迷える羊のメモ帳

こんな言葉 あんな花に癒されて生きる

メモ帳197ページ目 「高齢者講習」は厳しい      

2012-03-19 12:29:42 | 日記
かねてから予約しておいた運転免許更新の為の「高齢者講習」を受講した。

講師が説明する高齢者講習項目において、高齢者は若年者に比べて順応
が遅れてきますので・・「安全運転をしよう」と思っても身体機能や記憶力、
判断力が低下し、運転に必要な適切な判断、操作が出来なくなりますと前
置きした。

講習時間3時間内に行う検査項目の多さと生まれて初めて経験する検査に
緊張し心身ともに疲れ果ててしまった。

1.静止視力・動体視力・夜間視力については理屈では分かっているが、
 測定機の前に座ると、ボタンを押すタイミングが遅くなり、順応性の鈍
 さが分かった。また幻惑状態に陥った場合の回復までの秒数が長過ぎた。

2.視野測定 右眼視野角度、左眼視野角度を測り両眼視野角度を算出する。
 年齢と共に視野が狭くなり、危険の回避や操作が遅れる事につながった。

3.実車指導 退職後運転は数回しか行っておらず、自動車学校の狭いコース
 を走るのは至難の業、講師が指示する4課題、17項目が試される。
 何度も失敗を繰り返すも何とかクリアしたが冷や汗ものだった。

4.選択反応検査 アクセル、ブレーキ、無反応の検査であるが、モニターを
 見ながら飛び出す障害物を咄嗟に判断し、行動する。
 判断に時間がかかったり、無反応にブレーキを踏んだりと余裕の無い対応
 操作に終わった。

5.注意配分・複数作業検査 ハンドルを操作しながら、走行中に飛び出す
 障害物にブレーキを踏み走行する、ハンドルを切り過ぎて走行車線に戻れ
 ずパニック状態に陥った。
 
運転適性診断票が各自にわたされ、検査結果による総合判定が5段階の
評価値と安全運転に関する注意事項が表示してあった。

自分としては、運転する積りは毛頭ないが、人生最後の免許更新手続きが
でき、5年間有効の身分証明書が入手出来るのは実に有り難い。

コメント
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