無事終わった奥さんの手術。
よかったよかったって話である。
みんな心配してました。
もちろんころっけも。
まあ、その食欲に陰りを見せることはなかったけどさ…
いろんな神様がやってきました。
信心深い彼女。大切にしてました。
そしていよいよ手術。
車椅子で出発だ。
最後に私の手を握り、オペ室に消えていきました。
待つことしばし。
で、1時間2分後、看護士長さんが駆け寄ってきて、
「オペ室の●●先生からです!」
主治医が手術内容の変更について同意を求めてきた。
何の躊躇もなくメモ帳を取り出し、やり取りを記録していく私。
看護士長さん、「何者???」って感じで驚いてました。
後日、「落ち着いてらっしゃってびっくりしました」と彼女。
だって、それが仕事だしぃ(笑)
まあ、いろいろありましたが、奥さん、還って来ました。
学校を終えて駆けつけてきたチビ。
ほっと一安心です。
って、何よ、君?
何やってんの…
って、勉強かいっ!(笑)
「だって、社会の小テストがあるんだよね、今から。
100点取って、文具券もらわなくっちゃ!」
「労働三法って覚えにくいんだよねえ、まったく」
そう言い残し、
母が生還した病室から、颯爽と塾に急ぐチビであった。
残された老夫婦、
「わしらには過ぎた息子じゃのお…」
二人、むせび泣くのでありました。
私は奥さんが還ってきた喜びに、
奥さんは麻酔が切れた後の激痛に…
いやあ、よかった、よかった(笑)