そろそろ決断が迫られる時がきている。3日後に行われる参議院議員選挙
の投票日であるが、まったく興味がわかない。
おまけに前回の東京都議会議員選挙の投票用紙に変わる入場整理券は
封があけられる事なく引き出しに入ったままになっている。棄権したのである。
投票日前のゲバ票で、自民党が圧勝するとの巷の噂に意気消沈、期待感
が持てない選挙なんて無意味と完全に諦めてしまった。
しかし参議院議員選挙は、結果次第では日本の国会の二院制をも揺るがし
かねない大事になる気がする。ねじれ国会では、衆議院で与党が過半数の
議席を持ち、参議院では野党が過半数の議席を維持している状態では必要
な法案が通らない、決められない国会と言われてきた。
今や、飛ぶ鳥を落とす勢いの政権与党は、議員定数242の過半数をなんとし
てでも手にしたいのだ。
威勢が盛んな与党に比べ、野党は対立軸の争点があまりに貧弱すぎて議席
数が増える要素は見えてこない。
今回の予測では、自民、公明の合計獲得議席数は、136議席以上と見込んで
いる人も少なくない。参院でも過半数以上の結果が出ると、独断で公正を欠い
た判断でもまかり通ることになる。
特定の支持政党を持たない自分は、社会保障費削減、原発再稼動必要なし、
平和憲法と信じている改憲にはNOと言いたいが、先が見え隠れする高齢者で
はインパクトにかける、次世代を生きる有権者が率先して投票所に出向き特定
政党にゆだねる政治に歯止めをかけて欲しい。