HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

おぢ、しまなみを往く Ⅱ。

2009-09-23 21:38:15 | サイクリング

 

過食の夜を過ごした我々。

 

しかし、年齢はジジイなので無駄に早起きである。

朝7時からごはんをばくばく。

あっという間に出発である。

 

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両足のサロンパスが眩しいねえ(笑)

 

 

舟折りの瀬戸。

川のような流れです。

  

 

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もっと激しい流れも。

 

こりゃ、まさに川だなあ。

 

 

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そんなこんなしてたら、

密教さんが「どうしても行きたいところがあるのです」と言い出した。

 

聞くと、旧知の犬に会いたいのだとか。

 

昨年、夫婦でしまなみを旅行した折に知り合った犬らしい。

お肉をやるとことのほか喜び、密教さんにひれ伏したそうな。

 

「そのワンコに再び会いたいのです!」

 

気は確かか?と思いながらもGO!

 

 

するといましたよ、貧相な犬が(笑)

 

 

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密教さん、大喜びである。

 

いやあ、シアワセな男だ(笑)

 

 

 

しかし、この密教さん、実に重宝なのである。

 

とにかく事務処理能力が高く、

フェリーの時刻をたちどころに調べたり、

坂のない迂回ルートを見つけたり。

 

道の覚え方も半端でなく、本人曰く「土鳩のよう」。

まさに、「一家に一台、密教さん」である。

 

 

密教さんルートで海岸線に。

 

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 でっかい船だねえ。

 

 

そして来島海峡。

 

来島大橋ってのは実に巨大だ。

 

人類の英知とゆーか、高度成長期の「微熱」とでもいいましょうか。

圧巻でございます。

 

 

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そして四国本土に上陸。

 

今治でありますな。

 

で、前日、尾道駅前で邂逅したN嬢とランデブー。

 

 

のはずだったのですが、そうは問屋がおろしませんね。

 

案の定、トラブル。

 

炎の料理人さんの自転車がパンク。

 

メカニックひでじろうさん、悪戦苦闘である。

 

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で、ようやくN嬢と合流。

 

しかし、怪しいおぢたちは、彼女をまともな店には連れていきませんね。

 

「今治に来たならば、これを喰らうのじゃあ!」

喚き倒すおぢたち。

 

 

で、これだよ、いつもの(笑)

 

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焼き豚卵飯

 

 

いつも思うんだけど、これはあり得ないと思う。

外食メニューとしては…

 

飢えた大学生が下宿で作るものでしょう、しかも苦肉の策として(笑)

 

目玉焼きをめくると、焼き豚がてんこ盛り。

 

 

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そりゃ不味くはないでしょうよ。

 

でも、これはやっちゃいけないと思う。

禁じ手(笑)

 

 

品の良いN嬢。

困惑のまなざしでありました。

 

きっと乳母かなんかから、

「Y子様、どんなにおなかがお空きあそばされても、

どんなに暮らしに困られても、焼き豚卵飯だけは食べてはなりませぬ」

 

そう固く戒められたに違いない。

三分の二は残しました。

 

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そりゃ、そうだよ、おじたちの半分ぐらいしかないんだからね、ガタイが。

 

それにしても、前日は取材先に乱入され、

この日は四国まで呼び出された挙句に、散々待たされ、

しかも喰わされるのは焼き豚卵飯

 

 

世の中の不幸を一手に背負ったようなN嬢である。

わはは。

 

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そして、おぢたちはN嬢と別れ、松山に向かって出発である。

 

 

その名も「峠」という名のお店の前を登坂するおぢたち。

 

 

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三者三様。

 

しかし確実にいえるのは、

炎の料理人さん、ほぼへろへろである。ぷぷぷ。

 

 

北条の道の駅。

 

料理人さん、ぶっ倒れています。

 

 

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ひでじろうさんと密教さんは、

ここぞとばかり、料理人さんをパシャパシャ撮ってました。

 

「こりゃ、水死体ですな」(密教さん)

「このまま逃げちゃおうか」(ひでじろうさん)

 

良識ある私は、彼たちを諌めたものでありました。

合掌、チーン!

 

 

とゆーことで、シュパーツ!

 

「一家に一台、密教さん」のおかげで、

松山観光港周辺の坂は回避できました。

 

でかした!

 

 

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 サイクリストたちがどんどん乗り込みます。

 

 

そして、最後までお子ちゃまな私たち。

 

客席の最前列に陣取り、ほぼ意味不明の会話をぶちかまします。

 

  

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それにしても、抜群に楽しかったなあ。

 

 

みなさん、また行きましょう!

 

密教さん辺りからはすでに、山口は角島の旅を提案されております。

いいねえ。

 

「太平洋にちゃぷんとするぜ! めざせ桂浜の旅」なんてのもどぉ?

 

全国の貧脚諸君、

走る門には福来る!

 

ご一緒いたしましょー!