老夫婦の静かな暮らし。
高原の湖のように、その水面は鏡のごとし。
小さな波風すら立たぬ、落ち着いた日々です。
この春以降、ふたりが思いを致したのは、やはりセーネンのこと。
フィリピンやインドに渡った半年余り。
トラブルはそれなりにあったようで、シンプルに言うと「心配」しました。
そんなセーネンも帰国。TOKIOで暮らしてます。
先日、久しぶりに電話。
すると、「あっ、後で掛ける。今から千代田線に乗るから」って。
ああ、日本にいるんだぁって、それだけで安心したね。
まあ、それっきり電話は掛かってこないけど(笑)
で、奥さんとはちょこちょこ連絡を取ってるみたい。
そして先日、「お菓子送ってきて」ってLINEがあったそうな。
なにゆえ「お菓子」?
「金送れ!」ではないのか?
うーむw
ただ、こうなると張り切るのは奥さんだよね。
すぐにデパ地下に。
待ち合わせした時点で、すでにGODIVAを買ってるw。
20歳の大学生男子がGODIVAを喜ぶのか?
小一時間問い詰めたいところですが、「いいねえ。あっ君、喜ぶねえ」ってジャパニーズスマイルなアタシでしたww
さらにいろいろと吟味する奥さん。
なんだかいっぱい買ってます。
そこで思うわけですな。
俺たちの場合、どうだったんだろうって。
小生の場合、東京の大学へ。
高校のダチと一緒に、後楽園の近くに一軒家を借りて住みました。
風呂なし、電話もなし。
銭湯に行った帰り、公衆電話に10円玉を積み上げて実家に連絡するわけさ。
母親の「元気なの?」って問いかけに、「うん。まあまあ」。
「いつ帰るん?」には、「ようわからん」って。
こうしたやりとりは四半世紀経った今も同じだ。
手紙がメールに、公衆電話がスマホに変わっただけ。
オトコのコのぶっきらぼうなとこも、お母さんの温かさも。
これまでそれなりに険しいこともありました。
もう15年以上、新たな生命保険も入れないような体だから、正直、ここまで来られただけで十分とも言える。
こんな歌が染み込んでくるようになったのも、ある意味落ち着いた証し。
感慨深いものがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=q-YWPosTX1M
汚い下宿に送られてきた段ボール箱。
そこにはお米や缶詰、カレーのレトルトやらがどっさり入ってました。
当時、わが家にはラフちゃんっていう黒い牡のプードルがいました。
彼もこんな感じで、段ボールの中味をチェックしてたのかな?
それにしても、涎垂らしすぎw
広島銘菓がいろいろと。
お母さんの温もりも一緒に詰め込まれているようです。
世のお母さん、まあ、お父さんもだろうけど、すべからくそんな思いで、こどもたちを送り出してきたんだろうなあ。
なんて思ってた今日この頃。
にやにや出社すると、あらら?
先日、うちに遊びに来てくれた若者からのものでした。
こりゃまた気を遣わせたねえ。申し訳ない。
そしてメッセージを読むと…
「奥様にお渡しください」と!
承知です。
どこかの飲み屋に置いて帰るなんてしませんヨ。
優しい「お母さん」にちゃんと渡し、のんきなお父さんは一粒だけねだってみましょう。
どうもありがとう。
高原の湖のように、その水面は鏡のごとし。
小さな波風すら立たぬ、落ち着いた日々です。
この春以降、ふたりが思いを致したのは、やはりセーネンのこと。
フィリピンやインドに渡った半年余り。
トラブルはそれなりにあったようで、シンプルに言うと「心配」しました。
そんなセーネンも帰国。TOKIOで暮らしてます。
先日、久しぶりに電話。
すると、「あっ、後で掛ける。今から千代田線に乗るから」って。
ああ、日本にいるんだぁって、それだけで安心したね。
まあ、それっきり電話は掛かってこないけど(笑)
で、奥さんとはちょこちょこ連絡を取ってるみたい。
そして先日、「お菓子送ってきて」ってLINEがあったそうな。
なにゆえ「お菓子」?
「金送れ!」ではないのか?
うーむw
ただ、こうなると張り切るのは奥さんだよね。
すぐにデパ地下に。
待ち合わせした時点で、すでにGODIVAを買ってるw。
20歳の大学生男子がGODIVAを喜ぶのか?
小一時間問い詰めたいところですが、「いいねえ。あっ君、喜ぶねえ」ってジャパニーズスマイルなアタシでしたww
さらにいろいろと吟味する奥さん。
なんだかいっぱい買ってます。
そこで思うわけですな。
俺たちの場合、どうだったんだろうって。
小生の場合、東京の大学へ。
高校のダチと一緒に、後楽園の近くに一軒家を借りて住みました。
風呂なし、電話もなし。
銭湯に行った帰り、公衆電話に10円玉を積み上げて実家に連絡するわけさ。
母親の「元気なの?」って問いかけに、「うん。まあまあ」。
「いつ帰るん?」には、「ようわからん」って。
こうしたやりとりは四半世紀経った今も同じだ。
手紙がメールに、公衆電話がスマホに変わっただけ。
オトコのコのぶっきらぼうなとこも、お母さんの温かさも。
これまでそれなりに険しいこともありました。
もう15年以上、新たな生命保険も入れないような体だから、正直、ここまで来られただけで十分とも言える。
こんな歌が染み込んでくるようになったのも、ある意味落ち着いた証し。
感慨深いものがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=q-YWPosTX1M
汚い下宿に送られてきた段ボール箱。
そこにはお米や缶詰、カレーのレトルトやらがどっさり入ってました。
当時、わが家にはラフちゃんっていう黒い牡のプードルがいました。
彼もこんな感じで、段ボールの中味をチェックしてたのかな?
それにしても、涎垂らしすぎw
広島銘菓がいろいろと。
お母さんの温もりも一緒に詰め込まれているようです。
世のお母さん、まあ、お父さんもだろうけど、すべからくそんな思いで、こどもたちを送り出してきたんだろうなあ。
なんて思ってた今日この頃。
にやにや出社すると、あらら?
先日、うちに遊びに来てくれた若者からのものでした。
こりゃまた気を遣わせたねえ。申し訳ない。
そしてメッセージを読むと…
「奥様にお渡しください」と!
承知です。
どこかの飲み屋に置いて帰るなんてしませんヨ。
優しい「お母さん」にちゃんと渡し、のんきなお父さんは一粒だけねだってみましょう。
どうもありがとう。
いろいろ、共有したいことあり。飲みたいです。
いやあ、どうも。
上京した折にはお声掛けするかもしれません。
今日はこれからセーネンの大勝負があるそうなんで、
武運を祈って、老夫婦でとんかつを食べに出かけます。