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E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

こんなん出ましたけど…

2007-12-19 03:55:00 | 農業

昨年の今ごろから半年がかりで取り組んだミッション、

「ムラは問う」がこの度、本になった。

これ。

  

  

073

  

 

何事もカタチになるとゆーのは、喜ばしいことである。

 

   

カメラマンも含め、5人がかりのお仕事。

なかなか楽しかった。

簡単に言うと、こんな本。

   

   

中国新聞で今年一月から六月にかけ連載された「ムラは問う」が、農文協から「ムラは問う 激動するアジアの食と農」と題し、二十一日から順次、主要書店で発売される。
 全国に先駆け、衰退が進む中国地方の集落。食の六割を輸入に頼る飽食ニッポンは、ムラの縮みを加速させてはいないか―。そんな視点で山あいの村々を歩き、老いて土に向き合う不安と誇りを伝えた。足を伸ばした中国、タイ、韓国では、グローバル化がもたらすひずみを追い、日本の近未来像を示唆した。
 たくまざるして、環境保全や景観維持に寄与してきた農の営み。その価値に気付きムラへ返る人々の姿や、食と農を結い直そうとする動きにも焦点を当てた。
 B六判、二百三十一ページ。定価は税込み千六百円。

  

  

「激動するアジアの食と農」ってサブタイトル通り、

海外にも出かけました。

中国だのタイだの韓国だの。

よそのお国での取材ってのは、まさに現場での「力」を試される。

徒手空拳って感じだからね。

私の場合、練達のカメラマンが一緒だったからよかったけど、

単身乗り込んだメタクボやヨウコ女史は大変だっただろうな。

その苦心の結晶がこれなのさ。

    

   

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まあ、ロートルの私にしても、目を開かされた部分はある。

元旦の1面アタマってのは、そうそう書く機会もないしね。

それなりにイロイロと考えさせられました。

   

   

総じて、身を削るようなミッションではありませんでした。

ただ、自身の生き方という部分については、かなり思いをめぐらせたなあ。

無形だけど大切なものとか、ゆったりした時の流れとか。

イケイケの時代には忘れられがちなんだけど、それはそれで魅力的。

今やシオシオの私にはマッチしてるのかしら(笑)

   

   

農や食の危機を叫ぶのも一つの柱なんだけど、

中山間地で生きる「意味」ってのも、割と力を入れて描いたつもり。

それが読者諸賢に伝われば、嬉しいのだけれど…

   

  

もし私が早期退職したとしたら、

それは確実に「ムラ」の果実だね。

   

    

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とゆーことで21日発売。出版元は農文協。

お代は1600ペソでやんす。

ご用とお急ぎでない方はどーぞ♪

  

って、ネットじゃ、もう売ってました。

↓  ↓  ↓  ↓↓  ↓  ↓  ↓↓  ↓  ↓  ↓↓  ↓  ↓  ↓

  

http://shop.ruralnet.or.jp/genre.php?mode=detail&id=011708&b_no=01_4540072552

   

   

  


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
早速買ってみます。 (仁美)
2007-12-19 04:57:39
日ごろ、利潤追求する企業を、それも大企業をターゲットにして研究している身としては、異分野だけに面白そうですね。

返信する
>仁美さん (HAPPYMAN)
2007-12-19 09:03:17
どうもどうも。
紀伊国屋は確実に売ってます(笑)。
ネットではもう買えるみたいですな。
若者と農ってのは今、結構、旬な部分がありましてね。
次回のミッションの候補にしてみてくださいな。

で、私もワックスが欲しくなりました。
あれっていかほど?
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お知らせいただきありがとうございます。これはご... (Gucci)
2007-12-19 10:05:16
また危ない野菜まであったりします。汚水の中につけて重量を増やして売ってる野菜とか。一方で日本には無い種類の野菜、同じものでも香りの強い(子供のころ食べたような)野菜も随分あって、楽しめます。

先日の日記とも繋がりますが、このての野菜を成都名物火鍋に入れると美味しいんですよ~。
返信する
>Gucciさん (HAPPYMAN)
2007-12-19 10:24:00
その節はどうもども。

私自身も、中国の輸出商社と話をしたんですが、
「日本は神経質過ぎるんじゃないか?」って感覚。
こっちに言わせれば、「アンタがた、いい加減過ぎない?」ってところであります。

ただ、国策として有機農業を進めている面もあります。
あちらさんのごく一部は、日本の大多数に匹敵するかも。
そして、かの国が「ぜいたくな食生活」に目覚めた時、
世界の台所事情は一変。
食糧危機が訪れるのではないでしょうか。

なんてことも書いてあります(笑)

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いまアマゾンで注文しました。29日発売なんです... (Gucci)
2007-12-19 15:52:13
おっしゃるとおり、例えば気仙沼のふかひれは、いまやほとんどが中国に輸出されています。お金持ちの中国人は気仙沼産しか食べません。ひれの間のゴミが少なくて良いんだそうです。


広島の牡蠣も干したものはほとんど中国に輸出されていますよね~。彼らは干物の牡蠣を戻して八宝菜(あんかけ)などに入れるのですが、味がぎゅっと濃縮されてて美味いです。
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ワックスは1200円でした。うまく使いこなせません... (仁美)
2007-12-19 16:39:15
ワックスは1200円でした。うまく使いこなせません。ムース世代の哀愁を感じています。ムースも使い方がよくわかりませんでしたが・・・
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あれからも一年ですか・・・ (yasu)
2007-12-19 17:31:44
早いものだ!

今日の朝刊に「限界集落」の記事がありましたね。
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>Gucciさん (HAPPYMAN)
2007-12-19 18:26:51
どうもどうも。

ネットの方が、確実で手早いですよね。
なにせマニアックな本なので、書店もそうそうたくさん仕入れるわけじゃないので…

一つ5000円の白桃なんて、
ほとんどが上海のお金持ちの胃袋に入ってるとか。
話半分としても、ねえ…

>仁美さん

意外と取っつきやすい値段ですね。
そうか、ムース世代か。
あれも、出たときはインパクトありましたけどねえ。

>yasuさん

取材を初めたのが昨年秋。
先ほどまで、ルポの舞台となった空谷にいました。
確実に老いは深まり、
集落の諦観も色濃くなっています。

「限界集落」とのフレーズ。
できれば使いたくないのですがね。
ただ、その語感、
インパクトの強さ故に、世間の関心を集めるというメリットもあります。
うーむ。

返信する
ワタシも購入させて頂きます。 (ロイ&シェリパパ)
2007-12-19 19:19:04
実は、以前「わん茶」に連れて行っていただいたとき途中での光景が目に焼きついているのですよ・・なぜか。
しっかりと拝読させていただこうと思います。
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>ロイ&シェリパパさん (HAPPYMAN)
2007-12-19 22:20:38
そうそう、わん茶の途中に空谷集落を通りましたよね。
そうだそうだ。ちょうど一年前。連載準備がヒートし始めたころですね。

実は私、意外とワーカホリックな一面もありまして、
仕事が佳境に入ると、寝ても覚めても原稿のことを考えるタイプ。
未明、突然起きて会社に向かい、
徹夜で原稿を書くこともしばしばなのです。

結局、気が小さいんでしょうな(笑)

当時の私は多分、久しぶりの休みだったのでしょうが、
集落が気になって仕方がなかったんでしょうね。
それでロイパパを道連れにしたのかな?

うーん、ヤダヤダ(笑)
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