HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

提唱! 銀輪浴なのだ!

2008-12-02 00:41:05 | サイクリング

まーた訳のわからないことを書いていますが、

先週末、またまた「島」に行ってきた。

まあ、潮風サイクリストを名乗る私ですから、

トーゼンのことなんですがね。

  

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それにしても島はいいなあ。

車が少ないし、アップダウンも適度だし。

景色も実に素晴らしいのである。

  

  

  

「さーて、今日はどこへ行こうかな?」

  

ノンキな休日。

  

で、私が恵まれているのは、家から5分で港ってこと。

いつものように、はい、フェリーです。

  

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で、行き先はいつものように行き当たりばったり。

  

いろんなところにフェリーが出ているので、

ちょうどいいのに乗ります。

  

今日は切串行き。

  

さっそく走り始める私。

小春日和っていうのか、すぐにポカポカ。

そういえば、この日は上から下まで新品。

パールイズミのウインドブレーク・ジャケットと同パンツ、

それに同グローブ。

 

いやあ、カタチから入る私である。

  

  

 

なぞとご機嫌モードでありましたが、すぐに暗転。

  

そう、坂。

  

幸の浦から江田島青少年交流の家に向かう峠なんですが、

もう、きつくてきつくて。

泣きそうになりました。

  

  

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黄色い看板、見えます?

10パーセントの勾配。

たいしたことねーじゃんって思った貴方!

 

 

そのとーりなんです(笑)

  

  

例えば、先日来、いろいろと参考にさせていただいてる、

自転車方面の先達、なるパパさん。

    

そのブログには、アタシが塗炭の苦しみを味わったアノ峠について、

以下の様な、たった一言だけでやんす。  

 「海沿いは楽しくないので「幸ノ浦峠」経由で切串へ」

 

 http://ameblo.jp/paocubic/entry-10171234491.html

  

大騒ぎしているあたしゃ、何なんだ、と(笑)

  

  

まあ、自転車に乗り始めて1ヶ月でやんすからね。

  

いつかはクールに峠を越え、

「何か?」なんて言えるときが来るでしょう。

来ねえか…

  

  

なぞと江田島をふらふら。

  

お昼はいつもの海辺の新鮮市場をやめ、

これまたいつものモスバーガー(笑)

  

  

  

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で、こんな本、読んでます。

「自転車でやせた人」

  

SF作家の高千穂遥著。

  

で、この本、自転車買う前に読んでなくてよかった。

だって、私の方向性にぴったりなんだもん。

私が編み出した「浪費ダイエット」と同じようなノリで、

「どーせならランス・アームストロングの乗ってるロードレーサーを」って。

  

初心者がハイエンドを買って何が悪い、と…

  

いやあ、「もののふ」でございます。

  

これを読んでたら、あたしゃ、やばかったなあ。

  

いくら高いのでも、4輪の数分の一。

それがそのまま世界最高峰のレースを走ってると思えばねえ。

F1はフツー買えないもんな。

いやあ、その理屈が思い浮かんでいたら、

俺は止まんなかったろうなあ。

  

  

なぞと具にも付かないことを考えながら、

どんどこ走る私。

  

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こんな坂を越えて、沖見町に。

  

海岸線をぐるっと回り、

再び能美町に戻ってきました。

  

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そんなこんなしてたら、もう50キロ近く走ってます。

いやあ、偉いなあ、俺は。

  

ってことで、ご褒美。

  

  

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そう、温泉ですね。

  

ここでようやくタイトルのよーなことになるのです。

  

自転車に乗って温泉に入りに行こう! と。

  

これが私が提唱する「銀輪浴」なんでございますな。

  

  

いやあ、極楽、極楽。

  

瀬戸内海を愛でながら、ゆったり。

  

露天風呂はまさに頭寒足熱。

浅い湯船で寝転がって読書してたら、

あっという間に時間がたちます。

  

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体重も出発時より2キロ近く減りました。

  

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この温泉のすぐ近くが能美の中町港。

  

先述したように、広島港からわが家まで5分ですから、

さっさとフェリーに乗り込めば、

結果、湯冷めせずに自宅まで帰れます。

  

何とゆーカンペキな計画。

いやあ、恐ろしい男よ、敵に回さんでヨカッタ、と。

  

  

そう思った私である。

  

  

  

  

が、もちろん、ここからがHAPPYMANテイスト。

  

中町港で切符を買おうとすると、

「次のフェリーは一時間半後ですよ」って。

絶句してると、

「お兄さんの言ってる船は高速艇。自転車は乗れんわいね。ぐふふ」とオババ。

  

  

で、こんなご提案を。

  

  

「あと15分後に、7キロ先の三高港にフェリーが入るけどね。

まあ、自転車じゃあちょっと忙しいねえ、カハハ!」

  

  

キィーーーーーー!

  

  

かくなるうえは走るしかありません。

  

  

夕闇の中、海岸線を疾走する私。

あっという間に湯冷めである。

しかも暗くなってくるし…

  

いやーーーーーん!

  

  

ヒイヒイハアハア言いながら、何とか間に合いました。

  

少しは脚力がついたかしらん?

  

  

みなさん、フェリーの時間はよーく注意いたしましょー!

  

  

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記録 2008年11月 COLNAGO      529キロ

              LOUIS GARNEAU 505キロ