毎年、四月の初め頃から駅前商店街の軒下でツバメ達が産卵し子育てを始めます。
ツバメが子育てを始めると、店先に新聞紙などを置いてヒナがいる事を教えてくれます。
フン害にご用心の意味もありますが、刺激せず静かに見守って欲しいの気持ちでしょう・
卵が孵化するまで約2週間、餌を欲しがって泣き出すまでヒナの数は分かりません。親鳥
は交代で餌を与え、雛は巣の中でじっと待ち続けます。
数日後、大きな声で親を呼ぶヒナは4羽確認しました。
暫く見ないうちにヒナ達はかなり大きくなっていました。この日は5羽見えました。
餌がたりているのか静かに親鳥の帰りを待っていました。胸毛がふわふわです。
そろそろ3週間過ぎ、梅雨を迎える頃になると、いよいよ巣立ちです。夏までにはすべて
の雛が巣立っていきます。しかし、直後は餌が上手に取れないことも多く、巣立ってから
1週間前後は親から餌をもらう鳥もいるそうです。
秋が近づき、9月~10月になると、ツバメたちは日本を離れます。九州、沖縄を経て海を
越え、南方へと渡っていきます。そこで冬を過ごし、次の春、再び日本にやってくるのです。
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