もう一度見返さないと判らない。
何が連続し動めいているのか説明し尽くせないが、タイトル・デザインのCGアートがとてつもなくCool。
オープニングだけで僕は終わってもいいと思った。
女性の身体と交わるスカルが黒のメカニズム、黒い液流体のダークなエロスとして炸裂する。
思うにこれはスウェーデンが唐突に生み出した暗鬱かつ健気な世界的ヒロイン=リスベット・サランデルの肉体と心理の黒々としたビジュアル化だろうか?
ここだけはトレント・レズナー+デビッド・フィンチャーのミュージック・ビデオの新作が紛れ込んだような意外性と恍惚がある。
「セブン」「ファイト・クラブ」「ソーシャルネットワーク」
何をとっても映像の妙を感じるのはボクだけかな?
小柄で活発な知力の持ち主、しかし、無残ともいえる過去と現在を神経を露出させて痛々しく生きるリスベットは今まであまりなかったヒロイン。
富豪の屋敷から40年前に消えた少女というミステリーの仕立て方に、特に新味があるわけではない。
この謎をジャーナリスト=ダニエル・クレイグとともに解いていく彼女の魅力がすべて。
ルーニー・マーラは惜しげもなく裸体を晒す。
白い肉体がきびきびと動き、その動きがドライなため、強制的で屈辱的な受け身のセックスもいやらしさがない。
いやらしいのは弱みにつけ込む身元保証人の肥満野郎だ。
でもボクは不必要なセックスシーンは否定派。
物語の中枢に関係なければ、そんなシーンは要らないのにとさえ思う。
男の監督ならでわの、男の欲、肉欲なのか...
劇中の肥満の身元引受人は「セブン」の<食欲>野郎を思い出させ、フィンチャーが自らの血のフィールドを確認したことを観客に知らせる。
こいつへのリスベットの逆襲がカッコイイ。
リスベットの台詞でこれまたカッコイイのが「殺してもいい?」だ。
どのシチュエーションで彼女がこの台詞を吐くかはお楽しみ。
何が連続し動めいているのか説明し尽くせないが、タイトル・デザインのCGアートがとてつもなくCool。
オープニングだけで僕は終わってもいいと思った。
女性の身体と交わるスカルが黒のメカニズム、黒い液流体のダークなエロスとして炸裂する。
思うにこれはスウェーデンが唐突に生み出した暗鬱かつ健気な世界的ヒロイン=リスベット・サランデルの肉体と心理の黒々としたビジュアル化だろうか?
ここだけはトレント・レズナー+デビッド・フィンチャーのミュージック・ビデオの新作が紛れ込んだような意外性と恍惚がある。
「セブン」「ファイト・クラブ」「ソーシャルネットワーク」
何をとっても映像の妙を感じるのはボクだけかな?
小柄で活発な知力の持ち主、しかし、無残ともいえる過去と現在を神経を露出させて痛々しく生きるリスベットは今まであまりなかったヒロイン。
富豪の屋敷から40年前に消えた少女というミステリーの仕立て方に、特に新味があるわけではない。
この謎をジャーナリスト=ダニエル・クレイグとともに解いていく彼女の魅力がすべて。
ルーニー・マーラは惜しげもなく裸体を晒す。
白い肉体がきびきびと動き、その動きがドライなため、強制的で屈辱的な受け身のセックスもいやらしさがない。
いやらしいのは弱みにつけ込む身元保証人の肥満野郎だ。
でもボクは不必要なセックスシーンは否定派。
物語の中枢に関係なければ、そんなシーンは要らないのにとさえ思う。
男の監督ならでわの、男の欲、肉欲なのか...
劇中の肥満の身元引受人は「セブン」の<食欲>野郎を思い出させ、フィンチャーが自らの血のフィールドを確認したことを観客に知らせる。
こいつへのリスベットの逆襲がカッコイイ。
リスベットの台詞でこれまたカッコイイのが「殺してもいい?」だ。
どのシチュエーションで彼女がこの台詞を吐くかはお楽しみ。