先日、散歩道に隣接している公園内で、コナラのまだまだ成長途上
にある木に「絶対に許せない悪戯」を目にしてしまった。見た瞬間
は自然現象によって作られたものかと錯覚したほど木肌に違和感が
なかったからだ、暫く眺めていてこれは心無い者によって傷つけら
れたものだと確信した。
私にはちょうど左目にあたる部分から涙が流れている様に見えるか
らだ。木が泣いている様な気がして切なく、悲しい気持ちになった。
木を切り刻んだ者は絶対許せないし、公園内を歩いてほしくないと
思う。このコナラがドングリの実をつける頃になっても、木の痛み
は消えはしないだろうと思う。
四季折々に表情を変えて、私達を楽しませてくれる木々たちの贈り
物のお返しがこれかと思うと怒りを通り越して情けなくなってしま
った。
子供の頃に、学校はもとより親からうける折檻の殆どの理由は、公
共物へのいたずら、大衆の面前での迷惑行為、友達間での仲間はずし、
等であった。昔の先生も親も正当な理由で厳しく叱りながら忠告する
態度はてっていしていたものだ。涙ながらにもう二度としません、約
束しますと土下座したものだ。
意識してあの時の約束を守り続けた訳ではないが、良識ある市民とし
て現在あることを誇りに思いたいほどだ。
皆様はこの悪戯許せますか・・・??