Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

ヴィーデルは四条烏丸の美容室です。フランス仕込みの技術 ナチュラルで優しく ふんわりとしたヘアスタイル

一命

2011-10-26 07:26:25 | 映画
もとは1958年に発表され、62年には仲代達矢主演の「切腹」として映画化もされた小説「異聞浪人記」。
江戸時代初頭、困窮した浪人が裕福な大名に押しかけて切腹を申し出ると面倒を避けたい屋敷側から金銭を与えられることを利用した「狂言切腹」が流行していた。

海老蔵の歌舞伎で培った所作を押し出すことによって表した現代時代劇。
「十三人の刺客」「忍たま乱太郎」の流行の監督、三池崇史。

この時代の形骸化する武士道に振り回される人の愚かさ、痛ましさを突く姿勢が太い背骨となり、武士の情けは何処へと、浪人の反撃が展開される。
回想と現在の入れ子構造による物語り。
緊密に研がれるモノクロ調の画像。
ズーム。
屋敷の中庭を軸にした時空。
既にシンプルに活劇を究められた幸福な映画の時代にはいない事実も、無視し難く迫ってくる。
時代の流れを踏まえると、時代劇がイベントとしてしか成立し得ない今、その不幸をいっそ壮大に究めることで挑発する三池時代劇の位置も改めて浮上してくる。
そこで身に染みた美しい所作をただただ放り出す海老蔵。
形で魂を射抜くその在り方。
結果的には疑問符?が出てきた。


ふろうえん

2011-10-25 07:27:28 | 町ネタ(京都編)
朝からモーニングの取材に出かけて。
次は映画を鑑賞。
そしてはるばるランチに。
場所は銀閣寺近く。
白川の今出川を東に入る。
小さな川が流れているのでそれを、南へ行ってすぐ。
和風なつくりの洋食レストラン。
ココは、何で知ったんだろう~
何回か来たけれど、休みが多かったような。
最近は、店の前まで来ても、ノリ気じゃなかったら、入らないんだけれども...
ノリ気、以上に腹がへったから、迷わず入った。

店内も座敷や小上がり、和風な感じです、昭和初期な感じ。
歴史がありそうです。

こうい言った処で必ずいただきたいのは「ハンバーグ」「カレーライス」「エビフライ」
悩みましたが、メニューに「盛りあわせ」見たいなものが。
期待をしてそれにしました。
出てきましたは「肉のソテー」「から揚げ」「エビフライ」
副菜に「生麩のおひたし」「うなぎの酢の物」「椀物」「ポテサラ」「ホタテ」
いや~なにをとってもうまかったです。
ちょっと贅沢な価格のランチでした。
値段は¥1600なり。
単品ならもう少し安いですね。
夜も来てみたいな~








銀閣寺の帰りしなにゼヒゼヒ


ゴゴ

2011-10-24 07:15:55 | 町ネタ(京都編)
行ったのは「モーニング」で。
場所は今出川川端東入。
朝食を食べても店の名前は「ゴゴ」

店内に取材の新聞記事があった。
現在の店主は前の店主が高齢のために引き継がれたみたいだ。
その前の店主も、辞めるからやってみないかと誘われたらしい。








店内はレトロな雰囲気です。
お客さんも老人が多かった。
歴史、歩み、引き継げるものは変に意識して変革しなくても、そのままでも良いんだね。
店の雰囲気から愛情を感じた店だったな~



声 スティーブ・ジョブズ

2011-10-23 07:37:19 | インポート
Here's to the crazy ones.

The misfits.
The rebels.
The troublemakers.
The round pegs in the square holes.
The ones who see things differently.

They're not fond of rules.
And they have no respect for the status quo.

You can quote them, disagree with them, glorify or vilify them.
About the only thing you cant do is ignore them.
Because they change things.

They push the human race forward.
Maybe they have to be crazy.

While some see them as the crazy ones,
we see genius.

Because the people who are crazy enough to think
they can change the world, are the ones who do.



クレージーな人たちがいる。

反逆者。
厄介者。
トラブルメーカー。
社会に不適合だと言われる人。
そして、物事をまるで違う目で見る人たち。

彼らは規則に縛られない。
いまのままでいいなんてちっとも思っちゃいない。

彼らの言葉に心をうたれる人がいる。
反対する人も、賞賛する人も、けなす人もいる。
でも、彼らを無視することは、誰にも出来ない。
なぜなら、彼らは物事を変えたからだ。

彼らは人間を前進させた。
時にはクレージーと言われることがあっても、

僕たちは彼らを天才だと思う。

自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、
本当に世界を変えていくのだから。

追記をもうひとつ。

それは、特別の人のためではない、誰にでも出来る「 i 」の教えだと思っています。

internet :インターネット
individual :個人の、独特の
instruct :教える
inform :情報を提供する
inspire :元気・ひらめきを与える

「 i 」の意


エンディング・ノート

2011-10-22 07:10:47 | 映画
高度経済成長期の日本を背負ってきた会社ひと筋の熱血サラリーマンだった主人公は、第2の人生を楽しく迎えようと思った矢先、末期がんと宣告される。
普通ならショックでふさぎこむ。
しかし熱血サラリーマンだった彼の人と違うところはここから始まった。
彼は、エンディングノートなる「死ぬまでにやらなければいけないTO DOリスト」を書いて実行することを人生最後の大仕事に定める。
段取りの良さで会社の要職まで駆け上がった彼は、この期に及んでも自分の人生の最終章まで段取ろうと試みるわけだ。
本作は、そんな戦後日本の申し子のような主人公の最期の日々を、彼の末娘である砂田麻美監督が丹念に記録した奇跡的なドキュメンタリーである。
ビデオカメラに映し出されるのは、生々しく壮絶ながん闘病記などではなく、持ち前の明るさで飄々と生きる「段取り男・砂田氏」のユーモラスな日常だ。
劇中では丁寧語が使われる主人公の内面の「声」(監督自身が担当)も、深刻ぶらず内省的でも思索的でもなく、主人公の家族に対する着飾らない素直な告白になっていて、えもいわれぬ笑いと哀感を誘っている。
撮る側と撮られる側の双方に情愛の念も感じられ、リラックスモードの被写体がいい。
それは、本作の監督が「娘」としてずっと観察してきたありのままの父親の姿なのかもしれない。
その主人公、ほぼ全編で快活な笑顔を爆発させているので、悲しさよりも先に楽しさが湧き上がる。
笑う門には福来たる、だ。
砂田家の「家族アルバム」の様相を呈する映画は、一家の大黒柱である主人公に笑顔があるからこそ救いがあり、微笑ましく、観ているわれわれまでを勇気づけ幸福感で満たしてくれる。
それは確かに何の変哲もない無名氏の笑顔だが、生の輝きとしてフィルムへ永遠に定着された、実に感動的な奇跡の笑顔なのだ。
誰にでも平等にやってくる「死」
運命によって、遅かれ早かれはあるかもしれない。
何か「死」に直面したとき、人の考えは代わるのかもしれない。
しかし悪く言えば、それは死に直面する前からも、感じて居なければいけなかった事かもしれない。
内面の「弱気」だろう。
ただ、これも「死」なんだろうと、素直に受け止められる。
妻の一言「あなたと一緒に行きたい」
素直に心が打たれた......