くの学者によってタバコの喫煙が肺ガンの割合を高めるということが言われても
タバコを止められない人がいる。私の叔父さんは酒とタバコのヘビースモーカーで80才迄生きた。
鶏のガラのように痩せていたが 頭は最後までハッキリしていた。まだ温暖化などうるさく
言われなかった50年の話です。 1~2%の科学者やアメリカの政権は 色々な研究成果を
突きつけられても 『 信じない! 』と言っている。これは今現在の話しです。
厄介なのは アメリカが二酸化炭素を排出しても アメリカ国民にその影響が100%現れる訳
では無いこと。それどころか CO²をほとんど出さない大洋の島国(モルジブやキリバス)が
温暖化による海水温度の上昇により 海面上昇して祖国である島々を水没 喪失することだ。
今回のCΟP24でもそういう被害に直面している小さな国々は強く『脱炭素』を訴えた。まさに
命に 生活にかかわる問題だからだ。
でも大国のアメリカなど 聞く耳を持たない・・。沈むのは小国の領土だけでない。今NYの
マンハッタン島も東京のゼロメートル地帯も イタリアのヴェニスも オランダもバングラデシュも
同じ海に沈む危険がある。 自国第一主義は恐ろしく無責任な考え方である。
経済優先が 地球環境破壊という滝壺に落ちこんでいく事実を 止めなくてはならない。今や
もう引き返せない状況になっているという人々もいる。経済成長号というボートが轟音をたてる
滝壺に近づく時 多くの人々が恐れ あわてふためく様子は見たくない。その前に警告と批判の
意図で書かれた本が 『 まんがで学ぶエコロジー 』である。昨年末から何回か紹介しましたが
地球にやさしい社会をつくるために書かれた良書で 漫画とあなどってはいけない・・。
パリ協定の達成困難 と年末の高知新聞は伝えていました。地球環境のこの1年 CO²排出は増加に
転じました。あの京都議定書での約束でも 日本は自国のCO²を削減出来ず 達成した途上国から
達成分を買い取って 自国の目標に組み込んでいたのです。お金持ちが 金で子供の入学を買う
ようなものです。脱石炭の世界の動きは加速しています。ドイツのニュースでは 最後の炭坑が
閉鎖されたニュースをやっていました。安いからと言って火力推進する日本に批判が集まるのは
当然です。現在世界では石炭のCO²排出量は 化石燃料の4割を占めている。日本など石炭採掘を
支援する国もあって 2017、18年はCO²排出量は増加する見通し。石炭は人々の健康に悪いだけで
なく 利用を控えれば医療経済面の有利です。世界を先取りする投資家の石炭を敬遠する動きも
顕著ですが それに逆行する日本 経済成長号の最初の犠牲にならないことを願います・・。
菜の花畑の向こうは 鏡湖ダム。
今収穫盛んな文旦 これから1月ほど 熟成させるそうです。
ダムの先には 昔ながらの集落があります。
正月は3日で終わった イエ7日まで いや関西は15日まで と色々説があります。
鏡川。
お多福南天は この時期 紅く染まっています。
ホトトギス (杜鵑草) 11月までの花ですが 高知では今も咲いています。
このコスモスも同じ。
教会の正月の生け花。 百合もハウスで育てています。
アルストロメリア。 夏の花ですが 高知は花卉栽培が盛んです。