HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

理系、文系…の巻

2011-09-22 12:09:45 | 本と雑誌

最近、毎日1冊のペースで、

東野圭吾の「加賀恭一郎シリーズ」を読んでいる。

「卒業」

「眠りの森」

「どちらかが彼女を殺した」

「悪意」

「私が彼を殺した」

「嘘をもう一つだけ」

「赤い指」

「新参者」

「麒麟の翼」

 

こんなラインナップですね。

 

E0af4a06421939bbfbf3111d9cf2cce0

 

なかなか面白くなってきた。

 

 

今ごろ東野圭吾かい!って向きもありましょう。

 

いや、これまでも東野作品の大半は読んできたんだけど、

加賀刑事シリーズをあらためて最初から読むってのが面白くてね。

 

とゆーのも、東野作品ってのは初期、いわゆる「文学」って感じがしない。

これ、あくまで俺の感覚ですよ、悪しからず。

 

862

 

 

推理小説である以上、トリック重視なのはわかるけど、

そこに力点が置かれるあまり、何だか「設計図」っぽいんだよね。

「パズル小説」ってゆーか。

 

叙情的なさまざまな文学的表現に、敢えて背を向けている感もある。

理系の人が書いた「作品」って風に、ずっと思ってました。

実際、大学は工学部だし、勤務先はデンソーだったんだもんね。

 

典型的な文系とゆーか頭が悪い俺は、トリックの辺りは流し読み。

作者には申し訳ないんですけどね。

 

ただ、最近の作品は感情をたんねんに描いたり、社会性を帯びたものが増えてきた。

そうなると、俺好み。

加賀シリーズでも「赤い指」なんてのは今、夢中になって読んでる。

 

で、理系、文系なんだけど、

あたしゃ、文系とゆーよりもとにかくメカ嫌い。

とゆーか深く考えることを忌避している。

その辺がちと情けない。

 

今はまっているロードバイクにしたって、

耳学問的な知識はあるけど、整備だの何だのは思考の外です。

その辺がロードバイクの楽しみでもあるらしく、

何だかもったいないことしてるみたいだね。

 

 

実際、ロードバイク愛好家って、理系っぽい人が目立つような気がします。

コンピューター関係とかお医者さんとか。

 

小生の周囲は少なくともそうだなあ。

DIYの気性に富む方が多いんだよね。

まあ、文系=ずぼらってわけじゃないんですけどね。

 

 

Ts380282

  

 

論理的思考ってことでいえば、職業的には鍛えられていると思う。

ただ、日常生活の中では、あんまり頭を使いたくないって感じもあります。

 

面倒なことは仕事だけにして!って感じ。

 

自転車仲間さんとつるんでるときも、いつも「判断」はお任せ。

仕事となると、あらゆることを仕切ることが多いのですが、

そういう意味では、俺はON・OFFがものすごくはっきりしていますね。

 

まあ、現在、仕事はあんまり面倒じゃなくなったので、

会社でもあんまり頭は使ってない。

バカになる一方なんだけどね(笑)

 

わが家を振り返ると、奥さんも文系っぽい。 

さて、うちのショーネンなんてのはどうなのかなぁ?

理系なのかな、文系なのかな?

 

21786413_m

 

 

 

まあ、理系だの文系だのって論議こそ、あんまり意味がないのかもしれません。

人間、括れるもんじゃないからね。

 

 

だからどっちでもいいけど、

今のうちにいろいろ頭を使って、磨いておいてもらいましょう。

この年になると、劣化が著しくて悲しくなることばかりですからねww