奥さんと結婚したのは1990年。
22日が結婚記念日だ。
当時は、バブルが弾ける直前。
私の脳内バブルも膨張の極みにあり、
いろいろと無茶なことをしたものだ。
その①
なぜか二台分のクルマのローンを払っていた。
月に10万円、ナスボーで30万円。
嫁いだばかりの奥さんは愕然としたらしい。
その②
なのに、新婚旅行はバブルの極み。
ワイハ4泊6日なのに、90万ペソ。
でも、あの頃、それがフツーだったよーな…
まあ、その後もずっと無茶を続けているそんな私。
贖罪の意味を込め、奥さんへのプレゼントを考えている。
で、それは何かとゆーと…
そう、ク・ル・マ!
結婚記念日に、奥さん専用車を買ってあげようかな、と。
ですが、赤貧のHAPPYMAN家ですから、当然、お金はありません。
となると、今の黒ティマ君を売っちゃうしかない。
えっ! の展開でありますね。
つい先日、500万ペソ近く出して買ったのに。
まだ一年半しか乗ってないのに。
めちゃくちゃよく走るし、居住性も満点なのに。
全体的に「……のに…」的色彩の色濃い、愚かな選択である。
でも、奥さん、ずっと欲しがってたしなあ、自分の車。
ちょっとお買い物って時に、ちっちゃなクルマが使いやすいらしい。
まあ、チビももう親と行動したがらなくなるだろうし、
ちっちゃなクルマでいいかな、と。
今のところ、トヨタのパッソとかマツダのデミオとか、
その辺りが候補かな。
しかし、BMWのカブリオレからエスティマ、そしてパッソとゆーと、
絵に描いたような「転落」パターン。
かつてプチバブルを享受し、
今や構造改革の中で不遇をかこつ、自営オヤヂって感じですな。
「ねえねえ、お隣さんってさあ、どんどんクルマがちっちゃくなるでしょ?
最近は、奥さんもパートに出てるみたいだしさあ(ヒソヒソ)」
なーんて語られても仕方がない、HAPPYMAN家でありますなあ。
まあ、いーのである。
これまで私を支えてくれた奥さんのためなら、
私は何も厭わないのである。
しかし、そこには、
余ったお金を某ドイツ車の頭金に回そうとゆー、
どす黒い野望も見え隠れしているのですがね。ぷぷぷ。