HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

わたしは「棚田」を許さない…の巻

2015-07-27 14:25:23 | サイクリング
某日、ボクはサイクリングに出かけました。

同行してもらったのは、いつものガチオ君。

そして、アニキ。先日の「しまなみ行」と同じメンバーです。

http://blog.goo.ne.jp/19960408/e/3993a46b981946a3e0ed6586186c5655


ふたりともガチなトライアスリートですね。

そしてボクはガチな大量反復飲酒者。


行きの車中から、わたしは暗い。




わし。




シャマルのタイヤを嵌めてもらうダメなわし。




さあ、参りましょう。

今日はC59君です。

モンスターバイクです。

それが何か?(逆ギレ)





アニキ、またアップしてるしw


軽やかな二人。







アニキは言いました。

「HAPPYMANさん、山越えしたら、ご飯まですぐですよ」


アタシは軽やかに答えました。

「いいですねえ。初めての道ですし、そっちに行きましょう♬」


アニキ  「ちょっと坂ですけど、いいですか?」

アタシ  「いいですよぉ~。うふふ」





決してよくはありませんでした…


いやね、たいした峠じゃないんですよ。湯来ロッジから筒賀に抜けるだけですからね。


でもね、ボクには辛い。






「大丈夫ですかぁ?」って降りてきてくださるのも辛い。







だって、そうなると脚が着けないからw


しかし、終わらぬ坂はない。

ようやく峠の頂上です。




そして落下。ひたすら落下。


気付けば目的地の「NORTH」でした。




ガチオ君はこの日の朝、言いました。

「NORTHのスタッフには、もの凄い美女がいるんですよ!」


マヂか!と。


アニキも興味津々。「可愛いの? 美人なの?」


「はい、美人ですね。ハタチぐらいかな」とムダに爽やかにガチオ君。


そーゆービッグな話がなければ、ボクは坂を越えませんでしたよ、ええ。


いやあ、で、美女はどこ?


加藤茶みたいなジジイ(失礼)しかいませんよ、店内には。


まあ、いずれ現れるんでしょうってことで、ステーキをオーダー。


450グラムです。







美味い。


KTダイナーよりは美味いw


弊社ハッチによる紹介記事も張ってありました。




坂は遅いが喰うのは速いワシ。




とかなんとかやってても、一向に美人は出てこない。


わしらの回りをフラフラしとるのは、「加藤茶」だけ。

むやみに愛想がいいが、キミじゃない!


美人はどこなん?

おい、ガチオ!と(怒)


年寄りに嘘をついちゃあ、いけないよ、と!

年寄りはそれだけを楽しみに、坂を越えたんよ、と!


怒り心頭のワシを尻目にガチオが逃げた!




あらら?




棚田なん?




そこは、めくるめく傾斜地でございました。


美人はおらんわ、坂はテンコ盛りだわ、どうすりゃええん?




おなかの中で、450グラムの牛が暴れ回っておるわし。


炎天下+坂+肉=苦悶





なんの慰めにもならぬ看板。




「どこに田んぼ作りよるんや」「平地につくれや」。ひたすら毒づく私。

かつて、棚田に込められた先人の労苦に寄り添い、農業ジャーナリスト賞をも受けたお方とはとても思えませぬww


何度かつづら折りを抜け、わしはこの直登で力尽きた。




まっこと男らしく、静かに歩き始めました(笑)


頂上のトンネル。




冥界につながる気配です。

そして、ボクはこの時、半分冥界に脚を突っ込んでましたw





そして井仁の棚田。

http://www.kankou.pref.hiroshima.jp/sys/data?page-id=8856




確かに素晴らしい。




しかし、ワシは言いたい!

「ここは車で来るとこぢゃ!」と。





力を振り絞って、ハイポーズ!




明らかに不機嫌(笑)


再び落下。

太田川の川沿いを走り、湯来方面へ。




逆風でもあり、平地のツキイチでも、もうついて行けません。




その際、アニキに聞かれました。

「あと10キロでゴールですけど、少し坂を登ってジェラート食べに行きます?」


「断る。断じて断る!」


わしは静かに、しかし明確に、そう申し上げた事を、ここにご報告致します。


そして湯来ロッジに到着。

極楽のようなお風呂です。


わしゃあ、もうここのコになりたいぞ。


で、車でジェラート屋さんに。




美味すぎる!




いやあ、シアワセだなあ。

って、にやにやしてたら、あれ?




アニキとガチオ君がバイク組み立ててるゾ!




「まだ走るん? コイツらはバカなのか?」

若干、呆然として見守るわし。





「じゃあ、もうちょっと追い込んできますわ」とアニキ。




さっそうと走り出しました。





まあ、考えてみればそうだよね。

アニキとかガチオ君の場合、そもそも湯来まで自走できて、峠を幾つか攻略して、自走で帰る人たちだもんね。


お風呂でアニキの背中を見たら、「欲求不満!」って彫ってあったわ(笑)

風を感じに再スタートしたアニキ。





ワシはこの後、ワシなりに風を感じに繰り出しました。やっぱ、いい車だw




少しでもみなさんに迷惑を掛けぬよう、精進しましょう。

頑張る夏に致しましょ。