Il film del sogno

現実逃避の夢日記

陽気なギャングが地球を回す

2006-05-14 01:30:00 | 日記
5/13(土)雨
夜半より冷たき雨ぞ降る。
明け方までリクライニング・チェアーで居眠り。
AM5:00入浴のち就寝。
9:00起床。
実弟より℡あり。
連れ立って実父を見舞う。
病院にて実兄・義姉と会う。
担当医師の所見を聴く。
いわゆるインフォームド・コンセントである。
その内容に心中暗澹となる。

午後、ワーナーマイカル板橋にて『陽気なギャングが地球を回す』を鑑賞。
公開初日、雑多な客層で場内ほぼ満席の盛況。これは意外。

贔屓作家・伊坂幸太郎の同名小説の映画化。ジャンルはクライム・ミービー。
作者自身が相当な映画ファンで、原作はパルプ・フィクションなどの影響も見られる。
伊坂作品の最大の魅力は会話の妙とスピード感であると思う。
演出は前田哲。
CGを駆使した活劇シーンや展開はテンポ良く、なかなかお洒落でもありました。
すこし強引で解りづらい部分もあったが、豪華なキャスト(佐藤浩市、鈴木京香、大沢たかお、松田翔太)で最後まで、まぁ楽しめた。


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美しき運命の傷痕

2006-05-14 00:36:00 | 日記
4/19(水)晴れ時々曇り
昼過ぎ名古屋より帰着。

業務連絡事項割愛。

夕刻、銀座テアトルで【美しき運命の傷痕】鑑賞。
女性客でほぼ満席。
しまった!テアトル系は水曜日がサービスデイだった。
日本、イタリア、フランス、ベルギー合作。
ポーランドの巨匠クシシュトフ・キェシロフスキが世を去ってから今年でちょうど十年になるそうな。
ダンテの「神曲」に基づいた三部作<地獄篇><地上篇><天上篇>の遺稿あり。
このうち<天上篇>は、02年にトム・ティクヴァ監督が『ヘヴン』として映画化している。
今回「地獄」を「ノー・マンズ・ランド」のダニス・タノヴィッチ監督が、エマニュエル・ ベアール、カリン・ヴィアール、マリー・ジラン、キャロル・ブーケというフランス人女優陣を使って演出した。

本作が描くのは三姉妹とその母親の残酷な物語。
嫉妬に狂って常軌を逸していく長女。
孤独に沈む次女。
友人の父親を愛してしまった三女。
そして、とある事件で夫を許さず、死へと追い込んでしまった母親・・・・。
四者四様の地獄を生きている。

オープニングのエピソード(鳥の雛と卵)とエンディングの母親の一言が印象的。
やはり女性は強い!





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