以前、こんなことを書いたんだけど、
今回は、賢者は私だけではありません、ってお話。
http://happy-go-lucky.blog.ocn.ne.jp/pog/2008/12/post_0126.html#more
わが家には、「因島のお爺ちゃん」なる存在がいる。
別にお爺ちゃんでも何でもないんだけど、
やたらめったらチビに贈り物をしてくれる。
今回は、合格のお祝い。
チビが生まれたもう12年前から。
フシギな人である。
送られてきたのはこれ。
何だ? ナンダ?
で、開けてみると、これ。
無類の麺好きのチビは大喜びである。
ただ、貰っといてなんですが、不必要にお値段がはりそう。
早速、お礼の電話をぶちかましたら、「あっ、うどんね」って。
何かヘンだなあ、って思ってたら、翌日、さらにこれが。
またも、ナンダナンダ? と。
開けるとコレ。
今度は、蕎麦。
無類の麺好きのチビは、さらに大喜びである。
この「黒澤」、黒澤明の息子のお店。
永田町にあります。
国会から坂を下ってすぐ。
むかし、民主党の党首さんとの懇談で、メシを食ったことがありますが、
バーソにしてはムダに高価。
因島のお爺ちゃんテイストではありますが…
で、まあ、この方のテイストってゆーとね。
いっくらでも逸話はあります。
だって、実は俺の同期。
四半世紀、一緒に遊んできたダチなのさ。
最初に、「こいつ、マトモじゃないな」って思ったのは、入社してすぐ。
同じ職場になった私たちは、すぐに仲良くなりました。
で、互いに浪費好きとわかった私たち。
当時、広島ではなかなかの品揃えを誇っていたショップに連れ立って…
おそろいのバラクーダを買ったりしてたら、あっという間にポイントが貯まりました。
30万円買うと、15000円ほどの商品がもらえるってシステム。
私は常識人ですから、確かポロシャツかなんかを選んだんだけど、
お爺ちゃんはぜーんぶ靴下に。
計10足。
それも、ほとんど同じデザイン。
感銘を受けました。
その後も私たちの浪費の旅は続く。
二人で博多に行き、岩田屋のブルックスブラザースで散財したことも。
なぜか私は真っ赤のパジャマを買った。
何を考えていたんだろう…
で、お爺ちゃん、私が結婚したときは、絵を贈ってくれました。
彼は明かさないが、どーも6桁だったようだ。
チビが生まれたときは、イギリス製のピクニックバスケット。
これもムダに高い。
で、お誕生日とかのたびに、チビはプレゼントを貰うのです。
でっかくて喋るミッキーマウスとか絵本とか、洋服とか。
当時、彼は因島に住んでいたので、
「因島のお爺ちゃんからだよぉー」って説明してました。
だって、ほかに説明のしようがないでしょ(笑)
なぞと、彼のことを考えてたら、昨日、職場に奥さんから電話。
「また、届いたよ、○○さんから!」
そー言えば、お爺ちゃん、合格発表後にこんな電話をしてきました。
お爺ちゃん 「ブログ読んだよ。おめでとう。で、結局、何校通ったの?」
私 「おかげさまで全部通ったよ」
お爺ちゃん 「だから、何校なのさ?」
私 「???」
よーするに彼は、合格した学校分だけ、プレゼントを贈りたかったらしい。
で、やってきたのはコレ。
今度はそうめん。
無類の麺好きのチビは、さらにさらに大喜びである(笑)
机を埋め尽くす、麺、麺、麺…
いやあ、まったく…
彼は宗教上の理由でもあるのか、いまだに貞操を守っている。
もし、結婚でもしようものなら、
私は彼にどれほどのものを贈ればいいのだろうか。
ほどほどのない私は、それが怖い…
追伸
お爺ちゃん、いつもありがとう。
今度は、私にちょーだいね。
オバマにはいいからね。