Il film del sogno

現実逃避の夢日記

『夢駆ける馬ドリーマー』&『紙芝居の絵の町で』

2006-05-29 00:59:00 | 日記
5/28(日)曇りのち晴れ
明け方までマルクス・ブラザーズのDVDを鑑賞。
朝風呂はいって2時間ほど仮眠。

午後、池袋ヒューマックスシネマにて『夢駆ける馬ドリーマー』を鑑賞。
チケット売り場は、海猿人気で長蛇の列。
わが演目は4割程度の入り。高齢者多し。
ドリームワークス提供の安心できる家族映画。
『シービスケット』や先日鑑賞した邦画『雪に願うこと』と同じ題材。
ケンタッキーの風景麗し。
予算と時間を掛けたであろう丁寧な作り。
ラストまで読めて、しかしわかっちゃいるが泣ける作品。
天才子役・ダコタ・ファニング恐るべし。

夜は同じ池袋に程近い、雑司が谷鬼子母神
境内にて唐組の『紙芝居の絵の町で』を観劇。
唐十郎の芝居を四半世紀ぶりに観た。
状況劇場解散までの諸作は、ほとんど観ているが、昨年あたりから唐の再ブーム(ルネッサンスと書いたマスコミもあった)である。
全盛期よりふた廻りほど小振りになった紅テントには、200人以上の客が入っていた。
業界関係者多し。しかし、若年層も多数いた。
あらすじ、詳細略。大いに楽しめた。
と、いうよりも唐の戯曲に解説は不要である。
浮世離れしている登場人物たちの饒舌で情緒ある科白が、肉体も精神も時空をも超えて劇的な効果に昇華していた。
しかし、唐十郎は本物の天才である。
40年以上同じことをやってきている。
アングラという言葉は死語になっているが、新劇界のミック・ジャガーだな。
コメント
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